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ツインフックシステムが可動して追従する写真

  • ジャンル:日記/一般
前回は、ツインフックシステムが2本掛る事により、ターゲットに無駄にダメージを与えず、フックポイントの傷をホールドしている写真を紹介させて頂きました。

トリプルフックとの違いやフックポイントの傷、ご確認頂けましたでしょうか?

そして本日は、ツインフックシステム

何故、壊れないのか?

何故、大型のターゲットに強いのか?

これについて少し説明させて頂きます。

トリプルフックは、1本の軸に3本の針先が固定されています。

そして3本の針先は、各々120度間隔に開き、ターゲットをロックします。

そして120度間隔に開いた針先は、ターゲットが暴れ、反転すると口や顔、またはボディに他の針先も掛ると、2本の針先が引っ張り合いを始めます。

結果、線径以上に負荷が掛かった針が曲がります。

また線径の強度が増している場合は、身切れを起こします。

この理由が全てでは有りませんが、トリプルフックを代表とするフックの3本の針先は、動くことが出来ません。

これが良い結果を生む場合も有りますし、破損する原因にもなります。

特に大型のターゲットで発生する事が多いトラブルです。

さて本題です。

実はこの半年位、特に新しいシリコン製のチューブをテストする様に成ってから、写真の様な針の掛かり方が増えました。

過去にも同じ様な掛かり方を見た事は多数あるのですが、熱圧縮チューブだった為に切れて気が付かなかったのだと思います。

まず1枚目の写真を見てください

これは自分が好んで使っているツインフックで、今週末の大阪フィッシングショーのがまかつ社のブースでキャンペーンに参加すると貰える、この春に発売される『TWINビッグベイトスペシャル』です。

ブラッグバスをターゲットに開発されたビッグベイト用のツインで、線径も通常の同社のMHより細く仕上がっていると聞いています。

そして2枚目の写真は、強度を見たくて使用した時のサカナの写真です。残念ですが、撮影時には、口からフックは外れていました。

小さくない個体だという事はご理解いただけると思います。

そして同じ様な写真を見つけました。

このフックは、現在、弊社でテストしているツインフックです。

がまかつ社のビッグベイトスペシャルと比較して、更に細軸の線型でワイドゲーブで設計しています。

何故、細軸でワイドゲーブなのか?に関しては、また時間を見て説明させて頂きます。

この写真は、口にフックをホールドしてある状態で説明したのでご確認いただけると思いますが、

驚くことに

一つの針先が一回転して、再びターゲットの口を捉えている事なんです。

写真のフックは、1枚目の写真と比較して若干伸びてしまっていますが、ビッグベイトで5KG程のブラッグバスを目的に設定したフックで、その2−3倍の大きさのターゲットでも耐えられるのです。

2本のフックが可動して追従している為、ターゲットの口や顔にも2次フッキングした形跡も見当たらず、フックによる傷も最小限である事も確認して頂けます。

4枚目の写真が、テスト中の弊社のプロトです。
写真は、2/0で、ロングシャンク、ワイドゲーブ、特殊シリコンチューブで製作されています。
プロトの為、メッキ処理されておらず、錆びていますが、気にしないでください。

特に4枚目の写真は、実際に10KG以上のターゲットで使用して、若干伸びている写真を選びました。

これがツインフックシステムが大型のターゲットに強い理由なのです。

追従して可動するから外せない

追従して可動するから壊れない

次回は、ツインフックシステムの更に深い

『デスロック』

と言われてる掛かり方を紹介します。

スタジオコンポジット セキグチ





 











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