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シャローの原点回帰

  • ジャンル:style-攻略法
ニッチ(マイナー)なのか、メジャーなのか。
ものすごく悩んでいるのは事実。
 
どちらも楽しむ事が出来るのは解っています。
そしてどちらでも、やがて苦悩が訪れる。
だから、その苦悩が大きい道を選べば、より多くの楽しみに会えるのかもしれません。
 
必要なのはホンの少しの勇気です。
 
そんなタイミングですが、来週は短い旅に出る予定です。
秋の湾奥シャローハイシーズンがすぐそこまで来ているので、その前にやっておきたい事が幾つか。
そして10月上旬も。
 
一ヶ月以内の南国(なんごく)と北国(きたぐに)。
それは素晴らしい四季折々の自然を堪能する為の、一つの仕掛けでもあるのです。
日本中に散りばめられている、「裏ハイシーズン」という魅惑。
 
まぁ、行けば獲れる訳ではないのですが、その場所に行って空気を感じたいと思ってます。
(こういう事を事前に漏らすって時は釣る気満々な時であり、その多くが失敗に終わるw)
 
東京湾奥シャローのハイシーズンは、過去の事例から見ると9月の後半の潮からスタートです。
が、年によっては「裏ハイシーズン」があるのです。
 
だれもまだ目をつけてないハイシーズン。
それは「まだ始まってない」と「もう終わった」とみんなが言い出すときです。
 
もちろん普通にやっても、みんなと一緒であんまり釣れませんが、実は潮のタイミングをずらす事でステキな事が起きたりします。
 
私が一番好きなのは、このタイミングの釣り。
なんせ、釣り人が減る(笑)
「数は難しいけど、出ればデカイ」とか言いますよね。
実際にわたしもそう言ってた時期もありました(恥)
 
さて、冒頭のニッチとメジャーの悩みとは、実はこの件なのです。
 
ここ数年、正直言って「下げに同調して前に出れば、比較的簡単に釣れるシャローの釣り」に飽きていた所がありました。
 
シーズンインした大潮で湾奥の河口や干潟のそういうメジャーな場所に行けば、実は誰でも釣れる魚が多くいます。
 
それこそ真正面に適当にキャストしながら、腰潮位をキープするペースで下げにあわせて前進すれば、たいした難しいテクも要らずに誰でも釣れる釣りです。
よく私も「スリットがどうの」「地形変化がどうの」「カレントがどうの」とウンチクを語りますが、現在のメジャーポイントは勝手にその条件がありますので、前にゆっくり進むだけである程度は釣果が出てきます。
 
ルアーは何でも良いんじゃないかと。
だって、下げですから。
 
今売れるシャロー系ルアーは、実はこの下げにあわせたルアーが多いですよね。
クロス~ダウンの釣りで、ちょうど良くアクションが出るルアー。
いっぱい出てるけど、「シャローで!」の文言がパッケージにあるルアーなら、そんなに間違ってないと思います。
 
そして気がつくと、なぜかタックルケースの中がリップレスミノーとシンペンに占領されるのです(笑)
まぁ、それはそれで良いのですが、何気に魚もちょっと飽きてきてる気配が。
 
特に人の多い下げの釣り。
 
釣り方も飽きて、ルアーに魚が飽きて、こりゃぁどうしたもんかなぁ・・・
と思い、簡単に出ない場所の釣りとか、上げの釣りとか、人が居ない場所の釣りに目が行ってました。
 
そうすると、今までに「これ、あんまり使えない」と思っていたルアーが、突如輝きだしたのです。
 
で、去年から私が目を付けていたのは、何気にシャローレンジに特化したリップ付きミノーでした。
コレならば、ダウンもアップも「アングラーがコントロールしてアクションを演出できる」のではないかと。
 
多くのリップレスには無い、「暴れにくく棒にもなりにくい」という特性。
 
で、10月にナバロン125スリムを導入。
仲間に、「これ、超ステキ♪♪♪」と言ったら、「えぇ~!?工藤さん、半年前はボロクソに言ってましたよ・・・」って(笑)
 
その後も色んなリップ付を試して、やはりリップレスとは何かが違うのです。
 
やってて気がついたのが、気持ち周りよりも勝負が早いことでした。
最初の一本をとることが多い。
 
ただ、全てのルアーが良かったのか?と思うと、そうでもないのです。
構造的に水受け面は小さくなるリップ付きルアーなのですから、そのアクションは別にコレでやら無くても良いや・・・みたいな(笑)
 
そんな遊びをして(でも後半は割り箸)気がつくと、じつは普通のメジャーシャローにも「ただ前に出るだけでは釣れない魚が、ゴッチャりと居る」ことを知りました。
わっはっは。
未熟だな(笑)
 
 
さて、今年の話し。
久し振りに、ちゃんと釣果を求めてみようかと。
 
今までの調査目的の釣行ばっかりじゃなく、釣れるのは解ってるけど釣る釣り。
2年ほど、解っているから控えていた場所も、今年は積極的に行こうかな。
 
少し「釣果を求めるだけの釣り」から離れすぎてきたので、今年は改めてメジャーシャローにも顔を出します。
数年で得た新しい自分を引っさげての、原点回帰ですね。
そうすれば、きっとまた面白い釣りも見えてくるんじゃないかと。

 
フィールドでお会いした際には、よろしくお願いいたします♪
今日は脚立じゃないんですか?とか言わないでね(笑)


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現在、的は「期間」「エリア」「賞品」などのあっちコッチで出てる不満に関して♪

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