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▼ タイ・マレーシア釣り旅 16 祈りを込めて呼吸撃ち
いつまでやっとんねん!という感じですがアジア編再開。はよ書いてしまわないと1年たってしまう(笑) 相変わらずマイペースなブログですが、さすがにもう少し更新頻度を上げていきます。興味を持って読んでくださっている稀有な方がいらっしゃれば、これからもお付き合いいただければと思います。
さて、小型ではあるが、何とかマレーシア初トーマンを手にした初日。釣りを終えて湖岸に係留された動かないマザーボートへと帰還すると早速街で買ってきたインスタントラーメンを調理する。どう考えても美味しくはないのだが、1日中湖面に浮いていたことや、そのロケーションも手伝ってか史上最高のインスタントラーメンに感じた。しばらくするとガイドのロッペイとボスが何処からか帰ってきて激辛スープやらナシゴレンのような飯を食べさせてくれた。言葉もまともに通じないのですが、下ネタは全世界共通。ビールで軽く酔っ払いながらしょーもない日本語を教えていた辺りから記憶がない。釣りだけじゃない、出会いがあるからまた帰りたくなる。
3月23日 ロイヤルベルム トーマン2日目
この日は本当に厳しい釣りとなった。午前中は細い筋に入ってカバー撃ちと呼吸うちが半々くらい。岸際のカバーにジャンプフロッグを撃ちこんで進んでいくと、突然目の前に真っ青な巨大なトーマンが浮上してきた。今思えばこれがこの旅で最大のチャンスだったのだ。呼吸を整えてトーマンの向こう側へキャストしゆっくり引いてくると、ルアーに気づいたトーマンが物凄い勢いで水面を割った!完全に食った!渾身のへっぴりアワセを叩きこんだがテンションを失うライン。40ポンドのラインを牙でスッパリと切られていた。膝から崩れ落ちて出ない声で絶叫した。
その後は本当にバイトすらない。あっという間に夕方になって、ボートを立木に係留して、オープンエリアで最後の呼吸撃ち。どうやら夕方になるとこのエリアにセバロウ(カスープ)が集まってきて、それをトーマンが捕食しているらしい。僕は焦りでなかなかキャストが決まらず集中できないでいた。隣で黙々とキャストしていたナルちゃんが沈黙をやぶる!

よし!!自分が釣ったわけではないが、やっと呼吸撃ちが実を結んだ瞬間。この日はこの1匹で終了となった。そんなに甘くないトーマン釣り。俺は明日頑張ればいいや。
トーマン タラ ギギ マレー語で「トーマン食わねぇ・・・」
ちなみに我々の寝室にはありえないほど虫がいる。蚊じゃないからまだよかったんだけど、寝ていると顔にバンバン落ちてきて超やっかいなのだ。二人してライターで飛び交う虫を焼きまくったっけ・・・・
3月34日 トーマン最終日
あっという間に最終日を迎えたロイヤルベルムでのトーマン釣り。この日は前日までとは全く違うエリアへ向かった。

ミノーで岸際を流しているとこのサイズのベビートーマンが次々ヒット・・・。親が付いていないかと期待したがボールには決まって親の姿は見られなかった。
午前中はほとんど反応を得られずあっという間に昼になった。ボスが我々のエリアまでボートで昼飯を運んできてくれるそうなのでセバロウを狙いながら待つ。立木にボートを係留してスプーンやメタルジグでジギングをするのだ。

優しいセバロウ。ナルちゃんはタイでも釣ってた。

僕はこれが初セバロウ!めっちゃうれしかったなぁ。このサイズでも、何が掛かったかと思うくらい底へグイグイ潜るファイト。

見よ!アジアの美!

釣ったセバロウはリリースすると次が釣れなくなるそうなので、ボートにつないでおく。最後にリリースするのだ。

待てども待てども飯を持ってこないボス・・・しびれを切らしたロッペイが近くの水上家屋にアポ無しで突撃。ロッペイが干してあった洗濯物のパンティにキスしてた。そしたらマジ優しいおばちゃんが中から現れてラーメン作って食べさせてくれた。食後のコーヒーまでごちそうになって感謝して再び出撃。
何度かバイトを得るがものに出来ず、焦りと不安がケツの穴から吹き出しそうな状態でいよいよ時間的にも最後のポイントへ。最後の呼吸撃ちだ。精神統一。
ガツン。またしても沈黙を破ったのはナルちゃん。

いいぞ!俺も続くんだ!!
ここで決めなきゃもう釣れない。ずっと釣りたかった魚を目の前にして集中しなくてはいけない。でも、こういうときに限って色んなことを思い出してしまう。何年も前のくだらない出来事とか日頃の行いとか、これから僕はどこを目指すのか・・・。頭がいっぱいになる。キャストも決まらない。
こういう時はアレしかない。祈るんだ!(笑)全部忘れて胸いっぱい祈った。祈りを込めてルアーを放った!トーマンの目の前にルアーが落ちる。食え!食ってくれ。またしても祈る。
ガンッ!!
来た・・・!ついに食った。もうそこからは無我夢中。バレんなーーー!!!!
叫びながら必死で抜きあげたらトーマンが目の前に横たわって腰が抜けた。次に3人で絶叫して握手を交わす。こんなに感動的な瞬間が訪れるなんて、数週間前に関空で変顔してたときは思いもしなかった。

なんかもう最高にムカツク顔してますが許してちょ。
全然大きいトーマンじゃなかったけど、最高の瞬間だったんだ!仲間とこの瞬間を分かち合えたことが一番うれしかった!あぁ釣りしてて仲間がいてよかったなぁって。
ナルちゃん、悪いけど一つ文句言わせてくれ。写真撮るのヘタなんだよ!!!
デジカメでとったの全部ブレブレじゃん!この写真も構図が終わってたからトリミングした。(画質が悪いのはそのせい)
まぁでもそれも含めていい思い出ってことにしとこ。

二人のヒットルアー。困ったときはやっぱりラパラだよな。
タックル
俺
Rod:TULALA Morena 53
Reel:SHIMANO Scorpion DC7
Line:SHIMANO power pro 3
Leader:Nyron 40lb
Lure:Rapala Risto Rap 7
ナルちゃん
Rod:TULALA Pimenta 55
Reel:ABU Elite7
Lure:Rapala Risto rap 9?

また来よう!エラを洗って待ってろビッグトーマン!
てかなんでロッペイ結核治療薬持ってるんだ・・・・!?
これにてロイヤルベルム編完結。次は癒しを求めてマレーシアの海へ!
さて、小型ではあるが、何とかマレーシア初トーマンを手にした初日。釣りを終えて湖岸に係留された動かないマザーボートへと帰還すると早速街で買ってきたインスタントラーメンを調理する。どう考えても美味しくはないのだが、1日中湖面に浮いていたことや、そのロケーションも手伝ってか史上最高のインスタントラーメンに感じた。しばらくするとガイドのロッペイとボスが何処からか帰ってきて激辛スープやらナシゴレンのような飯を食べさせてくれた。言葉もまともに通じないのですが、下ネタは全世界共通。ビールで軽く酔っ払いながらしょーもない日本語を教えていた辺りから記憶がない。釣りだけじゃない、出会いがあるからまた帰りたくなる。
3月23日 ロイヤルベルム トーマン2日目
この日は本当に厳しい釣りとなった。午前中は細い筋に入ってカバー撃ちと呼吸うちが半々くらい。岸際のカバーにジャンプフロッグを撃ちこんで進んでいくと、突然目の前に真っ青な巨大なトーマンが浮上してきた。今思えばこれがこの旅で最大のチャンスだったのだ。呼吸を整えてトーマンの向こう側へキャストしゆっくり引いてくると、ルアーに気づいたトーマンが物凄い勢いで水面を割った!完全に食った!渾身のへっぴりアワセを叩きこんだがテンションを失うライン。40ポンドのラインを牙でスッパリと切られていた。膝から崩れ落ちて出ない声で絶叫した。
その後は本当にバイトすらない。あっという間に夕方になって、ボートを立木に係留して、オープンエリアで最後の呼吸撃ち。どうやら夕方になるとこのエリアにセバロウ(カスープ)が集まってきて、それをトーマンが捕食しているらしい。僕は焦りでなかなかキャストが決まらず集中できないでいた。隣で黙々とキャストしていたナルちゃんが沈黙をやぶる!

よし!!自分が釣ったわけではないが、やっと呼吸撃ちが実を結んだ瞬間。この日はこの1匹で終了となった。そんなに甘くないトーマン釣り。俺は明日頑張ればいいや。
トーマン タラ ギギ マレー語で「トーマン食わねぇ・・・」
ちなみに我々の寝室にはありえないほど虫がいる。蚊じゃないからまだよかったんだけど、寝ていると顔にバンバン落ちてきて超やっかいなのだ。二人してライターで飛び交う虫を焼きまくったっけ・・・・
3月34日 トーマン最終日
あっという間に最終日を迎えたロイヤルベルムでのトーマン釣り。この日は前日までとは全く違うエリアへ向かった。

ミノーで岸際を流しているとこのサイズのベビートーマンが次々ヒット・・・。親が付いていないかと期待したがボールには決まって親の姿は見られなかった。
午前中はほとんど反応を得られずあっという間に昼になった。ボスが我々のエリアまでボートで昼飯を運んできてくれるそうなのでセバロウを狙いながら待つ。立木にボートを係留してスプーンやメタルジグでジギングをするのだ。

優しいセバロウ。ナルちゃんはタイでも釣ってた。

僕はこれが初セバロウ!めっちゃうれしかったなぁ。このサイズでも、何が掛かったかと思うくらい底へグイグイ潜るファイト。

見よ!アジアの美!

釣ったセバロウはリリースすると次が釣れなくなるそうなので、ボートにつないでおく。最後にリリースするのだ。

待てども待てども飯を持ってこないボス・・・しびれを切らしたロッペイが近くの水上家屋にアポ無しで突撃。ロッペイが干してあった洗濯物のパンティにキスしてた。そしたらマジ優しいおばちゃんが中から現れてラーメン作って食べさせてくれた。食後のコーヒーまでごちそうになって感謝して再び出撃。
何度かバイトを得るがものに出来ず、焦りと不安がケツの穴から吹き出しそうな状態でいよいよ時間的にも最後のポイントへ。最後の呼吸撃ちだ。精神統一。
ガツン。またしても沈黙を破ったのはナルちゃん。

いいぞ!俺も続くんだ!!
ここで決めなきゃもう釣れない。ずっと釣りたかった魚を目の前にして集中しなくてはいけない。でも、こういうときに限って色んなことを思い出してしまう。何年も前のくだらない出来事とか日頃の行いとか、これから僕はどこを目指すのか・・・。頭がいっぱいになる。キャストも決まらない。
こういう時はアレしかない。祈るんだ!(笑)全部忘れて胸いっぱい祈った。祈りを込めてルアーを放った!トーマンの目の前にルアーが落ちる。食え!食ってくれ。またしても祈る。
ガンッ!!
来た・・・!ついに食った。もうそこからは無我夢中。バレんなーーー!!!!
叫びながら必死で抜きあげたらトーマンが目の前に横たわって腰が抜けた。次に3人で絶叫して握手を交わす。こんなに感動的な瞬間が訪れるなんて、数週間前に関空で変顔してたときは思いもしなかった。

なんかもう最高にムカツク顔してますが許してちょ。
全然大きいトーマンじゃなかったけど、最高の瞬間だったんだ!仲間とこの瞬間を分かち合えたことが一番うれしかった!あぁ釣りしてて仲間がいてよかったなぁって。
ナルちゃん、悪いけど一つ文句言わせてくれ。写真撮るのヘタなんだよ!!!
デジカメでとったの全部ブレブレじゃん!この写真も構図が終わってたからトリミングした。(画質が悪いのはそのせい)
まぁでもそれも含めていい思い出ってことにしとこ。

二人のヒットルアー。困ったときはやっぱりラパラだよな。
タックル
俺
Rod:TULALA Morena 53
Reel:SHIMANO Scorpion DC7
Line:SHIMANO power pro 3
Leader:Nyron 40lb
Lure:Rapala Risto Rap 7
ナルちゃん
Rod:TULALA Pimenta 55
Reel:ABU Elite7
Lure:Rapala Risto rap 9?

また来よう!エラを洗って待ってろビッグトーマン!
てかなんでロッペイ結核治療薬持ってるんだ・・・・!?
これにてロイヤルベルム編完結。次は癒しを求めてマレーシアの海へ!
- 2015年11月8日
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