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2017フィッシングトリップ長崎 6

  • ジャンル:釣行記
その1は→ http://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcv9xxaemv

結果的に、メーター狙いの三時間勝負は空振りに終わった。
 
急いで向かった一か所目は干潮前後のポイントらしく、岸際に広がる藻場の先に立たなくては釣りが成立しない。
着いた時はすでに上げが効き始めていたので、実際に釣りができたのは数キャストだけになっってしまった。
あぁ、なるほど、急いでいたのはこれが理由か。
 
そこから横へ展開して、今回初の河口がらみのようなサーフへ行くと、先行していたアングラーからコノシロが引っかかったと情報をもらった。
 
そうか、コノシロか・・・
じゃぁ、それほど間違ったことはやっていないな。
 
ボトムレンジに合わせ、ペニーサックのMOKKAと初代を使い分けていた。
が、何も反応はない。
 
やっていることは合っているけど魚が居ないのか。
魚は居るけど、やっていることがズレているのか。
 
そこの見極めには、何かしらのよりどころが欲しくはなる。
ただ、ルアーのボリュームを弱くして魚の反応を取ろうとすると、途端に小さいスズキが食ってくる可能性が上がるので、「メーターを狙いたい」という明確な意志からは逃げないように耐え続けた。
 
そこにコノシロ情報はありがたいが、残念ながら無反応で朝を迎えた。
 
f3xmvhxdidr29jz2reup_480_480-14b00e89.jpg投げたおしてダメなら、諦めもつくね

6:30にホテルへ帰着。
泥のように眠る。
 
翌朝(昼)はタケさんからの電話で目覚める。
明日の早朝(日の出前)には島原を立つので、この有明海に挑むのは今夜が最後になる。
そして、その中心に持ってきたのは、昨晩「間に合わなかった」という激流ポイントにした。
 
昨日のタイミングで間に合わなかったので、1時間前倒しでそこに立つスケジュールを組み立てる。
昨晩は足早に多くのポイントを見ることができたこともあり、かなり南と北の違いも理解できて来た。
 
ランチで人気の肉を食べに行ったらあまりにも高すぎるコースしかなく、安いうどん(というか安すぎる。山田うどんの半分ぐらいか?)を食べて、夕マズメ前の上げ(満潮前)に一か所目のポイントへ入った。
 
昨晩魚の反応が最もよかった馬瀬の隣のシャローフラット。
 
最干潮からの上げ。
この手の釣りは、前に出るだけでてしまった方が速い。
 
3mvz9et85iagns8jnsyk_480_480-3157414c.jpg
 
ツカサさんの案内でタケさんはセンターへ入ったので、その間にあっちこっちを散歩してみた。
結果、二人が入った場所がベスト(笑)
 
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少し離れた位置の横に入らせてもらって、少し頑張って胸まで入る。
たまに入るウネリはジャンプでかわし、風の切れるタイミングを読んでキャスト。
 
これは食うかな・・・という雰囲気が出た。
 
8cxjfututnewtrb4bywi_480_480-831e869f.jpg
 
バボラ、いい仕事してくれました♪
初めての地へきて、しっかりと結果に結び付けてくれるという事は大事。
 
その後も数匹を掛ける。
 
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群れが通過しきった感が出たので、移動することになった。
 
 
休憩を挟んで向かったのは、防潮堤沿いのなだらかな斜面のディープウェーディング。
これは水位があればシャローフラットだけど、下げれば一瞬にして干上がる場所か。
水質はクリア。
あげの本流筋の場所と、離れた場所にある岬にあたった水が反転流になっている場所があり、かなり際どい水深だけど反転流の終わり際を狙って一人で進んでいった。
GOZZO15で反応がないのでバボラを入れて、50cmほどのを2本釣ったところでポイント移動。
 
この状況は、昨晩と変わらないようなイメージ。
 
次に入ったのは、満潮からの落としで昨晩も入った場所。
昨日は二手に分かれたやった結果、タケさん側でユウスケ君に3バイトあったと言っていたことから、今日はみんなでそちら側へ入る。
 
瀬の上を流れる水は、海だけど川のように澄んでいる。
「この辺りまでです」という位置から、正面を左から右へ流れる筋へアップクロスで入れて流し込む釣り。
雰囲気はある。
タケさんと一緒にしばらくやるも反応なく、ユウスケ君もキャストを始めるが、返ってくるものがない。
 
この手の場所、経験では回数をこなしてもよくなることは少ない。
最初の数キャストか、間を切って入れなおすのが得策だけど、この状況ではもう厳しいと思われるので時間的安全を取って次の場所へ行くことになった。
なんせ、その次の場所は、タケさんの本命のポイントでもある、あの激流ポイントなので。
 
ユウスケ君はそのまま少し残って、「その先の結果を確認する」ことに。
 
ツカサさんと3人、車で少し大きく移動して到着。
 
タイミングはベストだとか。
確かに昨晩とは違い瀬の上を水が走っていて、水位があったらかなり渡るのは難しいかも知れない。
ただ、ハイタイドで行っても、瀬の上を水が越えてしまえばその先の先端部に水はまとまらないだろうから、おそらくものすごく狭い感覚のタイミングがあるのかもしれないなと思った。
 
タケさんが入りたい場所に入った後に、少し離れて下手に入った。
 
目の前にヨレがいくつかあるところを見ると、水中に大きな岩が点在しているのが判る。
タケさんとツカサさんがキャストを繰り返すのを見届け、ラインがクロスしない位置を見極めてからペニーサックをキャスト。
まだ水面に顔を出さない岩を交わす為に、Mokkaを選んだのは正解だったようだ。
 
数回の流しで、ひったくるようなバイト!
グリップから伝わった感覚は、かなり大きいサイズの確信が持てるバイト。
 
だけど、乗せきることができなかった。
この釣り、瀬戸内の島の間を流れる海峡でやった釣りと同じか。
 
流れの外れたところで再びバイトがあるも、またしても乗らない。
しかも、サイズ感は落ちた。
 
三度目の正直で乗ったけど、一瞬顔を出したのは40cmクラスのスズキで、流れにこいのぼりになってあっけなくバレた。
 
そして岩が顔を出し、急激に流れは弱まって魚が離れたのが判った。
じゃは、流れのその先か・・・と思い、横にずれて行って追いかけてみるけど、反応を取ることはできない。
仕方なくルアーサイズを落としてみるも、次の場所へ行くことになってポイントを後にした。
 
今思うのは、この「終わったタイミング」で弱まった本流に粘ったらどうだったかなと。
瀬戸内もそうだったけど、激流で釣れはするけど本当にバイトを拾えるのはその流れから弾かれた位置だった。
という事は、潮位が下がって全体の流れが消えた中、唯一流れているその「スズキに丁度良い強さ」の筋は、もう一度魚を呼び込む気がする。
 
まぁ、なかなか行けないアングラーの、勝手な想像だけどね(笑)
 
潮位に合わせたランガンも、次が最後になった。
3日の遠征なんてあっという間。
 
昨晩良かった馬瀬に入り、パラパラと増えた地元アングラーさんたちと一緒にキャストをして、全員でノーバイトを食らう。
何だったの、昨晩のラッシュは(笑)
 
まぁ、ヨカヨカ(笑)
 
 
今回の長崎、本当に地元の皆さんにお世話になった。
スタートからエンドまで、すべてのポイントを案内してもらっての釣り。
 
かれらが長い時間をかけて築き上げたポイント、そしてタイミング。
もっと言ってしまえば、貴重なハイシーズンの釣りの時間までも私たちへ提供してくれ、一緒に悩み笑いながらの素敵な時間を過ごさせてくれた。
 
「ありがとう」なんて簡単な言葉だけでは言い表せないと思うけど、本当にありがとうございました(笑)
 
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「懲りずに、また遊びに来てください」というありがたい言葉は、「また挑戦させてください」と言う言葉で返させてもらった。
 
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飛び立った飛行機から有明海を見て頭をよぎったのは、誰かが言った「メーターに一番近い海」と言う言葉。

あの激流裏のワンバイトを想い出に、次回の釣りを楽しみにして一度扉を閉めておく。
 

最後になりましたが、一緒に行ったタケさん、快く長崎入りを承諾してくれた村岡さん、ありがとうございました♪
 
おしまい



■タックルデータ
ロッド Tulala グリッサンド90
リール シマノ 4000XG
ライン PE1.5号
リーダー 25lb

ロッド Tulala ハーモニクス11f
リール シマノ 4000XG
ライン PE2号
リーダー 30LB

ルアー 
ペニーサック Mokka・初代・タングス10
GOZZO 15・12
バボラ S

ウェアー
ウェーディング一式 アングラーズデザイン

ランディングツール
スタジオオーシャンマーク

【忘備録】
釣行日 2月前半の大潮 満月
潮色に合わせてのカラーチョイスと速度
ソリッドチャート&パール
ピンクバック
ゴールド系

防寒着必須
グローブは5フィンガー

あ、そうそう、これを一つだけ言わせてくれ。

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どこ行っても朝定に納豆がないのって、ちょっとどうかと思う。
それ以外は、長崎ホント良いところです♪
 

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