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過去に作ったルアー:シャロー用リップレスミノー

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過去に作ったルアーをちょこちょこと書いていってみたいと思います。
基本的に名前を付けないタイプなので、全部名無しなルアーです。
あとパクr…インスパイア!も多いです(;´Д`)




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私が普段やる場所がかなり浅い。
ストラクシャーがそこまで厳しいわけではないものの、ボトムノックをするとシロボヤ的な有機物に根掛かりすることが多く、必然的にシャロー用ルアーが多くなります。

このルアーを作るまで、バルサ、ヒノキ、桐、ポリプロピレン樹脂、アクリル樹脂などの素材でルアーを作ってきたんですが、オール木材の場合、牡蠣などの硬いストラクシャーに当たってしまうと薄い部分が欠けてしまう事が多く。
特にリップの欠けが多いので、このルアーではFusion360の3DCADの設計の時点でリップを樹脂(アクリル)にするようにしています。




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木材(桐)からCNCで削り出し。
リップはアクリルから削り出し。
写真はまだちょっと古い重心移動システムで、現在はもうちょっと違う形になっています。




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このルアーは結構良い釣果を出せて、おまけに使い勝手がかなり良かったので、若干量産しました。
量産するにあたって、2枚開きで削り出したボディを接着する工程でズレなどが発生するのを最小限に抑えるため、アクリルからこんな治具を削り出し、接着する際にズレない&均一に力がかかり、しっかり貼り合わせる事が出来るようにしました。




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遊び心でこんなマスキングパターンをカッティングマシン化したCNCで切り出し。




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シーバス釣りに関しては、ルアーカラーが釣果に与える要素は限りなく低いと思っているので、色塗りはお遊び的です。




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中に使う重心移動システムのバージョンや重さ、コーティングに使うセロルースセメントのドブ漬け回数、塗装などに寄って若干重さが前後しますが、85mmで大体8.5~9.5gくらいのルアーです。
写真のはちょっと重たい版ですね。

ちょっと余談ですが、ミノー系ルアーというのは軽ければ軽いほど泳ぎやすいのが基本です。
なので、ボディの比重というのは大変重要。
一般的に市販されているルアーは大体ABS樹脂だと思いますが、ABS樹脂の比重は1.0~1.2くらいみたい。
対して木材は、バルサ0.1~0.2、桐0.2~0.3、ヒノキ0.4くらいと非常に軽い。
そのため、ハンドメイドルアーのウッドボディ素材なルアーを一般販売する際、全く同じ形状でABS樹脂化すると泳ぎが大幅に変わってしまいます。
中空構造にしても、基本的にウッドボディの軽さには勝てません。
それぞれメリット、デメリットがあるので、どちらが絶対正義などはありませんが、泳ぎに関してはウッドボディに旗が上がります。




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ランカーも釣れております。




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結構泳ぐルアーなので、基本的にはデッドスローで漂わせるように巻くと食ってくる率が上がります。
ダウンクロスなら止めちゃってもいいくらい。
また重心移動で飛行姿勢もよく、失速する感じもないのでよく飛びます。




リリース前提のルアーフィッシングは自己満足みたいなものですが、自作ルアーはそれをさらに引き上げる楽しみだと思います。
CNCを導入する前は、バルサをカッターで削って作っていて、そんなルアーで渋いときに釣れた感動たるや。
自作ルアーに興味を持っている方はぜひぜひチャレンジしてみてください。

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