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▼ 06セフィア復活計画12 オシュレートの機構にベアリングを入れる
- ジャンル:日記/一般
- (リールメンテナンス)
初めに、、、
シマノさん、部品の名前が今と以前とでは呼び方が違うのが有ります。
混同してこんがらがっちゃいそうなので今の呼び名に統一します(^_^)ゞ
前ログ、11ではピニオンシャフトのウォームギヤとか書きましたけどこれ以後ピニオンギヤで統一します。
昔はクロスギヤって言ってた奴、今はウォームシャフトってなってますから以後こっちの呼び方で話を進めますね(^_^)ゞ

糸をスプールに綺麗に巻き取る為、均一な間隔で上下させる為の機構。
ウォームシャフトと摺動子をいじります(^_^)ゞ
良くできてますよね~この仕組み。

ウォームシャフトの溝をウォームシャフトピンが滑りながら上下(写真は左右ですけど)するのでローターの回転に完全にシンクロします。
だから糸は同じ間隔で綺麗に整然と巻き取られるわけですよ。
回転運動を直線運動に変換するのにはクランクを使うやり方もありますが、
(クルマのエンジンの仕組みのやつ)
この方式を使って糸を巻き取ると上下端のは密になり、真ん中辺りは間隔が広くて荒い巻きになっちゃいますからウォームシャフト方式の方がずっと良いです(^_^)ゞ
どちらの方式でも、最終的にスプールの付いたシャフトを支えるのが摺動子って奴です。
(ダイワでは何と言うのか知りません(^_^;))

これがウォームシャフトピンをホールドする摺動子って部品です。
地味ですけどこの部品、ドライブギヤに負けない位タフで辛い仕事してますよ。
とても重要な部品だと思うんですけどね~
リールをいじるブログを随分目て回りましたけど、此について書いてるログってないんですよ、、、(^_^;)
もっと此処に関心を持っても良いと思うんですがね~
このウォームシャフトピンのホールドをベアリングでやろうって事なんですが、

純正はブッシュで保持してます

ヴァンキッシュやステラではこうなってます。
ベアリングとブッシュのハイブリッド??
としか思えないんですけど、、、(-_-;)
なぜこうなってるんでしょうか?
シマノさんはどんな考えでこの様な構成にしたんだか解りませんけど、
想像するに、、、
ベアリング1つだけでは荷重を支えきらないけどブッシュでは抵抗が多すぎる。だから半分ずつ良い所取りで、スムーズに動いてかつ此処にかかる荷重を支えるのに充分な強度を得るためって事なんでしょうかね(^_^;)
ま~そんな安直な妥協をしてるなんて事は無いと思いますけど、、、
でも、どうも気に入らないんだな~
本来、此処に使うべきベアリングはボールベアリングではなくてニードルベアリングじゃないかと思うんですけど、、、
で、ニードルベアリング探してみましたよ(^_^)ゞ
残念ながら見つかりませんでしたわ、、、(-_-;)
ニードルベアリングは諦めます(^_^)ゞ
じゃ~ボールベアリングを2つ入れて見ようかしら?
これならサイズ選べるしね(^_^)ノ

ブッシュをベアリングに変えて2ベアリング仕様でやってみます。
ブッシュの厚みは4mmなので1.5mm幅のベアリングと2.3mmそれに内シムと外シムを0.1mm入れて3.9mm、残りはシムでガタつきが無くかつ突っ張らないように最終的な調整をします。

こんな感じに成りました(^_^)ゞ
此処にベアリングを二つ入れるってのはネットで探してもヒットが無いので、
もしかしてとーさくさんオリジナル?
かも、、、?
、、、な訳無いわな(^_^;)
強度的にこれで保つのかどうか不安が残りますが兎に角此で行きます(^_^)ゞ
続けてウォームシャフトの支持をブッシュからベアリングに変更します(^_^)ゞ
ウォームシャフトピンって小さな部品なんですけど、スプール周りの部品総ての重さを此で受け止めます。
おまけにスプールはローターの回転速度にシンクロしてますからハンドルの回転を一定にしていればスプールのスピードはどの位置にあっても同じで変わりません。
と言う事は
そのままのスピードで上端(又は下端)に
到達すると突然動く向きが真逆になるんですよ。この時に慣性力が発生していると思います。
ゆっくり巻く分にはたいしたことは無いでしょうけどハイスピードで巻くと結構な力に成るのではないですかね?
スプール周りの部品の重さプラス慣性力による力を総てウォームシャフトピンで支えてるんですよ。
そのウォームシャフトピンはウォームシャフトの溝にハマってる訳ですから最終的に総ての力はウォームシャフトに乗っかってしまうわけです。
シャフトは常に上から下、下から上に押し付けられる事になります。
ブッシュなら回転方向も軸方向も同時に受け持つことが出来ますけど、ラジアルボールベアリングってのは、ラジアルって言うくらいですから軸と直角方向の力は支えますけど軸方向の力は支えません。
ステラはラジアルベアリングを2つ使って此を支持してますが、、、
此処に使うべきベアリングはアンギュラタイプのベアリングではないのですかね~??
(アンギュラボールベアリングって身近な所ではバイクや自転車のステアリングステムを支えるのに使われてます)
此なら縦も横も同時に支えてくれますから(ノ^^)ノ
此も探してみましたよ、、、(^_^)ゞ
こんなちっさいサイズは無いんだろうな~と思いながらも(-_-;)
やっぱりですけど見つかりませんな、、、(^_^;)
諦めて大人しくラジアルボールベアリングで行きますわ(-_-#)
ただ、上下のガタだけはきっちり取りますよ。
先ず、アイドルギヤの上下ガタをシムで取ります。
それにウォームシャフトギヤを合わせ、アイドルギアとの噛み合わせを見ながらシャフトの上位置を決め、シムを調整しながら下側で上下のガタを無くしていきます。

今回は気持ちが良いくらい一発で決まりましたわ(^_^)ゞ
ガタは全く無くウォームシャフトとアイドルギヤはスルスルと実に気持ち良く回ります。
ベアリング化の恩恵は大きいですな~
ブッシュのままで此処まで隙間を詰めたら多分動きが重くなりますよ(-.-;)

こんな感じの構成になりました。
シムは薄いのばかり取ってたので枚数が増えちゃってますが此処は1/100ミリ単位まで詰める必要はないので、最薄0.05mmのシムも要らないかな?
ただ、内シムと外シムはきっちり分けて使用しないとベアリングが干渉しますから要注意ですな(^_^)ゞ
これで総ての調整が完了です(^_^)ゞ
Android携帯からの投稿
- 2015年4月24日
- コメント(9)
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