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報恩謝徳

  • ジャンル:釣行記
ンン…

携帯が鳴っている。

朝6時、目覚めて起き上がると、体が痛い 。

昨夜一人深酒した事は、昨日のしじみラー メンでチャラになっていた。 しじみ効果は素晴らしい。

朝飯を食いながら、今日のプランを練る。

昨日の崖ルートを越え、更に先のまだ見ぬ 地に足を踏み入れようと言うルートだ。

身震いするようなルートを一人で制覇しな くてはならない。

パンをくわえながら、ストレッチをする。

ガチガチに固まった体をほぐし、磯へと車 を走らせる。 さあ、冒険の始まりだ。


ひたすら歩く。

まだ見ぬ地を目指して。

体が熱くなり、歩くテンポが上がる。 最高に気分が良い。


丘の上から見ると、非常に良いサラシ。

と思っていたのだが、よく見るとまだまだ 強い。

昨日渡れなかったスリットは、ギリギリ渡 れると言ったところだった。



沖に目をやると凄まじい鳥山。

この波でも分かる位の水柱が立っていた。

横目で見つつ、最後まで歩ききった。 1時間半歩き、タックルをセットし呼吸を整 える。

やっとロッドが振れるようになったのは、 車を出て2時間近く経っていた。

沖には鳥山、手前は濃厚(過ぎる?)サラ シ。

波を見ていると、やはり強烈。 セットの波は立ち位置を間違えると、生死 に関わる。

強すぎてもダメな磯鱸。

ちょうど良いタイミングをはかってキャス トを繰り返す。

中々鱸に会えずに時が経つ。

しばらく歩き、絶好のポイントを見付けた 。 ここで出なければ…

そう思いキャストを繰り返す。 絶好のタイミング、一番奥まったワンドの ピンポイントにルアーが入る。

反応は早かった。


一発。

感動した。 私にとって最北の鱸。

感無量だった。



感極まって、ランディング直後「ヨッシャ ー!!」と叫んだのは初めてだった。

撮影後、風が吹き始めた。 どうやら、ここからまた波が上がりそうだ 。

急いでキャストを開始した。

サラシが広がる周期が早すぎて、タイミン グが合わない。

そんな中、ルアーがまた襲われた。 「ゴン。」と鈍い当たり。

首振りからして、中々のサイズだったが、 引き波ですぐに外れてしまった。

やはり、タイミングが悪いと食いきれない ようだった。

そこからしばらく反応が無かった。

同じ雰囲気のポイントを叩く。



1ヶ所だけベイトが引っ掛かった。

これがヒントとなり、ここぞと言うタイミ ングで、ピンにルアーを放つ。

そして、ルアーに揺らぎを与える。

「これを待っていた!!」 と言う魚からの声が聞こえそうなバイト。



引き波を利用して、引き込む強さと知能の 高さ。

正しく磯の鱸。

最高の魚にガッツポーズ。



今回最大サイズ。

この後、どんどん波は上がり、厳しい状況 となっていき、終了となった。

釣れなくても良い。

釣れてくれたらもっと良い。

大きかったら最高に良い。

いつもそう思っている。 しかし、今回は余りにも出来すぎだ。

案内してくれた石田氏
そして、厳しい自然を私に見せてくれた青 森の海。
最後に、良いファイト、良いサイズの魚達 。

全てが最高で良い旅になった。

ありがとう。 また来ます。





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