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清流鱸

  • ジャンル:釣行記
 8月20日。久し振りに休みと嫁さんの機嫌が取れたので、愛知県を流れる某河川へリバーシーバスを狙いに向かった。


まずは河口付近からフィールドをチェック。潮時は上げ9分。

本流筋の流れは海からの上げ潮とぶつかり、魅惑のヨドミを生んでいる。そのヨドミ付近にはベイトの波紋が時より立っており、いつシーバスが水面を割ってもおかしくない雰囲気に包まれていた。


しかししばらく水面を眺めるも、ボイル、そして捕食音らしきものも聞こえない。

実は前日にも下見がてら同場所を訪れていたTOMMYは、同じ様な状況下でシーバスの姿を確認していた。


「今日はもっと上へあがってるな…」


そう読んだTOMMY。
場所を少し上流へと移す事に。


次にチェックしたポイントは小さなテトラが並んだ小場所。テトラにぶつかって、かろうじて流れとヨドミはあるものの、流れに勢いがない…。

シーバスが楽に捕食出来る流れ、即ちベイトが流される様な勢いのある流れではないのだ。


「まだ上だな…」


上げ潮に乗ったシーバスは想像しているより遙かに上流域まで川を登る。有酸素が少なくなった高水温になった海から、豊富な酸素を生む快適な水質を求めて。それはベイトも同
様。そこに強い流れが重なればベイトは流され、待ちかまえるシーバスは労せずして捕食が出来る訳だ。




と読む(笑)。


そしてその条件にハマる場所をしばらく上がった所で見つけた。


強い流れの筋。その回りに出来る反転流。申し分ない。

いよいよタックル準備に取り掛かる。

この日のタックルは、

◎ロッド/アピア エンゼルシューター95ML
◎リール/ステラ C3000
◎ライン/クレハ バトルシーバス1号
◎リーダー/クレハ プレミアムMAX20lb

ちょいとヘビーだが、どんな根ズレが待っているかわからない河川にはちょうどいい。


まずはベイトのサイズに合わせたスーサンを流れの中に投入。

流されるベイトをイメージし、時より小さくトゥィッチを入れる。

するとすぐさま明確なアタリが竿に伝わった!が、惜しくもフッキングには至らず…。

やはりここに魚はいた。


今度はフッキング率を高めるべく、ダウンストリームで広範囲に広く探って行く。

するとまたもや明確なアタリが伝わり、今度はしっかりとロッドに重みがのった。

闇の中で派手にエラ洗いをするシーバス!中々のサイズだ!

しかし、二度目のエラ洗いでまさかのフックアウト…。さすがはリバーシーバスと言った所か。想像以上にパワーを蓄えていやがる。


直ぐ様同じ要領でゆっくりとリトリーブすると、

「ゴゴゴッ!」

その日三度目となるアタリ!合わせもしっかり決まり、数度のエラ洗いも交わした。
引きからするに先程のサイズ程ではないが、流れを味方につけられるとやっかいだ。

慎重に下がりながら、少しづつ間合いを詰める。

何せ初場所での、しかも闇の中でのファイト…。不意の深みと、強烈な流れから生まれようとしている追憶ネタ…(笑)。

これらに細心の注意を払いながら、中州へと釣り上げた。


サイズは40cm。


う~む…小さい(苦笑)。



まぁ、その後も型こそ出なかったものの、ヒンヤリと冷たい水に浸かりながら気持ちよく数釣りが楽しめ、存分に楽しめた。


状況を読み、スキルと知恵を絞って出した魚との出会いは、サイズ以上のものを与えてくれた。 
 
 

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