【緩々なボートシーバスライフ】好き嫌いの話③

アイランドクルーズの須江クンも4P貰ってた。当たり前の話だけど、彼はシゲちゃんとは大分

タイプが違う船長

あんまり小うるさいこと言わないし。彼が言うのはフックは必ずバーブを潰してとか、前が釣りやすいから上手くローテーションして下さいとか、ホント

必要最小限

なこと。後は楽しくやりましょう、ってな感じ。正直そういうトコはあんまり

好きじゃない（笑）

だって、僕は

自称シゲチルドレン

だから（笑）。きちんと所作を教えて貰いましたからね。ボート上での立ち振る舞いを

知らないが故に

粗相しちゃうお客さんにはきちんと教えるべきだと思うから。

例えば、進行方向の斜め前に投げて、とか。喰ったら後ろに下がって来て、とか。彼はその辺はあんまりうるさくない。良し悪しは別にしてね。

僕が彼のことで好きなのはモノづくりと宣伝かな。昔、メーカーが付いたばかりの頃かな、よく遠藤さんやシゲちゃんに

ス〇マみたいなことは

するんじゃねえって怒られてたからかな、あんまり一方的に宣伝文句を並べるわけでもないんだよね。彼の宣伝を

全部チェックしてるわけじゃないから

あんまり断定的なことは言えないけど（苦笑）。あくまで僕の印象です。

でもね、今回の記事にしても、基本的には宣伝に終始してはいるけど、今市場に流通してるのはこういうタイプ。例えばヘビーシンキングミノーだと

高速で巻かないと泳がない

だからシーバスでは使いにくい。なので、

ゆっくり巻いても泳ぐ

青物・鰆は勿論、シーバスにも効果的なヘビーシンキングミノーを作りたい、みたいな書き方してるし。デカトップの方も

浮き姿勢

に着目して、今の主流は水平浮き。なので、敢えての垂直に近い形で浮くように。そうすることで、こうなりますよ的な話をちゃんと入れてくる。

実際に使ってみた時、言うほど釣果に繋がるか、と言えばそれはまた別の話。でも、上記したようなことを聞くとね

使ってみたくなる

なるんすよ。やっぱり何を作るのもコンセプトって大事じゃない？

コンセプトの説明するにも多くの宣伝はいいことばかり並べがちだけど、まず今主流の商品の解説も入れた上で、こういうモノを作っていて、長所はこういうところ～、みたいな。

比較対象が自社製品じゃないところが肝だと思うんだよね。一般アングラーにしてみたら使用ルアーを

一つのメーカーに絞る理由はない

からね。そこのメーカーのラインナップには無くても、他のメーカーの製品にあれば別にアングラーとしては困らないから。

以前、絞るとしたらドコを選ぶ？　みたいなログを書いたことがある僕が言うことじゃないかもしれませんけどね（苦笑）

その点、ああいう書き方は上手だなと思うし、美辞麗句ばかり並べられると反感が先に来るような人間にとっては

好きな宣伝の仕方

ですね。

ただねえアイツ、簡易包装否定派なんすよ。バーブレスフックの標準装備も。シーバスガイドの船長の癖に。そこがもう一つ気に入らないところ（苦笑）。

買ってくれるのはガイドのお客さんだけじゃないから。販売にマイナスになるような提案は出来ませんよって、はっきり言いやがった（笑）。

だったらブローウィンやメガドックみたいに、包装がどうであろうが売れちゃうだろうと思えるような

突き抜けた

モノを作ってみろつーの（笑）。