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届かなかったけど満足

  • ジャンル:凄腕参戦記
先日書いた干潟攻略のヒント。
色々とご意見も戴きました♪
あれは、ある意味では自分に向かって書いた事でもあるのです。
 
文章は客観的に自分を見直す事に長けたツールです。。。
私の意思は揺らいでないか。
本当にそこに在るチャンスを狙う資格は在るのだろうか。
 
昨晩は今年のピークには数日早い夜でしたが、48時間前から潮位偏差を視野に入れ、検討を開始しました。
 
潮位差は望むそれには届かないのですが、全体的にエリアの水位が高かった事から、単発で狙える可能性を示唆していました。
 
そうそう毎日フィールドに立てる環境ではない今の私の生活から、はたしてこの夜に行くことに大きなメリットが在るのだろうか。
もっと良い夜が在るのではないか?
 
タイドグラフと風の予報を知らせるページを、何十回と行き来しながら出した結論は、「フィールドに立たない事には始まらない」と言うシンプルなものでした。
後押ししたのは北北西から吹く、やや強い風。
 
干潮が21時過ぎなので、たぶん一本の下げ筋が残る時間には入れるはず。
風の向きは、その発生した筋が「在る地形変化」に向かって走る可能性を思わせます。
 
明日の夜、そのシャローは砂漠ではない。
厳密に言えば、「そうあってほしい」という願いですが。
 
翌、19:00に友人をピックアップ。
フィールドには20:30には立てました。
 
予想通り、水位は保ちつつも、薄く流れは残っています。
2人の立ち位置を調節しながら、シャローに入りました。
 
ブレイクエッジに居た先行者は、その深々とした航路に背を向け、帰り支度をして居るようです。
今日の水位で、さらに潮止まりでは、おそらく水深を保つ航路はすでに流れは止まってしまっています。
 
しかし、そこから少し離れたこの場所は、まるでタオルを絞りきる様に最後の一滴の流れを生んでいました。
 
風を背負う形で、ダウンにキャスト。
シャローの瀬上に着水させ、リトリーブしながら僅かな流れにルアーを落としていきます。
ルアーは、西から大量に入ってくる予定のエイを避ける為に、グースにしました。
 
すぐにバイト!
 
しかし上がってきたのは60cmソコソコのスズキ。
凄腕的には入れ替えが出来る魚でしたが、ネットキャッチからストリンガーキープ、そして次のキャストをするまでの時間が惜しい為、リーダーを掴みながらペンチリリース。
今夜狙っている魚には届かない。
 
すぐに次のキャストへ移りました。
しかし、ここからどんどんサイズが落ち、友人が20cmを掛けたのを見て、移動する事にしました。
 
次はその流れが航路に落ちるギリギリのライン。
キャストしたルアーへ掛かるテンションで気が付きました。
たった数分前に攻めていた流れが、僅かに移動して居た事に。
あと5分なのか、10分なのかは解りませんが、今夜の下げはこの流れで終わります。
 
ほんの少し立ち位置を戻し、またダウンで狙える位置へ。
数キャストして思ったのは、ややブレイクショルダーへ流されすぎる傾向がある事。
という事は、水位を確保できると読み、ルアーをごっつぁんミノーへ変更。
 
そのファーストキャストでヒット。
遠くに見える青白い水しぶきが、ソコソコのサイズであることを知らせました。
しかし、寄せのトラクションで、狙ってるやつではない事はすぐに解ります。
 
友人の「大事にね♪」の一言で、集中力を取り戻してネットイン。
 
数分後にはその友人も同じサイズをヒットさせ、無事にキャッチ。
もちろん言いましたよ。
「それ、大事にね~♪」と。
えぇ、プレッシャーの掛け合いです(笑)
 
やがて反応がなくなり、本当の潮止まりとなりました。
ついさっきまでやっていた場所からは、ほんの僅かの距離。
しかし、コレこそが干潟でデカイのを狙う、私の楽しみかた。
 
ウェーディング潮位ギリギリの上げで、1本マトモサイズがヒットしましたが、残念ながらフックオフ。
この先の時間は、人間は存在できないので強制終了です。
 
まだまだ、開拓の余地はあります。
 
狙っていたサイズには届かなかったとはいえ、とても満足の出来る釣行でした。
はたしてこれが潮位差が200cmになると、流れの向きはどう変わるのか。
 
強くなった風が生み出す波にシブかれながら、次のチャンスでやるべき事を考えて帰路に着きました。
 
 
で、風邪ひいた(爆)
 
【お知らせ】
 
スピあ~ずさんの「凄腕速報賞 komomo cup」へエントリーをしています♪http://www.fimosw.com/u/kickoff055/3BpervfGyo7yy2
凄腕のもう一つの楽しみ方ですね。
対策勉強会をやりましょう(爆)
 
FOTT終了しましたが、ごみ拾いは続けてます。
楽しいゴミ、なかなかありませんね(汗)
 
コメントはお気軽にどうぞ♪
もちろんクレームもOKです!

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