フックと格闘

  • ジャンル:日記/一般
スイミングフックが無性に作りたくなった。
突然訪れたこの変なテンション。
作らないと絶対おさまらないこの衝動。
思ったらもう即行動。

道具はほぼあるし出来る(ハズ…)!!

それよりも私はバカで気づくのが遅かったが元フライマン以前に鮭釣りのタコベイトのフックを作ってた事も忘れてた。
そうなると道具で足りないもの希望の太さのケプラートだけじゃないか!!

という事で父に聞くとあっさり求めてた太さのケプラートも入手。父は自作の鱒針で今期もサクラマス絶好調である。
というわけで早速
フック製作開始!!




この巻き巻きの感覚が楽しい。楽しいけど基礎の部分で結構しっかりやらないと後でしわ寄せがくるので、出来るだけ綺麗に。余分な部分は切り取って、またしっかり巻く。



こんなもんでいいかな?と思いつつ手抜きが許されないケプラートの位置。しっかり最初に固定しないとくるくる回ってしまいます。ピンセットなどで角度を修正することも、この時点では可能。



この余分な部分のカットする時地味に緊張する…
切れ味のいいハサミじゃないとボソボソになってしまう危険性大なのです。
とりあえず慎重にカット。そして再びくるくる巻き巻き…

たっ、楽しい!!!

だんだん出来てきてると思えばなぜか嬉しい気持ちになります。



そして久しぶりに触ったフィニッシャー…これ、フライの時から苦手。でもこのフィニッシャー。とっても重要。(前日使い慣れないフィニッシャーを破壊してしまい、使い慣れたこのフィニッシャーを再度購入致しました(笑))



フィニッシャーをしっかりキメたらコーティング。瞬間接着剤や、ヘッドセメントを使う方が多いのかな?あっという間に出来上がり。

自分で作った物で釣りたい。釣ってほしい。その気持ちも大きかったのですが、とあるイトウ釣り師との出会い、会話から少ないチャンスをいかにモノにするかという努力、ストイックな考え方に感動を受けました。
その1つがフックへのこだわりです。

相方の狙う70オーバー、80オーバーも滅多に巡り会えるサイズではない。
なので一期一会のチャンスを取り逃がしてほしくないのです。
元々、かねてから彼は、フックの重要性を私に伝えてくれていたので何か協力出来ないものかと考えたところ…

工夫を加えたオリジナルのフックを作ろう!!ランディングネットも編んだし、もう出来る限り作ってみよう!もし、作ったもので記録更新する魚をとれたら嬉しいし、色々カスタマイズ出来る楽しみもある!!(反面、手作りは壊れやすいなど多少のリスクも自己責任、敗因要因になりますよね。)

もちろん、自分の自己記録更新も前提です。60越えると、フッキングがしっかり決まらないでとり損ねた時のショックたるや計り知れなくなります。それだけ滅多に会えないサイズです。

この雪代のタイミングは「精神と時の部屋」に引きこもりながらオリジナルスイミングフックの研究と製作にあてようかなと思いました。






 

コメントを見る