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松浦宏紀
香川県
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▼ クロダイの地域性後編。
前編にて、様々な意見が出てきました。
コメントはあえていたしません(*^_^*)
それが、正解かどうかは正直魚にしか分からないこと…。
しかし、そう言ってしまえば何もかも始まらないのが現実です。
何も考えずにやるより、考えてやったほうがより効率良く、魚からのコンタクト又は釣果も良くなると思います。
そこで、私の考察を。
クロダイをルアーで狙っていて数年。
なぜルアーに釣れるのか?
なぜ?なぜ?
というところからのスタートでした。
私が初めてする時はまだ他のクロダイアングラーの姿があまり見られない頃。
教えてくれる人もいない状況でした。
そもそも、餌釣りからスタートしたクロダイ狙いなので、全くもって意味不明。
私の中での探究心が強くなるのは、そう時間はかかりませんでした。
まず、初めに考えたこと。
高松河川は干満差があり、常に水があることはありません。
もちろん下流域にはありますが…。
クロダイは警戒心が強い魚です。
そんな魚が河川の浅場でウロウロしているのが、不思議でなりませんでした。
しかし、一年を通して河川を見ると、明らかに夏時期の個体数が多く、ずっと観察しているとボトムの土を掘り返したりする光景を見ました。
より、暑い時期の方がこういった光景や、個体数も多いように感じました。
そこで、また一つの疑問点。
なぜ暑いこの時期に河川への個体数が増えるのか?
私の見解は、春に産卵した個体が回復するため、比較的動きの遅い甲殻類を捕食しにきたのではないか?と思うようになりました。
今現在、私の見解はもう一つ。
甲殻類もそうですが、クロダイは雑食性。
海藻も食べています。
これは、ソル友のタカさんがキープしたクロダイのお腹の中から大量の海藻が出てきたことをもとにしています。
そうすると、梅雨が明けてしばらくまで河川には大量のアオサがボトムにビッシリあります。
産卵を終えた体力の無いクロダイはこのアオサをメインに捕食し、回復してきた個体は甲殻類を捕食するのでは?と思うようになりました。
これは、観察して分かったこと。
次にルアーに反応する時期。
梅雨前は反応しても、まばら。
梅雨明けは高反応をみせる個体が多くなっています。
これは時期的なものでは無く、単に産卵からの回復に2〜3ヶ月かかるからだと推測。
この時期の水温は22℃ほど。
河川ならもう少し高くなっているかと思います。
そして、そのクロダイ。
同じクロダイでも、回遊性の高低差があると感じています。
黒いのは回遊性が低く、居着き。
白っぽくなっているのは回遊性の髙い個体と判断。
TOPで釣れる個体のその多くが白っぽい個体。
回遊性が高く、居着きのクロダイよりもルアーに反応が良い。
TOPで釣れる個体のそのほとんどが40を超えている。
小さいのがいるのに大きいのしか食わない。
そういったケースが多い。
そこである仮説を立ててみる。
「警戒心も強いクロダイだが、好奇心も旺盛なクロダイ。TOPにバイトしてくるのは、好奇心があるからだ」
と立ててみると・・・。
好奇心が旺盛なクロダイは大小問わずバイトしてくる可能性が高い。
大小の動くスピードは小さい方が速い。
よって、好奇心旺盛な場合は小さい個体が数釣れてもおかしくない。
このことにより、私の中での好奇心でTOPに反応という仮説は成り立たなくなります。
そこで新たな仮説
「縄張意識の高いクロダイがTOPに反応している」
釣れるサイズが大きい。
群れで行動しているクロダイはTOPに高反応。
この群れで行動する場合。
おそらく、テリトリーが存在してくると思います。
回復してきた個体が数少ない餌を求めて回遊。
その回遊中であっても、その場でステイしている状態であっても仲間以外のものが近づいてくるのを拒む習性があるのでは?
また、頭が上にある状態でルアーを下側へトレースした場合であっても
チェイスがあり、バイトもあります。
縄張意識が高い個体は警戒心も強い状態にあって、音と泡が有効なのもこの警戒心を上手く利用した釣りだと感じております。
これはもちろん地域性もあると思いますし、考え方は人それぞれ。
もう1度ターゲットについて考えてみるのも楽しいかと思います。
釣りは深い~(笑)
iPhoneからの投稿
コメントはあえていたしません(*^_^*)
それが、正解かどうかは正直魚にしか分からないこと…。
しかし、そう言ってしまえば何もかも始まらないのが現実です。
何も考えずにやるより、考えてやったほうがより効率良く、魚からのコンタクト又は釣果も良くなると思います。
そこで、私の考察を。
クロダイをルアーで狙っていて数年。
なぜルアーに釣れるのか?
なぜ?なぜ?
というところからのスタートでした。
私が初めてする時はまだ他のクロダイアングラーの姿があまり見られない頃。
教えてくれる人もいない状況でした。
そもそも、餌釣りからスタートしたクロダイ狙いなので、全くもって意味不明。
私の中での探究心が強くなるのは、そう時間はかかりませんでした。
まず、初めに考えたこと。
高松河川は干満差があり、常に水があることはありません。
もちろん下流域にはありますが…。
クロダイは警戒心が強い魚です。
そんな魚が河川の浅場でウロウロしているのが、不思議でなりませんでした。
しかし、一年を通して河川を見ると、明らかに夏時期の個体数が多く、ずっと観察しているとボトムの土を掘り返したりする光景を見ました。
より、暑い時期の方がこういった光景や、個体数も多いように感じました。
そこで、また一つの疑問点。
なぜ暑いこの時期に河川への個体数が増えるのか?
私の見解は、春に産卵した個体が回復するため、比較的動きの遅い甲殻類を捕食しにきたのではないか?と思うようになりました。
今現在、私の見解はもう一つ。
甲殻類もそうですが、クロダイは雑食性。
海藻も食べています。
これは、ソル友のタカさんがキープしたクロダイのお腹の中から大量の海藻が出てきたことをもとにしています。
そうすると、梅雨が明けてしばらくまで河川には大量のアオサがボトムにビッシリあります。
産卵を終えた体力の無いクロダイはこのアオサをメインに捕食し、回復してきた個体は甲殻類を捕食するのでは?と思うようになりました。
これは、観察して分かったこと。
次にルアーに反応する時期。
梅雨前は反応しても、まばら。
梅雨明けは高反応をみせる個体が多くなっています。
これは時期的なものでは無く、単に産卵からの回復に2〜3ヶ月かかるからだと推測。
この時期の水温は22℃ほど。
河川ならもう少し高くなっているかと思います。
そして、そのクロダイ。
同じクロダイでも、回遊性の高低差があると感じています。
黒いのは回遊性が低く、居着き。
白っぽくなっているのは回遊性の髙い個体と判断。
TOPで釣れる個体のその多くが白っぽい個体。
回遊性が高く、居着きのクロダイよりもルアーに反応が良い。
TOPで釣れる個体のそのほとんどが40を超えている。
小さいのがいるのに大きいのしか食わない。
そういったケースが多い。
そこである仮説を立ててみる。
「警戒心も強いクロダイだが、好奇心も旺盛なクロダイ。TOPにバイトしてくるのは、好奇心があるからだ」
と立ててみると・・・。
好奇心が旺盛なクロダイは大小問わずバイトしてくる可能性が高い。
大小の動くスピードは小さい方が速い。
よって、好奇心旺盛な場合は小さい個体が数釣れてもおかしくない。
このことにより、私の中での好奇心でTOPに反応という仮説は成り立たなくなります。
そこで新たな仮説
「縄張意識の高いクロダイがTOPに反応している」
釣れるサイズが大きい。
群れで行動しているクロダイはTOPに高反応。
この群れで行動する場合。
おそらく、テリトリーが存在してくると思います。
回復してきた個体が数少ない餌を求めて回遊。
その回遊中であっても、その場でステイしている状態であっても仲間以外のものが近づいてくるのを拒む習性があるのでは?
また、頭が上にある状態でルアーを下側へトレースした場合であっても
チェイスがあり、バイトもあります。
縄張意識が高い個体は警戒心も強い状態にあって、音と泡が有効なのもこの警戒心を上手く利用した釣りだと感じております。
これはもちろん地域性もあると思いますし、考え方は人それぞれ。
もう1度ターゲットについて考えてみるのも楽しいかと思います。
釣りは深い~(笑)
iPhoneからの投稿
- 2013年7月19日
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登録ライター
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