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日中は、春を感じさせるような陽気になったこの日の仕事終わりでナイトゲームへ。

先日までの強風も収まり釣りしやすい条件ではあるが、全くないのはやや厳しい…。程よい波っ気くらいがいいんだが…。

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まずは遠賀川沿いのテトラポットへ。潮位はあるのだが無風の為、水面は鏡のようだ。流れはありそうだが潮目が出るような感じではなく、全体的にダラっとした流れ。ベイトっ気はあるので撃ってみることに。


遠賀川のテトラポットは多い。過去、水害や氾濫を経験してきた川だけに川べりには、ほぼ並んでいる。

延々と続くテトラ際をすべて撃っていく…訳はなく、自分の中にある条件を満たす場所だけを撃っていく。

1. 水深がある、またはディープに近い
2. 流れが当たる、または潮目が近い
3. 1.2を満たす場所でベイトが居るなら尚良い

もちろんオープンエリアの回遊待ちの釣りも好きだし、橋脚周りの釣りもする。ウェーディングも水を感じれるのが好きだし、なぜか落ち着く。そんないろいろな釣りが楽しめる、それが遠賀川の魅力だと思う。


今日はテトラ際の釣りを選択。

気になるところを素早くチェックして回る。
テトラの上を歩く為、履きなれた靴、動き易い服装。ランディングネットがあれば尚良い。

ロングキャストはいらないショートレンジでの釣りのため、足音や気配に気をつける。フッキングのための足場もランディングポイントも考えながら撃っていく。アワセで足を滑らせて転倒なんて痛すぎるからね。安全第一で。

私はこのスタイルのときはあまりルアーチェンジしない。ライト点けて魚が際から離れてしまうのがってもっともらしい理由もあるが、ようは面倒臭がりなだけかも…笑

時期やベイトにもよるけどシンキングミノーが使いやすい。ただ巻だけでなく、軽いジャークやフォールで使えるのが魅力。特に最近お気に入りなのが、APIAのBAGRATION。

小技を効かせた釣りが好きな私にとって、ジャークのキレ、フォールの揺らめき、さらに流れにドリフトさせても使いやすい。一つのルアーでいろんな事が出来るBAGRATIONは、面倒臭がりな私にピッタリだ。



まずは、足元の沈みテトラ際を流れに対してアップに撃っていく。
ときより軽いジャークからのテンションフォールやフリーフォール、テトラに当ててからのフォールなど、魚を誘い出そうと手を尽くす。



撃ちながら先へ進み、気になる所は何度か撃っていくが、魚からの反応はない。

お留守かな…

ふと、流心側にベイトの反応が見えた。
そのままBAGRATIONをキャスト。

流れにドリフトさせながら反応のあった場所へ。

テンションを抜いてフォールさせるとボトムを叩いた。

ティップで縦方向の軽いジャークを入れるとガッっと明確なバイト!


ロッドから伝わる重みからそれほどのサイズではないが、テトラ際に入られると厄介なのでやや強引に素早くランディング。

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リアクション的に喰ってくれた魚だったが、私の好きな小技攻めの釣りで釣れたことが嬉しい一匹だった。

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こんな元気な魚に出会えると、水の中もそろそろ春が来ているのかもしれませんね。





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