プロフィール

工藤

その他

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2025/6 >>

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

検索

:

アーカイブ

さらに表示

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:124
  • 昨日のアクセス:267
  • 総アクセス数:4624601

フィッシングトリップ14夏その5

  • ジャンル:釣行記
 
島の夜は、どこへ行っても星が美しい。
 
3bmta3bnmg94p9rtdr32_480_480-c62308b3.jpg
 
根魚ゲーム、今回はちょっとコンディションが悪かったみたいだけど、なんだかんだでなんか釣れるのが凄い(笑)
 
つうか、釣りはソコソコで、堤防の上で世間話し。
途中でペンキさんの弟子さんがコーヒーを持って来てくれた。
 
時計の針が天辺を回り解散。
明日は帰る日。
 
そ~と部屋へ戻り、即寝したのだがあっという間に朝が来た。
眠い目を擦りながら、待望の納豆ゴハン。
 
部屋へ戻ってもう人眠りし、チェックアウト。
 
本当にいい宿でした。
ありがとうございました。
 
宿を出て、どうしても行きたかった場所へ。
 
nhtrv6cm3wjkkdojiu2n_480_480-176dcdba.jpg
 
佐渡と言えばトキ。
残念ながら、佐渡における野性生まれのトキは、すでに存在しない。
それでも島の人たちは、この鳥を保護し繁殖への道を諦めない。
 
そして、このトキの保護こそが、佐渡ヶ島の豊かな海を作り出している気がしてならない。
 
a6ie6pdro6v9vf9umkot_480_480-3d45721f.jpg

これは、放鳥されたトキの再発見エリアのMAP。
 
今回のフィッシングトリップの冒頭で、島の真ん中に平野があると書いたのだが、当然そこは島の人口が密集するエリア。
他に人がいるエリアは海岸線の港周りであり、あとはかなり標高がある山に囲まれている。
 
再発見の赤いマーキングは、ほとんどが平野部に集中している。

人がいるから良く見つかるとも言えるが、トキほどの警戒心の強い鳥がなぜそんなに人里に近いところへ現れるのか。
それは、町のすぐ横に広大な米作地が広がるからなのだ。
 
kva7mb7hsg93tzkijj3a_480_480-51a97c66.jpg

トキはその田んぼのドジョウが大好き。
だから農薬や化学肥料の使用に対し、かなりの制限が掛かっている。
去年取材できた時は、その用水路にちゃんとメダカがいるくらい、水が生きていた。
(ちなみに、シーバスでドジョウパターンを聞いたのは、後にも先にも佐渡だけだw)
 
h2ect4iy5ekofet7b4m7_480_480-b7e04970.jpg
 
現在、佐渡ヶ島は、世界農業遺産へ登録されている。
トキと里山の関係が、この島の農業の強みとして存在し、結果産業として農業が成り立っている。

 
佐渡の景色としてもっとも印象的な、島の随所に広がる美しい田んぼ。
 iwwrm97cccru6ypp8mp9_480_480-5753133e.jpg
海沿いの僅かな平地にも、管理された荒れてない田んぼがある。

田んぼは、保水率が抜群に良い。
島に降った雨は、この広大な田んぼで保水され、たっぷりと養分を含んで海へ運ばれる。

農薬や化学肥料の使われていない、健全な水。
 
トキの保護から始まるこれらのサイクル。

黒鯛、鱸はもちろん、貝や海草、全ての海の生物層へ影響を与えていく。
 
そこへ住む人間が作り上げた文化。

87bozg3uwumg88e3yf6f_480_480-71be38c7.jpg
 
そんなことを考えてると、この島に身を埋めたくなる。
 
が、そうも行かない。
今日は帰る日。
 
唯一車で走ってない島の南西部を流して、帰りのフェリー乗り場である小木の港を目指す。
この道も凄まじく何も店が無い道。
 
でもそれで良いかもしれない。
 
小木に出て、ついに佐渡ヶ島一周を果たした。
 
船は17時過ぎなので、それまで宿根木の港で遊ぶ。
 
jeky6ib4xyt3i2suf8en_480_480-769eebf7.jpg
 
フグを大量に捕まえる技を発見したが、冷静に考えると誰も喜んでくれないのねw

水が悪くなって、慌てて全部を逃がす。
 
小木へ戻り、やっとビール。
 
trwg5vz3ij3ebkat2a34_480_480-f2e262cf.jpg
 
乗船の少し前に、今回の旅のアテンドをしてくれた、池田さんが見送りに来てくれた。
 
opyvo2h6miif7dryey9u_480_480-7accdf8a.jpg
 
今はひたすら、この島のシーバスを追いかけたいという彼。
素晴らしい釣果と時間を得る事だと思う。
 
釣りは、自然と向き合って、自由に、楽しく。
 
8srahpit5t38icg7t6r7_480_480-fc863ba0.jpg
 
佐渡の皆様、今回も本当にありがとうございました!
またお会いできる日を楽しみにしています。
 
 
オマケ
 
645b8bw3ajf6ptfe9wpa_480_480-56cb1891.jpg
 
出港前にボイルしてましたw

旅の帰りではよくあることです(笑)


■ タックルデータ

磯の黒鯛 
ロッド ツララ スタッカート89
リール ダイワ セルテート
ライン DUEL PE1.5号
ルアー KET タピオス
ウェストバック&セイフティー アングラーズデザイン
フィッシュグリップ SOM

堤防の根魚
ロッド ツララ グルービー702
リール シマノ ステラ3000
ライン フロロ5lb
ネタ ホッグ系をライトテキサス
ウェストバック&セイフティー アングラーズデザイン
フィッシュグリップ SOM



 

コメントを見る