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笹目 釣人

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私の知らなかった”ドブ川シーバス”の世界 ~リベンジ編~

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こんにちは。
fimoフィールドモニターの笹目釣人です。

今回の記事は、以前投稿した「私の知らなかったドブ川シーバスの世界」の続編です。
https://sasame-fishing.com/dobugawa-seabass/

前回の記事は、とある青年に荒川本流とは全く異なるドブ川シーバスの釣り方を教えてもらい、衝撃を受けたという内容でした。
ただし、残念ながらシーバスを釣り上げることはできませんでした。
ドブ川が威力を発揮するには、まだ時期が早かったのかもしれません。

今回の釣行の時期は6月。水温も上がっており、さらに雨あがりで条件は最高。
2人で3シーバスと、見事リベンジを果たすことができました。

 


目次
1. 2ヶ月間0シーバス生活
2. 深夜のドブ川インレット巡り

 2.1. ドブ川へ
 2.2. 選択ミス
 2.3. ドブ川初フィッシュ
 2.4. 1インレット3シーバス
 2.5. 撤収
3. ドブ川シーバス攻略タックル
4. さいごに


 


1. 2ヶ月間0シーバス生活

本編に入る前に、最近の私の釣りを振り返りたいと思います。

端的に書くと、約2ヶ月間全くシーバスが釣れていません。
(fimoのモニターになってから釣れていないのでかなり焦りが…)

去年の4月、5月はそれなりの釣果を上げていたのですが、今年は全くシーバスの気配を感じることができず、かすりもしない釣行が続いていました。
雨が多く水温が低かったせいかもしれません。
SNSを見る限りでは私だけが不調ということではなく、笹目橋付近のシーバスアングラーは軒並み調子が悪いようでした。

「釣れる気がしない」そう思いながら過ごしていたある日、SNSで例の青年の釣果が目にとまりました。
私とは対照的にスパスパとシーバスを釣り上げています。
「本流はきついな…」笹目橋周辺の釣りに特化するというこだわりを捨て、例のドブ川に向かうことを決意しました。

青年に「今日行ってみようと思います」と連絡してみたところ、「遅い時間でもよければガイドしますよ」と願ってもない返事。
「お願いします」と即答し、タックルの準備を始めました。

 


2. 深夜のドブ川インレット巡り

2.1. ドブ川へ

深夜23時。この日は昼間に雨が降っていましたが、既に路面は乾いています。
最近仕事が忙しかったせいか疲労が溜まっているようで、自転車のペダルが重く感じます。

待ち合わせ場所は、街灯がうっすらと灯る交差点。
到着してまもなく彼と合流しました。

二人でドブ川へ向かいながら最近の釣果について情報交換します。(といっても私から提供できる情報はありませんが)
彼は数日前に友人をドブ川に連れていき、シーバスを釣らせたそうです。
これは期待大。


2.2. 選択ミス

しばらくして、一つ目のポイントに到着しました。
落差のある流れ込みに、ジョボボボと音を立てて水が落ちています。
いわゆるインレットというやつです。

彼から事前に「5g程度のジグヘッドとシャッドテールワームの組み合わせがいいですよ」と聞いていたので、素直にそれをチョイスします。
そして彼の指示通り、壁際ぎりぎりをロッドを立ててゆっくり巻いてきます。
ハンドルを3回程度巻いたところで何かに引っかかったような感覚…ゴミかなと思いそのまま巻いてきます。反応なし。
その後2回同じようにやってみましたが、やはり反応なし。

ここは外れかなと思っていると、「一応自分もやっていいですか?」と彼が言います。
彼のルアーが私のと同じコースを通ってくると、ロッドがぬっと曲がりました。
「来ました」と冷静にファイトし、シーバスを抜き上げました。

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40cm程度のシーバス

3回も通したのになぜ!?
あっけに取られて言葉が出ませんでしたが、魚のサイズを見て納得しました。
私が使ったのは、4.5インチもある太めのシャッドテールワーム。魚に対して大き過ぎです。
今思えば、一投目に感じた引っかかったような感触もあたりだったに違いありません。
完全に経験とスキルの差が出ました。


2.3. ドブ川初フィッシュ

次のポイントに移動です。
またしてもインレット。しかもすぐそばに橋が架かっていて、照明も効いています。
SS級ポイント。

一投目。
先ほどの反省をもとに、3インチの小ぶりなワームをチョイスします。
インレットの下流側にそっと立ち、壁際にキャスト。ロッドを立て気味にして、表層をゆっくり巻いてきます。
すると、コンココンっとあたり!!
あわせを入れますが、すっぽ抜けてしまいました。
無念…
同じコースを再度通してみますが、さすがにあたりません。

うなだれていると「ハクが追われてますね」と彼が対岸を指さします。(ちょっとおじさん目が悪くてよく見えないな…)
ここでルアーをおなじみのロザンテにチェンジ。

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二人して対岸にキャストします。
ただ巻きで反応がなかったので、軽くダートさせながら巻いてくると、ぬぅっと重み!!

「来ました!!」
少しほっとしたような気持でファイトします。
大きくはないですが、結構な引きです。
しかし、釣れたのは…

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40cm程度のニゴイ

なんでやねん!!
スレ掛かりだったので引いたというだけでした…


2.4. 1インレット3シーバス

さらに別のポイントへ移動です。
三度、インレットへ。

先ほど同様、静かに近づきインレットの上流側にキャスト。
ロッドを立て気味に表層をゆっくり巻いてきます。
すると、ぬっと重み!!
そして、ゴゴゴンと反応あり!!

「できるだけ離れた場所で取り込みましょう、まだ何匹かついてると思うので」と彼が言います。
言われた通り5mほどインレットから離れた場所まで魚を誘導します。
ウエストバッグに差していたネットを取り出しましたが、まごまごしているのを見かねた彼が私のネットをとりランディングしてくれました。

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53cmのシーバス

ついに、ついに2ヶ月ぶりのシーバスを釣りあげました。感無量です。
礼を伝えると「ガイドが成功してよかったです」と彼もほっとした様子でした。

撮影し、ネットに入れてシーバスをリリース。
しかし、ランディングネットを導入してから初めてネットリリースを試みた私…シーバスのあごがネットに刺さり、うまくリリースができません。
あまりの下手さに彼が手本を見せてくれました。
そして、シーバスは無事に帰っていきました。

 

「このシャフト、結構長さあるのに軽くて良いですね。しかも仕舞うとコンパクトだし。ダイワのやつですか?」彼が聞いてきました。
「fimoのランディングシャフトです!!」
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ランディングネットを使い始めて間もない私は、fimoのランディングシャフトがいかに素晴らしいのかいまひとつわかっていませんでしたが、玄人にはかなり響いたようです。
気になる方はこちらをご覧ください。
fimoランディングシャフト500の紹介記事
fimoショップ
 

さて、本編に戻ります。

どうぞ投げてくださいと彼に促し、私は少し余韻に浸ります。
ずれたワームをフックに戻し…

バシャバシャバシャバシャ!!

振り向くと「来ました」と言いながら、またしても冷静にファイトしている彼の姿が!!
息をつく間もありません。
ネットを持って駆けつけます。
ランディングでミスをしないかかなり不安でしたが、無事に取り込むことができました。

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先ほど私が釣ったのよりも一回り大きい65cmのシーバス
さっと撮影を済ませ、こちらのシーバスも無事に帰っていきました。

「まだ居るかもしれません」と彼は言います。
そんなバカな、こんな小さいインレットに2匹居ただけでも私には奇跡的なことに思えるのに、まだ居るはずがありません。

とはいえここは彼の庭なので、言うことを信じて同じコースを通してみます。
しかし反応はありません。
さすがにね…と思いつつ若干アプローチを変えてみます。
ホバスト気味にロッドでチョンチョンしながら巻いてくると、ぬっとあたり!!
あわせを入れると一瞬重みが乗ったのですが、すっぽ抜けてしまいました。


2.5. 撤収

その後、いくつかのポイントを回りましたが、水位が下がってきて打てるポイントが無くなってきました。(なおこの間にも私の下手くそ具合が炸裂し、3バイトほどを取り逃しています)

夜もかなり更けてきたので、この日は撤収するこにとしました。

別れ際、「また来てください」と彼は言いました。
「また来ます!!」そう言って、来る時よりも軽くなったペダルをこいで、家路につきました。

 


3. ドブ川シーバス攻略タックル

今回の釣行にて、ドブ川シーバスの攻略にマッチしたタックルセッティングがなんとなく見えてきました。

笹目的には、6ft程度のはりのあるロッドに、軽量のルアーでも投げられるリール、そして5gのジグヘッドとワームこの組み合わせがベストのように感じました。

ルアーはスイングインパクト2.5インチが良いかと思っています。
実際釣れたのもこのルアーです。

笹目的ドブ川シーバス攻略タックルの考察はササメフィッシングに記載しているので、気になる方は覗いてみてください。
https://sasame-fishing.com/dobugawa-revenge/#toc8

 


4. さいごに

ということで今回は、ドブ川シーバスのリベンジ釣行について記事にしました。

2ヶ月ぶりにシーバスが釣れたのはよかったものの、バイトに対する釣果が少なすぎて自分の下手さを思い知りました…
ガイドしてくれた青年には本当に感謝です。
この夏シーズンは、他の支流も自分で開拓してみようと思います。

それではまた。

 

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