第四章 ~人妻 久仁子との逢瀬~3

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第四章 ~人妻 久仁子との逢瀬~3
 
このログはフィクションであり、 登場する人物、団体は実在のものと一切関係ありません。

 
床にしゃがみこんだ久仁子を見て順平は、ここはひとまず欲望を押さえ「じゃあ入ろうか・・・」とバスルームの扉を開けると、既にバスタブには湯が張ってある。
 
髪を束ねなおした久仁子も続いて入ってくるなり、シャワーのコックをひねると、まだ冷たい水を順平の頭へ浴びせた。 
 
久仁子「このスケベ 頭を冷やせー」
 
その冷たさに思わず「おおおおーっ!」と身を屈める順平だが、徐々にその水もお湯へと変わっていった。
 
久仁子に「はい 頭を洗ってあげるから座りなさい」と促がされ腰掛に座ると順平の目の前に、手入れされた陰毛の茂みが真正面に現われ、思わず陰毛の茂みに顔を近づけると、再び「このスケベー」と顔にシャワーを掛け浴びせ、その行動を阻止した。

 
観念した順平は、シャカシャカと洗う久仁子に身を任せていた。

 
「は~い 流しまぁ~す」と言葉の後、洗面器の湯が頭上から注がれる。

 
順平は俯きながら、ふと、旦那にも同じようなことをしていたのかな? それとも他に男にしていたのかな?と下司な想像をしていた。

 
「はい 身体を洗いま~す」とボディスポンジで泡立てている久仁子
 
背中を向け、首周りから順に下がり足首を洗うと、「はい こっち向いて」と促がされ正面を向く順平。

再び首筋から順に下がり洗う久仁子は、そそり立ったままの男根をスポンジでポーンと弾くと「ココは自分で洗いなさい」とスポンジを手渡してきた。

順平「ソコが一番洗って欲しいトコロなのに・・・」と言うと、シャワーを今度は顔面に掛けてきた。ウォップ!
 

順平はシャワーノズルを奪い取ると、「ほら 洗ってやるよ」とシャワーを久仁子の頭から浴びせた。
 
久仁子「あー 濡らさないように髪を束ねたのにぃ」と言いながらも、まんざらな様子でもなく、素直に腰掛に腰を下ろすと、順平の不器用な髪洗いに身を委ねた。
 

「はい 身体を洗うよ」とスポンジを手に取り泡立てる順平に対し久仁子は「スケベなことしたらダメだからね」と順平の行動を先読みして釘を刺してきた。

順平は渋々「はい はい」と言いながら泡立てたスポンジで久仁子の背中を洗いはじめた。

久仁子「あぁ~気持ちいい 背中はなかなか一人じゃ洗えないんだよね」と満足気な様子。 
 
筋肉に包まれた張りのある久仁子の身体の感触がスポンジ越しに伝わってくる。
 
「はい 前を向いて」と向かい合う。
 
首筋から順に下へと洗い、徐々に股間へスポンジが近付いていく。が、順平は釘を刺されていたこともあり、悪戯はせずに素直に洗い、両脚を広げさせても特に何をするわけも無く、その張りのある肌を黙々と洗った。
 
ボディソープを洗い落とすと、湯船に入った久仁子に順平も続いた。


 
ザバーッとバスタブから溢れる湯が洗い場に溜まり、洗面器がクルクルと回っている。
 

 
ラブホテルのように広々としたバスタブではないが、大人二人 なんとか入れる広さがあり、順平は背後から久仁子を包み込むように湯船に浸かった。
 
久仁子「はぁ~気持ちいい」
 
順平「ふぅ~ 俺も」
 

暫し無言でまどろんでいると、何を思ったのか久仁子は「奥さんともこうして入るの?」と問い掛けてきた。
 

順平は唐突な質問に戸惑ったが正直に答えた「結婚して直ぐに1度だけあるけど、それ以降はないね。 俺は一緒に入りたい派だったけど カミさんの方が嫌だったみたいで・・・こうしたちょっとした価値観のズレの積み重ねが不仲になった要因なのだろうな」と包み隠さず胸中を明かした。
 
久仁子「ふ~ん そうなんだ」
 
順平「だから こして久仁子と一緒に入っていると凄く幸せを感じるし、波長が同じなのかな?と思えてくる」と言葉を続けた。
 
久仁子「私もね 順平と一緒に居ると 心が凄く安らぐの 安心感っていうのかな 私達が会うのは今日で2回目じゃない? でも、もう何年も前から出会っていたような感じがして、今もこうして一緒にお風呂に入るって事に違和感はなかったわ 旦那と一緒に生活している時には感じ得なかった安らぎを感じるんだ 蛍を雨に打たれながら一緒に見ていた時に、それは凄く強く感じた」と久仁子もまた胸の内を白露してきた。
 
順平「うん 俺も一緒に入ることに戸惑いはなかったし、以前から付き合っていたような感じがした。そうかと言って、新鮮さが無い訳じゃなく、ドキドキもしている  不思議な感覚だよ」
 
久仁子はこう話しを続けた「順平って、私のことを質問しないよね?」
 
順平「そうかな?」
 
久仁子「私に興味ない?」
 
順平「興味ないわけ無いじゃん! 聞きたいことはたくさんあるけれど、久仁子が聞かれたく無いこともあるだろうから、敢えて聞いていないだけ。 これからゆっくり久仁子を知れば良いと思っているからさ」
 
久仁子「じゃぁ 何が知りたい? 何でも答えてあげるよ」
 
 
順平は色々と根掘り葉掘り聞きたいことはあるが、内容によっては聞きたくない答えが返ってくる場合もあるので、できることなら詮索じみた質問は避けたかった。しかし、こうして久仁子が積極的に自分自身を知ってもらおうと心を開いているのだから・・・と1つ質問をしてみた。
 

順平「その後、旦那とは離婚成立したの?」
 
久仁子「正式にはまだなんだ。 財産分与とか慰謝料の金額で折り合いがついていないからなんだけど、来月には決まるかな」 久仁子は順平の質問を想定していたかのように抵抗感を示すことなく素直に答えた。
 
順平「そうか・・・大変なんだね」
 
久仁子「お金のことであまりゴタゴタしたくないけれど、やっぱり女一人で生活していくとなると、ある程度、蓄えがないと困るしね。 愛情が無くなった今はトシ(旦那の呼び名)から搾れるだけ搾ったれって感じ」
 
順平「おお 怖っ!」
 
久仁子「そうだよぉ~ 女は執念深いからね」
 
順平「はい よく肝に銘じておきます」
 
順平が額の汗を拭うと、「のぼせたらいかんから出ようか?」と久仁子が湯船を立つと、続けて順平も立ち上がりドアに掛けてあったバスタオルで、久仁子の身体を拭き始めた。
 
すっかり熱い湯にのぼせてしまった順平 いつしか男根もその硬さを失い、同じく茹で上がっていた。
 
久仁子が順平の身体を拭いていると、硬さを失った男根を見て「あらら 縮んじゃったじゃない? 湯あたりした?」とうな垂れた男根を2本の指でプニプニと摘みあげた。
 
久仁子の長い指先で摘まれた男根は、みるみるうちに力強さを増し、鎌首を持ち上げてきた。
 
その動きを見ていた久仁子は手のひらで男根を包むと、「うふふっ 手の中でどんどん大きくなっていく」とその膨れゆく感触を確かめている。
 
順平「まだエッチもしていない俺たちだけど、こういう状況でオチ○チン握り締めるなんてベテランカップルみたいだね」と笑ってみせた。
 
順平も久仁子の手の感触に欲情し、久仁子の胸にそっと手を当て硬くなる乳首を揉みほぐした。
 
「あぁ~ん」と喘ぎ久仁子が顔を上げると、おでこには汗玉がいくつも浮いており、順平はバスタオルでその汗を拭取った。
 
久仁子「ふぅ 暑い 出よう・・・」と言うとバスルームを出た。

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