【登釣記】仲間癒山

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▼ 仲間癒山

ジャンル:釣行記

今年もこの季節がやってまいりました。

五月と言えばそう、毎年恒例の『渓流キャンプ』の時期です。

大自然の中で心癒される一時を満喫していただこうと企画したこの行事も、今年で三回目。

海の魚釣りを通じて出会った仲間達に、普段は手にする事のない美しい渓魚と戯れてもらい、酒とメシと笑顔と言う名のエサをふんだんに撒き、心に挿さる深いバイトを得る・・・

最初の年こそ、“山に迷い込んだシーバスアングラー”であった仲間達も、次第に山の魅力に心奪われ、まんまとTOMMYに釣れてくれたようです。

今年は誰からともなく、

「今年はいつですか？」
「日程を決めて下さい！」
「そろそろですか？」

などとメッセージが届きました。

そんな山に魅せられた“シーバスアングラー”を引き連れ、今年も11日、12日の二日間、山に篭ってまいりました。

楽しかった二日間をざっくりと振り返ります。

初日の11日は生憎の雨模様。

それでも、ここ最近まったく降っていなかった渓流にとっては、恵みの雨。

若干濁りが入ってしまい、食いが渋かったものの、しっかりと渓魚達は微笑んでくれました。

夕方には雨も上がり、摘んで来た山菜を傍らに、生ビールサーバーを持ち込んで、皆が満足してくれる様な料理をとことん振る舞う。

TOMMYが振る「心の竿」にコツコツとアタリが出だしたのもこの頃から。

とにかく仲間の笑顔が釣れた瞬間が、最高に嬉しいのだ。

そこからは怒涛の爆釣劇（笑）。

呑めや食えやにガンガン、ヒットしました！

夜は、“和歌山パンクス”VS“爆音しんちゃん”の「いびき戦」をリングサイドで体感し、これまた笑いと興奮で中々寝つけず（笑）。

あまりの打ち合いと歓声に、バンガローが揺れておりました。

翌日の12日は、前日と打って変わっての快晴。

朝飯をがっつり流し込んで、皆ソワソワイソイソ・・・

さぁ行くぜ！

（パッチモデルの剛。彼女募集中！（笑））

汗ばむ陽気の中、気持ちのいい川をどこまでも釣り上がる。

皆各々に魚と戯れ、辺りが暗くなるまで竿を振り、うしろ髪を引かれる思いで下山。

今回釣った皆の笑顔は、魚と共に優しくリリース・・・。

また来年、あの手この手で釣ってやるさ。

行った者にしかわからない、楽しさと感動がたくさん詰まった二日間。

これだけは胸を張って言える。

“今年も最高だったぜ！”

来れた人も、来れなかった人も、来年もその先も、ずっとTOMMYは糸を垂れます。

また深くバイトしやがれ（笑）、でございます。