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ID パックロッド TRANSWORLD 7604-5 詳細なスペックについて

  • ジャンル:日記/一般
さて前回の続きです。

先週に発売され、コアな販売店様のみに限定で解き放されたIDが提案する純日本製のパックロッド、TRANSWORLD 7604-5

このロッドのスペックについて説明させて頂きます。

TRANSWORLD 7604-5
レギュラーファーストアクション  
全長 7ft6inc 5pcs設計 『仕舞込み寸法 50cm』  
ルアーマックス 3oz
ラインマックス pe50lb mono 30lb 
モノコック(中空)カーボングリップ搭載
定価 63.000円(+TAX)
日本製『南国工房』で数量限定で製作されたパックロッドです。

 1-2ozクラスのルアーを大遠投し、コントロールする為にデザインしました。

ベイトで操作が必要なサイズのジャークベイトや2オンスクラスまでのペンシル、ポッパー、そして巻き抵抗の強いスピナーベイトやクランクベイトを軽快に扱えます。

また2ozクラスの小型のビッグベイトを水流を感じながらシビアにコントロール出来る様にもデザインされています。

仕舞い込み寸法を50cm × 5PCSに設計されたTRANSWORLD 7604-5は、飛行機の手荷物でも持ち込み可能です。

実は以前に製作した同スペックのプロトは、仕舞い込み寸法が60CMの4PCS設計でした。

そして3年前、このプロトのロッドをJALの国際線カウンターに持ち込んだ時の手荷物で受け付けて頂けなかった悔しい思いから5PCSの挑戦が始まったのでした。

その後、トライアンドエラーを繰り返し、設計を初期段階から見直して完成したロッドです。(ちなみに飛行機の手荷物の持ち込める最大サイズは、55CM以内だそうです)

また6年前の開発当初は、全てのジョイント部を印籠継ぎで設計しましたが、3年前のプロトより並継に変更し設計を見直しました。

印籠と並継ですが、ただ単に繋ぎ方の違いと感じる人も多いと思いますが、実際に同じ設計で製作して見ると、全く違うベンドカーブとバランスのロッドが生まれます。

印籠継ぎには印籠継ぎに適したロッドが有ると思うのですが、弊社の設計するベイトのパックロッドには、必要なバッドパワーと繊細なティップを共に扱える並継のジョイントで設計しています。

プロトの製作段階の途中で大きく方向転換しましたが、結果として更に進化したパックロッドがここに誕生したと思います。

本当、パックロッドの進化とそのメリットには、プロトを作れば作る程に驚かされます。

全て自社工房が与えてくれた情報だと感じています。

そしてこのロッドをイメージするのであれば、弊社のPARADOX 76045を5PCSに設定し、バッドセクションをパワーアップしたロッドだと思ってください。

使用感がとても似ています。

またPARADOX76045よりもガイド径をティップから8番ガイドまでワンサイズ大きく設定しました。

これは、PEラインの使用をメインに考え、リーダーの抜けやトラブルを無くす為です。

逆にPEを使用しない方でも、30LBのナイロンやフロロがストレス無く扱えます。

グリップエンドの長さに関してもPARADOX76045より若干ですが、長めに設定しています。

これは軽快にルアーをコントロールする目的のPARADOXよりも、世界のプレデターフィッシュを相手にする為に必要な長さです。

また全てにセクションを並継で継ぐ事によりPARADOX76045よりバッド部のブランクの径が太くなりましたが、この事によりバッドのパワーが1ランク上がりました。

これもパックロッドの大きな魅力の一つです。

結果、しなやかで繊細な4パワーのティップとトルクフルなバッドパワーを併せ持つ完成したパックロッドが完成しました。

勿論、バランサーも入っていませんが、完璧なバランスセッティングで完成しています。

バスからシーバスの様な繊細なショートバイトを弾かず、テスト時には20KGオーバーのアカメさえリフトアップします。

是非、コアなプロショップ様にて確かめてみてください。

ありがとうございました。

スタジオコンポジット  セキグチ


 









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