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▼ 湘南ライトジギング…のはずがキャスティングゲーム
梅雨明けしましたね。いよいよ夏本番なのですが、私の場合は8月からの2ヶ月ほどが超繁忙期になります。なので毎年真夏の釣りはほとんど出来ないままシーズンが終了してしまうわけですね。
今月は暇になるはずが、何だかかんだと単発の予定が飛び石で入ってきて、なかなか落ち着いて釣りに出かけることが出来ませんでした。そんなところへ、先日釣友の“楽園”さんが地元神奈川に戻ってくるとの連絡がありましたので、平日に何とか予定を調整して釣りに出かける段取りをしました。
さて、そうは言っても私自身があまり釣っていない今日この頃、何を釣りに行こうか迷うところ。湘南~西湘のサーフでライトショアジギや弓角を使って青物を狙うもよし、お手軽に手漕ぎボートでライトゲームもよし…ネットで釣果情報などを漁っていましたところ、平塚の庄治郎丸さんからライトタックルジギング船が平日限定で出ていることを知り、詳細を検索すると、先週はイナダクラスが好調に釣れたみたいですね。船での釣りは久しくやっていませんでしたが、せっかくなので初の湘南ジギングに挑戦して見ました。
当日朝5:30に船宿の駐車場に集合。乗船手続きをするために受付へ向かいます。平日とは言え人気の船宿です。早めに手続きを済ませて良い場所を確保する必要があります。
…
予約は私たち二人だけでした!貸切です!
二人だけでも船を出してくれるとは驚きました。たった二人の客に対して船宿の皆さんは非常に親切で恐縮です。
6:30am出船。
船長は先ずイナダ狙いで行くとのことで、場合によっては距離を走るとのこと。私たちは湘南でのジギングは初めてなので、全て船長にお任せいたします。
この日の湘南の海はこんな景色。
どんよりと雲って肌寒い。
北よりの風推定3~5m/s。昨晩から北風が吹いてくれたおかげで波やうねりも比較的穏やか。
昨日は赤潮の影響がモロに出てシロギス船ですら最高7尾という貧課に終わったとの事で水の状態が心配でしたが、この日の水色はかなり回復していて、赤潮はみとめられませんでした。
先ず江ノ島沖~稲村ガ崎沖あたりでジギング開始。反応は概ね上から15~40m程度。当然その水深を丹念に攻めるわけですが、かすりもしませんorz
船長はこまめに移動を繰り返します。
そして今度は鰯団子を見つけて、キャスティングで打ってゆく事になりました。最初の何回かの流しでは、ベイトの群れが大きいにもかかわらずフィッシュイーターの反応がありません。
そして何度かの移動後、明らかなボイルを発見。早速キャスティング。やっと私にヒット!サバにしては良く引くなと思ったら…
ペンペンシイラでした^^;
しかし私が使ったタックルは、シーバスのボートゲーム用に15年以上前に購入した強めのトラウトロッド。これくらいのライトタックルで遊べば、ペンペンシイラでも十分に楽しめます。
この魚は取り込み中に傷をつけてしまったので、シイラは食べたことがないので持ち帰って食べる事にしました。
その後もジギングでの反応が悪いので、主にナブラを見つけて打ってゆく事になりました。鳥山が立っていれば私たちでも簡単にボイルを見つけることが出来るけれど、この広い海の中からそれを見つけるのは大変です。船長はさすがプロですね。どこに向かっているのかサッパリ分からなかったのですが、たしかに到着した先にはナブラがありました。しかしこの日の魚は神経質だったようで、船が近づくとすぐに沈んでしまいます…
そんな中、何箇所かのナブラで単発ながらサバを拾って行きます。ナブラ打ちは、そこに明らかに魚がいることが分かっているので非常に楽しいですね。楽園さんもすっかりはまったようですw
途中経過。
この調子で拾って行けば、とりあえずお土産にはなりそうですね。
それにしてもこの日は涼しくて助かりました…が、せっかく真夏の釣りをしているので太陽が出ていないのはちょっと物足りない。
相変わらずどんよりしております。
本来のジギングも何箇所かで試して見ますが、全くバイトが得られません。一度指示棚を外してボトムを取ってからしゃくり上げたら何だかモッサリと重たい。てっきりゴミを引っ掛けたのだと思ったら…
エソでした^^;
体長20㎝くらい。ジグの大きさと大差ないこいつはリアフックをばっくりと食っていました。これは流石におかずにならないのでリリース。
結局本来のジギングではこの後も全くバイトを得られませんでした。先週とは全く海況が変っているようです。したがって自然にキャスティングゲームがメインとなって行きました。しかしこれがなかなか楽しい。狩猟本能を刺激されます^^
その内私たち二人にもボイルの種類が分かってきました。大きなナブラで、しかも闇雲に泳ぎ倒しているのがサバの群れ。
それに対して、数尾の魚が同一方向を向いてベイトを直線的かつ猛スピードで追跡しているのがイナダの群れ。船長の言うとおり、イナダの群れはサバの群れに混じっていることが多く、イナダの群れはサバの群集の先頭で群れを牽引するように泳いでいるケースが多々ありました。そのナブラの先にジグを投入してイナダを釣ろうと思うのですが、サバとは違ってなかなかバイトに持ち込むことが出来ません。結局イナダはノーフィッシュ。今回のメインのお土産になるはずが…orz
こんな調子で横須賀の方まで走ってしまいました。たった二人の客のためにこんなところまで走ったら船宿は大赤字でしょう。恐縮です。
そして後半戦に入り、再び平塚方面を目指して走ります。そして大きな潮目を発見。潮目に沿ってゴミも浮かんでいて、見るからにシイラのポイントです。この潮目の周りには幾つものナブラが立っていて、そこを打って回ります。そして投げたジグを5カウント沈めて一発縦にジャークを入れてリトリーブをしたその瞬間、ガツンというバイトと共に、一気にドラグを鳴らして疾走されました。
間違いなくシイラ。しかもペンペンサイズではなさそうです。イナダ対応だったのでドラグはそれ程きつくは締め込んでいませんでした。そのままでは走り続けてしまいそうなので少しずつ締めこみます。ラインはPE#1.0の16Lb。あまり無茶すると竿が折れるので、おっかなびっくりです。何しろ竿を折られる心配なんてしたのはバスを釣っている時に間違って鯉を掛けて、本当に折られて以来。
慎重にやり取りしましたが、さすが“万力”。疲れ知らずです。左舷側で何度かの疾走をかわしてもう大丈夫だろうと思ったその瞬間に、今度は船尾に向かって走り出しました。他のお客さんがいなかったのは幸い。船上を走り回る私。相手は更に船尾から右舷側に回り込もうとしました。船の下にもぐりこまれたら船底でラインブレイクするのは必至。船のロープをかわすためにロッドを左手に持ち替え、ドラグを鳴らされつつ再びロープをかいくぐり、ついに右舷側に出ました。
この段になってようやく相手も疲れてきたようで、全身が見える位置まで寄ってきました。どうやらこいつはミスバイトをしていたようで、ジグがおでこに引っかかっているのが見えます。別のシイラも興奮して何尾もが釣られたシイラの周辺で乱舞するのが見えます。
船長は見たこともないようなでっかいランディングネットを用意して構えてくれますが、この状態から再び抵抗をはじめ、ドラグを鳴らすこと3回。ようやく頭がこちらを向きました。そしてネットイン!
流石に大きすぎて持って帰るのが大変なので、写真だけ撮ってリリースする事にしました。
体長約90㎝。シイラ船では小さい方だと思うけど、このライトタックルで良く戦ったと自画自賛w
取り込みまでに10数分を要しました。腕が痛いです。
お土産になった魚はしょぼかったけど、久しぶりのボートゲームは楽しかったです。機会があったらまた挑戦したいです。
【Tackle Data:Casting】
Rod :Jackson/TR-70M(廃盤のトラウトロッド)
Reel :Simano/09TWINPOWER SW4000XG
Line :SUNLINE/CAST AWAY PE#1.0(16LB)
Leader:MORRIS/VARIVAS VEP SHOCK LEADER 20LB
Lure :Jig 20g~40g
【Tackle Data:Jiging】
Rod :Angler's Republic/PALMS ELUA/MWGCⅡ-632T
Reel :Simano/05CALCUTTA 200
Line :SANYO/SALT MAX PE#1.5(16LB)
Leader:MORRIS/VARIVAS VEP SHOCK LEADER 30LB
Lure :Jig 40g~80g
さてお土産はしょぼいものになってしまいましたが、いつものお寿司屋さんに持ち込んで二次会ですw
しめ鯖とシイラの刺身
鯖の味噌煮
鯖とシイラの西京焼き
鯖のレモンじめ
胡麻鯖(ヅケにした鯖に摺り胡麻と海苔を振りかけ山葵でいただくもの)
ショボイ釣果がご馳走に!
今回も堪能いたしましたw
今月は暇になるはずが、何だかかんだと単発の予定が飛び石で入ってきて、なかなか落ち着いて釣りに出かけることが出来ませんでした。そんなところへ、先日釣友の“楽園”さんが地元神奈川に戻ってくるとの連絡がありましたので、平日に何とか予定を調整して釣りに出かける段取りをしました。
さて、そうは言っても私自身があまり釣っていない今日この頃、何を釣りに行こうか迷うところ。湘南~西湘のサーフでライトショアジギや弓角を使って青物を狙うもよし、お手軽に手漕ぎボートでライトゲームもよし…ネットで釣果情報などを漁っていましたところ、平塚の庄治郎丸さんからライトタックルジギング船が平日限定で出ていることを知り、詳細を検索すると、先週はイナダクラスが好調に釣れたみたいですね。船での釣りは久しくやっていませんでしたが、せっかくなので初の湘南ジギングに挑戦して見ました。
当日朝5:30に船宿の駐車場に集合。乗船手続きをするために受付へ向かいます。平日とは言え人気の船宿です。早めに手続きを済ませて良い場所を確保する必要があります。
…
予約は私たち二人だけでした!貸切です!
二人だけでも船を出してくれるとは驚きました。たった二人の客に対して船宿の皆さんは非常に親切で恐縮です。
6:30am出船。
船長は先ずイナダ狙いで行くとのことで、場合によっては距離を走るとのこと。私たちは湘南でのジギングは初めてなので、全て船長にお任せいたします。
この日の湘南の海はこんな景色。
どんよりと雲って肌寒い。
北よりの風推定3~5m/s。昨晩から北風が吹いてくれたおかげで波やうねりも比較的穏やか。
昨日は赤潮の影響がモロに出てシロギス船ですら最高7尾という貧課に終わったとの事で水の状態が心配でしたが、この日の水色はかなり回復していて、赤潮はみとめられませんでした。
先ず江ノ島沖~稲村ガ崎沖あたりでジギング開始。反応は概ね上から15~40m程度。当然その水深を丹念に攻めるわけですが、かすりもしませんorz
船長はこまめに移動を繰り返します。
そして今度は鰯団子を見つけて、キャスティングで打ってゆく事になりました。最初の何回かの流しでは、ベイトの群れが大きいにもかかわらずフィッシュイーターの反応がありません。
そして何度かの移動後、明らかなボイルを発見。早速キャスティング。やっと私にヒット!サバにしては良く引くなと思ったら…
ペンペンシイラでした^^;
しかし私が使ったタックルは、シーバスのボートゲーム用に15年以上前に購入した強めのトラウトロッド。これくらいのライトタックルで遊べば、ペンペンシイラでも十分に楽しめます。
この魚は取り込み中に傷をつけてしまったので、シイラは食べたことがないので持ち帰って食べる事にしました。
その後もジギングでの反応が悪いので、主にナブラを見つけて打ってゆく事になりました。鳥山が立っていれば私たちでも簡単にボイルを見つけることが出来るけれど、この広い海の中からそれを見つけるのは大変です。船長はさすがプロですね。どこに向かっているのかサッパリ分からなかったのですが、たしかに到着した先にはナブラがありました。しかしこの日の魚は神経質だったようで、船が近づくとすぐに沈んでしまいます…
そんな中、何箇所かのナブラで単発ながらサバを拾って行きます。ナブラ打ちは、そこに明らかに魚がいることが分かっているので非常に楽しいですね。楽園さんもすっかりはまったようですw
途中経過。
この調子で拾って行けば、とりあえずお土産にはなりそうですね。
それにしてもこの日は涼しくて助かりました…が、せっかく真夏の釣りをしているので太陽が出ていないのはちょっと物足りない。
相変わらずどんよりしております。
本来のジギングも何箇所かで試して見ますが、全くバイトが得られません。一度指示棚を外してボトムを取ってからしゃくり上げたら何だかモッサリと重たい。てっきりゴミを引っ掛けたのだと思ったら…
エソでした^^;
体長20㎝くらい。ジグの大きさと大差ないこいつはリアフックをばっくりと食っていました。これは流石におかずにならないのでリリース。
結局本来のジギングではこの後も全くバイトを得られませんでした。先週とは全く海況が変っているようです。したがって自然にキャスティングゲームがメインとなって行きました。しかしこれがなかなか楽しい。狩猟本能を刺激されます^^
その内私たち二人にもボイルの種類が分かってきました。大きなナブラで、しかも闇雲に泳ぎ倒しているのがサバの群れ。
それに対して、数尾の魚が同一方向を向いてベイトを直線的かつ猛スピードで追跡しているのがイナダの群れ。船長の言うとおり、イナダの群れはサバの群れに混じっていることが多く、イナダの群れはサバの群集の先頭で群れを牽引するように泳いでいるケースが多々ありました。そのナブラの先にジグを投入してイナダを釣ろうと思うのですが、サバとは違ってなかなかバイトに持ち込むことが出来ません。結局イナダはノーフィッシュ。今回のメインのお土産になるはずが…orz
こんな調子で横須賀の方まで走ってしまいました。たった二人の客のためにこんなところまで走ったら船宿は大赤字でしょう。恐縮です。
そして後半戦に入り、再び平塚方面を目指して走ります。そして大きな潮目を発見。潮目に沿ってゴミも浮かんでいて、見るからにシイラのポイントです。この潮目の周りには幾つものナブラが立っていて、そこを打って回ります。そして投げたジグを5カウント沈めて一発縦にジャークを入れてリトリーブをしたその瞬間、ガツンというバイトと共に、一気にドラグを鳴らして疾走されました。
間違いなくシイラ。しかもペンペンサイズではなさそうです。イナダ対応だったのでドラグはそれ程きつくは締め込んでいませんでした。そのままでは走り続けてしまいそうなので少しずつ締めこみます。ラインはPE#1.0の16Lb。あまり無茶すると竿が折れるので、おっかなびっくりです。何しろ竿を折られる心配なんてしたのはバスを釣っている時に間違って鯉を掛けて、本当に折られて以来。
慎重にやり取りしましたが、さすが“万力”。疲れ知らずです。左舷側で何度かの疾走をかわしてもう大丈夫だろうと思ったその瞬間に、今度は船尾に向かって走り出しました。他のお客さんがいなかったのは幸い。船上を走り回る私。相手は更に船尾から右舷側に回り込もうとしました。船の下にもぐりこまれたら船底でラインブレイクするのは必至。船のロープをかわすためにロッドを左手に持ち替え、ドラグを鳴らされつつ再びロープをかいくぐり、ついに右舷側に出ました。
この段になってようやく相手も疲れてきたようで、全身が見える位置まで寄ってきました。どうやらこいつはミスバイトをしていたようで、ジグがおでこに引っかかっているのが見えます。別のシイラも興奮して何尾もが釣られたシイラの周辺で乱舞するのが見えます。
船長は見たこともないようなでっかいランディングネットを用意して構えてくれますが、この状態から再び抵抗をはじめ、ドラグを鳴らすこと3回。ようやく頭がこちらを向きました。そしてネットイン!
流石に大きすぎて持って帰るのが大変なので、写真だけ撮ってリリースする事にしました。
体長約90㎝。シイラ船では小さい方だと思うけど、このライトタックルで良く戦ったと自画自賛w
取り込みまでに10数分を要しました。腕が痛いです。
お土産になった魚はしょぼかったけど、久しぶりのボートゲームは楽しかったです。機会があったらまた挑戦したいです。
【Tackle Data:Casting】
Rod :Jackson/TR-70M(廃盤のトラウトロッド)
Reel :Simano/09TWINPOWER SW4000XG
Line :SUNLINE/CAST AWAY PE#1.0(16LB)
Leader:MORRIS/VARIVAS VEP SHOCK LEADER 20LB
Lure :Jig 20g~40g
【Tackle Data:Jiging】
Rod :Angler's Republic/PALMS ELUA/MWGCⅡ-632T
Reel :Simano/05CALCUTTA 200
Line :SANYO/SALT MAX PE#1.5(16LB)
Leader:MORRIS/VARIVAS VEP SHOCK LEADER 30LB
Lure :Jig 40g~80g
さてお土産はしょぼいものになってしまいましたが、いつものお寿司屋さんに持ち込んで二次会ですw
しめ鯖とシイラの刺身
鯖の味噌煮
鯖とシイラの西京焼き
鯖のレモンじめ
胡麻鯖(ヅケにした鯖に摺り胡麻と海苔を振りかけ山葵でいただくもの)
ショボイ釣果がご馳走に!
今回も堪能いたしましたw
- 2012年7月21日
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