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▼ 柏の店
- ジャンル:日記/一般
朝っぱらから事務所の電話がなる
8:30の始業時間を狙って掛かってくる電話に、ろくな事が無いのは重々承知
良くしてくれている客先受け入れ検査の班長が、開口一番で「不幸の電話ですw」と言った
2人も3人も出すような話ではないので、私が一人で対応する事にして埼玉を出発
2時間後に客先工場に入り、検査さんへ不具合の説明やらなんやらしていたら、あっという間に他の部署の人たちが来て他の打ち合わせが乱入
「僕は品証なので、それはうちの営業に話してください」と心の中で叫びつつも、もちろんそんな事を言えずに案件をこなす
帰りぎわ、客先生産管理の人に、「工藤さん、営業みたいですね」と・・・
しょうがない
もう、そういう星の下に生まれたと、あきらめます(涙)
大きな問題にもならず、無事午後に工場をでた
良い仕事をしたら、お腹がすいた
おや、 良い匂い
フラフラ~と導かれたその店は、横浜系トンコツだろうか
う~ん、トンコツはやっぱり博多の細面じゃないとイマイチなぁ・・・
近くに何か、他の店は無いものかと、のけぞりながら視線を左右へずらすと
なんか怪しげな看板を発見

寿司屋じゃないのは間違いない
そのドアを開けると、たぶん雑居ビルの2階へ進む階段があるだろう事は、容易に想像がつく
スズキの写真が随所に張られた狭い階段を恐るおそる登ると、ソコには小さくも小奇麗なルアーショップがあった
ガラスの扉を開け、中へ
レジが置いてあるカウンターには、店員らしき男が・・・
なぜか頭に蓮田PA名物のアンパンを乗せて気絶している
もし・・・
大丈夫ですか?
私の声に気が付き、男は顔を上げた
そして私は、一度みたら忘れないその顔の記憶が、はっきりと蘇ってきた。
私の記憶が正しければ、その男、MARさんと言う
釣りが好きで、世話焼きで、ついでに言うならちょっとカレーのCMがに合うかもしれない
たしか数度、一緒に湾奥の干潟でウェーディングをした
あの時も、初めてウェーディングをすると言っていた釣り人を、自然にその釣り人が釣れるポイントへ入るように気使いながら丁寧にエスコートしていた
ゲストの釣り人が無事にランディングしたときに見せた笑顔が、とても印象的だったので覚えていたのだと思う
その男が私に気がついたかどうかは解らないが、とりあえず生きてるようなのでホッとし、せっかく来た初めてのルアーショップを堪能させてもらうことにした
決して量販店のような数は無いけど、逆に絞り込まれた品揃えから店主の色が良く見える
あ、これは上辺だけではなく、釣りをしっかりやっている人の品揃えだなと
後ろをふりかえると
さきほど頭に乗せていたアンパンをかじる姿が見える
あの様子は、おそらく昨晩もあのシャローに繰り出していたのだろう
今のシーズンは数こそ出ないが、良いサイズのスズキが釣れる
アンパンは、食事と言うものではなく、燃料と言う位置づけに違いない
この時期をハイシーズンと設定し、そういう釣りをしている人の視点は十分理解しているつもりだし、私にもそういう記憶が在る
1ozタングステンシンカーをトラウトロッドで扱うように体が重たくなる
しかしそれは、積み重ねる釣りの楽しさを得てる代償ともいえる
その男にばれないように、一回りして品揃えを確認し、ちょうど欲しかった物があったのでレジへ行き、下を向いたまま早々に会計を済ませた
その男は、オヤ?という感じで、私の顔を覗き込んだが、私は顔を背けて足早に店をでようとした
たぶん、何時も心待ちにしていたあの「釣れない釣り」を最近できていない自分の後ろめたさが、そういう態度として現れたのだと思う
ドアを閉め、でもなんとなく、気がついてくれたかが気になり、そ~っと振り返ると・・・
あ!っという顔
やべぇ!
バレた!!
にげろ~!!!
その男の正体
- 2012年2月13日
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凄いっすよね。
独立ですもの。
僕は一生、会社と嫁に首輪を付けられたまま
終わります。
怖いのは、その首輪を外された時かも。
いおた
千葉県