証明したかった。

  • ジャンル:釣行記
荒川上流でこの季節に、真冬の厳しい寒さでもシーバスがいるとどうしても証明したかった。

実は以前からある仮説を考えていた。

ほとんどのシーバスは冬に産卵の為深場におちるのが定説となってい

る。実際そうだと思う。

しかし、俗に言う居残り組。これは何なのか?産卵に関係の無いスズキがいるのだろうか?また、それはなぜか。

そこで仮説を立ててみた。

例えばものすごく大きな川に、小さな支流が沢山あって、支流によってはドシャロー

があったり、倒木や水門の閉鎖、自然による地形の変化だったり、迷

子だったり、原因は沢山あるのだろうが、もし深場に行くことのでき

なかった、行きそびれた魚が居たら。簡単に言えば、人為的に細い支流に

網を張ってそれを真冬に解放したら。

考えていたらいてもたってもいられなくなって出撃。

荒川上流、小さな支流の河口。水門は開いていて、ベイトは極まれにイナッコが確認できる程度。40センチ程のボラが跳ねているのも確認できる。荒川上流はこの時期まったくアングラーは確認できないほど激渋。

まずはベイトの居そうなシャロー横の窪みに打ち込むがまったくシーバスの気配はない。途中偏食を疑い、アミカラーのラパラを投げる。

小さな窪みに魚がいると信じて、20センチピッチを刻む。

3投目

ドゴッ!

っとランカークラスが水面に水しぶきを出すがのらず。

ちょっと場所移動。

そこは窪み、テトラ、また窪みとラインを通せるポイント。一撃必殺。ここしか
ないラインにフルャスト。手前で反転。しかし荒川上流はシーバスよりヘラブナ、鯉、レンギョが多くいまいち正体が不明。
2投目
再度、窪みテトラ窪みを引いてくると手前で食ったのが見えた。

チンチンチンとドラグがなる。

がすぐにならなくなる。と同時に非常に素直なシーバスが。姿を出す。

58センチ。

この時期の荒川上流にもシーバスがいる
のを証明できた瞬間だった。また、残り組を狙う、冬にシーバスを釣るメソッドを少し完成に近づけた喜びを感じた。

しかし携帯の充電不足で写メはない悲しみと同時に。

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