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こんばんは。家邊です。
今日はふと昔を振り返ってみたいと思います。
僕は小学生の頃、母親の実家の岐阜県加茂郡白川町の方に春休み夏休み冬休みと全て行っておりました。
ご存知の方も居られると思いますが、海抜500m位の山奥です。
今と違って40年程前なので道はまだ未舗装、飛騨川沿いのJR(その当時は国鉄)の駅から20km程の山奥に入った所にその親戚の家は有りました。
僕には一つ違いの従兄弟がおりその子に色々と川の事、魚の事を習いました。
谷には、アマゴが悠々と泳ぎそれを手掴みで捕まえ川では、アマゴから鮎、ウグイ、オイカワからうなぎ迄全てターゲットでした。
冬は、雪深い山奥なので川は凍り付き川の中にある大きな岩を大きな玄翁で叩いたりして魚を捕り少し下流に行くと凍る程ではないがそれでも水は冷たいのでウグイが一ヶ所に固まりそれを釣るのですが、川底に引っ付く様にしているので仕掛けを浮かすと一切釣れない。
底を擦る様に流さないと食う事はなく水は限りなく奇麗で透明なので何処に餌が流れているか丸見え。
春になるとアマゴが瀬に出だしそれをテンカラ(毛針釣り)で釣るのですが後に成人した頃にフライフィッシングにハマるのはこの頃の経験が原因かもしれません。
フライと違ってテンカラは誘いを掛けナチュラルドリフトは殆どしなくてラインもその当時は馬の尻尾の毛を集めてそれを撚り合わせ本数を変えてテーパーを付けその重さで飛ばし川を横断させたり水面をチョンチョンと跳ねさせたりして誘いを掛けて釣っておりました。
子供ながらに魚影の濃さも手伝って日に20匹位は釣れ大人達を驚かせたりしてそれが楽しく毎日川に行き魚がどの流れに居るのか解る様になり難しい事は解らないですがこの流れにはアマゴが居ると言う事を感覚的に体が覚えました。
夏には、友釣りは竿が重くて持てなかったので網の解禁を待って川に入り地元で言う“タクリ”と言う竿の先に十字になった針が付けてある道具で泳いでいる鮎を引っ掛けて遊び、その時に鮎が縄張りを持ち石の周りを一定の周期で回っている事を知りました。
夜に潜る事で魚が寝る事も知り夜行性の魚が居る事も知りました。
潜る事で川の流れは表層が早く底は遅いと言う事を知り、川には岩や石が有ってそれに当たる事に因って流れが変わり早さも変わる事を知りました。
流れは川にも海にも有ります原理は同じ流れに対して魚は上流を向きます。
これも同じこの様な原理を体験により学んだ事が今の礎になっているのは間違いなく、併せて祖父が鍛冶屋をやっていて、蜂の巣以外は何でも作れると豪語していた様な人でした。
しかも魚釣りが三度の飯よりも好きな人でしたからその血は確実に僕にも流れその血のお陰で今の仕事をしているのかも知れません。
- 2011年12月15日
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