こんにちは。

コメントで満月アジングに付いてのご質問が有ったので少し
書いておきます。





ご存知の様に満月の時は、明るく外灯の効果が殆ど期待出来ません。

アジは、灯りに集まる習性を持っておりそれに集まるベイトを捕食しているのですが、周りが明るくなり殆どその効果がなくなるので満月の夜は釣れなくなります。

ちょっと前に東京湾のボートアジングで取材を受けた事が有りました。

昼間は、沖の離岸堤の際で結構釣れたのでこれは夜になると入れ食いやなと期待していました。

そして日が暮れて、さぁやるぞ！と灯りの付いている所で釣るのですが全くアジは釣れずシーバスの入れ食いなのです。






どこに行っても同じで何故だか解らなかったのですが、よくよく周りを見てみると東京湾は灯りが有り過ぎてまるで月夜と同じ状況になっているのです。

ですから外灯周りを狙ったのでは意味がないのです。

では全く釣れないのか？

そうではないのです、アジが一カ所に留まらないだけで釣れない事はないのですが警戒心の低い豆アジはおり、大きなサイズは移動してしまい後が続かないと言う事になります。

では彼らは月夜には、餌を捕食しないのかと言うとそんな事はない訳です。

月夜は彼らにとって見れば昼間と同じ事でポイント的に言うなら月夜のポイントは、デイアジのポイントと同じと言う事になります。

それで東京湾の時も昼間釣れた離岸堤の基礎の際で釣ってみるとやっぱり釣れました！

『灯り』






何時もセミナーでお話しさせてもらうのですが、殆どの皆さんは
灯りにアジが集まると言いますと、もの凄く明るくないと駄目な様に思っておられる様です。

イメージ的に船の集魚灯を想像しておられる様に思いますが、じつはそんな事は、なくて周りが暗ければ自動販売機の灯りでもアジは寄って来ます。

逆に明る過ぎる灯りは、アジが忌避してしまうので具合が悪い事も有るとか、新潟のサーフは、２００m位離れた国道の外灯で寄って来ると過去ログで書かせて頂きました。

ですから、家の門灯でも周りが暗ければ十分な灯りと言えます。

要は対比して明るければ良いのです。

簡単に言えばご自分の陰が海面に映ればそれでOKなのです。

そうやって考えると今迄見逃していたポイントが沢山有るのではないでしょうか？