【ターニングポイント２】グローブは大事

今回は一つ大事なアイテム、グローブの話し。

冬のアイテムでは非常に大事なグローブなのですが、メーカー各社から様々なタイプがリリースされています。
そして、素材の進化によって最もレベルアップしたジャンルとも言えます。

アングラーズデザインからも、いくつものグローブがありますが、今回紹介するのはアナトミカルタイタニュームグローブ。

グローブに求める機能は、人によって（フィールドによって）様々な違いがあります。

そして、すべてを完全に満足する製品は存在しません。
これは言い切っちゃう。

なぜならば、それぞれが相反する方向性の物だからです。

ざっと一般的なグローブに求める機能を並べてみます。

・　保温性
・　フィット感
・　対殺傷能力（保護性能）
・　耐久性（価格を含む）
・　対皮低インパクト性（感度）
・　速乾性
・　デザイン　
です。

素材進化がもたらしたのは、全ての機能のレベルアップですが、「涼しくて暖かい」なんてものはできません。
ただ、カバーできる幅は間違いなく広がりました。

昔はどれも「帯に短したすきに長し」というか、何かに合わせると何かに使いにくいなぁ・・・って感じでしたが、最近は一つで二役をカバーできます。
正直、タイタニューム系のグローブの保温性と速乾性によって、薄くても温かい事から、東京湾ではネオプレーンのグローブの出番がかなり減りました。

干潟や磯を問わず、超極寒期の釣りはしないというなら、秋～春までの需要期は今回のアナトミカルタイタニュームグローブが通しで使えます。
で、真夏の磯は、ジギング用のライトグローブが快適でお勧め。

あとは、指在りだの無しだの・・・の問題ですが、このグローブとモリケンスピードバイトのスナップの組み合わせなら、ルアー交換の際にいちいちグローブを外さなくても可能でした。

モリケンスピードバイト

これはけっこう大きなメリットです。
特にウェーディングや磯は、濡れたグローブをもう一度つけるのはかなりの苦痛なので。

さて、今回のグローブ、実はアングラーズデザインからはおなじデザイン・素材のもので2種類がリリースされています。
違いは、指の部分にプロテクト用で一枚厚みが増しているかどうかです。

アナトミカルタイタニューム3プロテクト

これはPEラインによる擦れで、指の腹の部分の繊維が無くなってしまうのを防ぐためです。

私はプロテクト無しの物を選びました。
理由は、近年の細糸の釣りに合わせたためです。
確かに指の腹部分はすれて無くなるのは悲しいですが、それ以上に細糸のキャスト時のストレスが嫌だったという事で。
いっつもPE2号以上なら、間違いなくプロテクト付きを選びましたが、普段のシーバス釣りではPE0.8～1.2号、磯も最近はPE1.5号を導入していることもあり、フィーリング重視の選択です。

まぁ、慣れもあると思うんですけどね。
好き好きの部分かもしれません。

そうそう、しっかりと試着してのご購入をお勧めいたします。
当たり前ですが、サイズが合わないと台無しです。

個人的にコツは、ぶかぶか選ぶぐらいなら「きも～ちきつめの方がまし」です。
もちろん、指の根元に水かきができるようではダメですが、伸びる素材という事もあり、多少きつめで使いながら指の形になじませる方が、使用時のフィット感は良く感じます。

これから寒さを増していくに従って、磯も干潟もハイシーズンを迎えます。
ぜひご自分の手にあった、グローブを新調してみてはいかがでしょうか？

アングラーズデザイン
http://www.a-design.co.jp