DNA

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ようやく待っていた新月の潮回り。
この日は満潮からのスタートとなった。できれば上げの時間帯を見ておきたかったが…

とりあえず、上流から入って様子をみる。
今回も相方はフクちゃん。二手に別れて下げが効いてきた流れを撃っていく。ベイトの気配はある。時より捕食音も聞こえる。


川幅は広くない場所なので、エドニスでアップからスローに探る。
潮目を抜ける辺りに集中しながら引いてくる。

が、反応がない…

と、ピックアップ寸前、足元で水柱が!



油断してました…
貴重なバイトに合わせられず…



場所を移動してウェーディングポイントへ。

手前には十分なベイト。流れを待ってキャスト。



やや澄んだ水、水温13度。
ただ、向かい風が強くなってきて、投げ辛い。

ワンテンSWでややレンジを入れるとベイトに当たる。ベイトのレンジを合わせて探るが、なかなか反応はない。




春の南寄りの強い風、黄砂と例のアレの影響か僅かに見える街明かりは霞んで見える。




ますます風が強くなり、フクちゃんも苦戦している様子。

下げ5分を過ぎ、シャローにいたベイトが動き出す。ここでルアーチェンジ。Cutter125へ。
Cutter90は、北九州では人気がありフクちゃんもサヨリ付きシーバスや様々な場所で実績十分なルアーである。が、125は余り話題に上がってこない。

でもこのルアー、ダウンへのアプローチしたときの動きや引き抵抗、私はかなりの手応えがあった。


強風の中、キャスト。なんとか潮目の奥へ届く。ダウンの流れにラインテンションを張らず緩めずで引いてきて潮目を抜けた目の前で派手な水柱が立つ!

豪快なバイト、目の前でのファイト。

シーバスアングラーにとって夢中になれる瞬間。


そしてシャローにずり上げた魚体を見る至福の時間へと…


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80は越えなかったが、体高があり筋肉質な厚みのある体。グッドコンディションの満足な魚に出逢えた。

この太さはまだまだ大きくなるDNAを持っている個体。更なる大物になって出逢えるのを楽しみにリリース。

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水面直下で喰わせるCutter125。水柱と共に始まる興奮のファイトをまた楽しみに投げて行きたいと思う釣行となった。

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