▼ ビッグバド
- ジャンル:日記/一般
- (戯言)
学生の頃、
5歳以上離れた方達が、
度々、
夜釣りに連れて行ってくれた。
ある夏の晩だった。
当時の私は、
トップオンリーの釣りをしてて、
その日はSさんと、
何処かの野池で、
トップの釣りを楽しんでいた。
私はタブルスィッシャーを、
Sさんはビッグバドを。
子供の頃に、
父親に連れられて行った、
夜中の釣具屋さんや、
もう少し大きくなってから、
自分の意思で釣具屋に行った時も、
ずっと目に入っていたルアーだった。
その頃の私はと言うと、
ただのオモチャで、
飾る為か、
悪い冗談なのだろうと思っていた。
その夜も、
そんなルアーは釣れない、
正統派はダブルスィッシャーだと、
黙々と投げ続けた。
深夜の水面が割れた、
Sさんの竿が曲がった。
数秒後には、
Sさんの手の先にはバスが居た。
私は結局、
夜と、
ビッグバドと、
Sさんには勝てなかった。
次の日から、
ビッグバドとクアーズは、
私のタックルボックスの常連となった。
今でも、
あのブレードが鳴る度、
深夜の野池を思い出す。
頑固な若僧が、
少し頭を柔らかくした、
ある夏の夜を、
甲高い音が記憶していた。
5歳以上離れた方達が、
度々、
夜釣りに連れて行ってくれた。
ある夏の晩だった。
当時の私は、
トップオンリーの釣りをしてて、
その日はSさんと、
何処かの野池で、
トップの釣りを楽しんでいた。
私はタブルスィッシャーを、
Sさんはビッグバドを。
子供の頃に、
父親に連れられて行った、
夜中の釣具屋さんや、
もう少し大きくなってから、
自分の意思で釣具屋に行った時も、
ずっと目に入っていたルアーだった。
その頃の私はと言うと、
ただのオモチャで、
飾る為か、
悪い冗談なのだろうと思っていた。
その夜も、
そんなルアーは釣れない、
正統派はダブルスィッシャーだと、
黙々と投げ続けた。
深夜の水面が割れた、
Sさんの竿が曲がった。
数秒後には、
Sさんの手の先にはバスが居た。
私は結局、
夜と、
ビッグバドと、
Sさんには勝てなかった。
次の日から、
ビッグバドとクアーズは、
私のタックルボックスの常連となった。
今でも、
あのブレードが鳴る度、
深夜の野池を思い出す。
頑固な若僧が、
少し頭を柔らかくした、
ある夏の夜を、
甲高い音が記憶していた。
- 2015年4月27日
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