「GO　HARD!　BLOODY　TIGER」

アウォンガでほとんどの釣り人はSoftプラスティックでバラマンディを狙っている。どのような光景か簡単に例を挙げればラージマウスバス釣りの様な感じだろうか。プレッシャーが高くなるにつれ、ワームが有効なのは多くの釣り人が承知していると思う。違和感を与えない柔らかな動きと変化に富む波動、ウィードレスやオフセット、シンカーの位置、重さなどの調節によって応用が効き、匂いや味など、そこまでするかぁ!?と思うような工夫がされている。(豪州ではHARD＝プラグ、SOFT＝ワーム)

僕もウィードが五月蝿いポイントやティンバーに囲まれ根がかりし易い場合は、ソフトを使うこともある。でも、ハードで狙える状況なら僕はハードルアーを好んで使う。ハードルアーにはソフトには無い芸術的な面がある。人によっては使い込んだルアーや大物、初魚、思い出に残る魚を釣った時、殿堂入りルアーやらメモリアルルアーなどと額縁に写真や剥製と入れて飾る時もある。でも、それをソフトプラスティック(ワーム)でやる人はほとんどいないのではないだろうか？ハードルアーにはなんというか、創り手や使い手の魂のようなものが入っているような気がする。(僕個人の価値観)
 

最終日の朝を迎える。水温がまだ低い朝一での釣りは控え夕方に備えてじっくりと休む。曇った空と交互に来る雨と太陽、そして風が少し出てきた。風は釣りを難しくするが、水が動き流れが生じベイトが決まった場所に集められるのでポイントを絞りやすくなる利点がある。
昼過ぎにボートを出し釣り始めるとちょうど晴れ間が出てきた。風によって出来た流れが当り、活性が高いバラが集まるであろうポイントをBM100ZXのフォール&スローただ巻きで狙う。スレバラにアピールしすぎない程度にさりげなく誘う感じでスローにリーリングしているとコツンッという小さなアタリ。アワせるとギュンと一気にドラグが鳴った。すぐさま水面が割れ、2回連続ジャンプにはヒヤッとしたが問題なくランディング。

サイズは可愛い85cmのバラだけど、NorthCraftにバラマンディ用で作ってもらった僕のオリジナルカラーであるブラディタイガーでの一匹は嬉しかった。

おまけでナマズも釣れた・・・針外すのが大変だったよ

 

今回のバラ釣りではあまり出番が与えられなかったBM100ZXだけど、キッチリ結果を出せて嬉しい限り♪次回はコイツでメーターオーバー釣ってみたいなぁ。

つづく

イメージでは甲殻類的なカラーです。あまり他では見かけないレアカラーだと思うので、是非試してみてください。ただいま発売中なので、どうぞよろしく!☆　YOSHI･BLOODY　TIGER　☆

 

＊この記事は別にハードルアーで釣るのが偉いとかそういう事ではなく(ちょっと凄いでしょ♪ってのはありますがw)、それぞれの釣り人の　こだわり　や　信条　に則り好きなように釣ればいいと思います。ただ僕はハードで釣れる状況なら出来るだけハードルアーで釣りたいという　こだわり　を持っているだけです。
ハード好きの方でもバラマンディヴァ～ジンの方や日本からはるばる遠征に来られる方には、ソフトプラスティックを２,３パック用意しておく事をお勧めします。時にはこだわりよりも釣果優先が吉と出ることもあるので。
 

★僕のお勧めルアー、ワーム

ハード・プラグ

･AIR　OGRE　SLM　or　S　(中層～ボトム狙いには必須、時には表層速巻きでも使える)

･BM100ZX　(表層～中層狙い)

･BM　Continental120F   (シャローのウィードエッジ攻略、マズメ時のスローアクション)

･AIR　OGRE　F　(マズメ時の表層の漂わせ、デッドスローアクションで◎)

･100～140mmのサスペンドミノー

･100～140mmのフローティングミノー

･サーフェス好きの方向け:ペンシル、スウィッシャー、ポッパーなど(主に暖かい季節)
 

ソフトプラスティック

･バークレー　ホローベリー(王道ワーム)・・・サイトが見つけられず・・・

･deps　BUMBLE　SHAD
　
･deps　TWIN‐TAIL　4.5  (サーフェスフロッグ、ボトムクローイミテート両立)

･IMAKATSU　ジャバロン

･その他クロー系