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自作ルアー:表層~表層直下系ヘビーシンキング

私が釣りに行ってる場所では、表層~表層直下系のルアーは秋以外活躍の場があまりない。
トップ系ルアーは面白いけどロマンであり、秋のナブラやボイル打ち以外、ロッドアクション含めてキツイので使う機会がほとんどありませんでした。
でもライザーベイトっぽいのを作ってみたり、マニックやスウィングウォブラーを投げたり見たりしてみて「なるほど、なるほど…」と思うことあり、これを形にすべく表層~表層直下系ルアーを作ってみることに。




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まずはFusion360でモデリング。
珍しくヘビーシンキングで、おまけに結構な細身。
でも引くレンジは表層~表層直下をイメージ。
アルミ金型を削り出しで作って、鉛を鋳造するタイプの固定重心です。




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ボディはダイソーの安い桐。
横幅120mmの板に詰め込んで6枚(3本)削り出せます。
固定重心鉛用のアルミ金型も削り出しておきます。




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削り出したボディと鋳造した鉛を組み合わせ、自作エイト環のアイも組み合わせるとこんな感じ。
これをエポキシ接着剤で接着結合させます。




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とりあえずテストとなる1号機完成。
でもこれは初釣行にて狙い通りヒットさせるも、ストラクチャーに巻かれて痛恨のロスト。
掛けた魚が結構大きかったのも悔やまれる。
ただ狙い通りの泳ぎやパターンが出せたので、これは結構行ける。と手応えを掴みました。




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なわけで、2号機、予備の3号機も制作。




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実際にアレコレ使ってみると、ヘビーシンキングであるものの予想通り表層~表層直下を引ける。
ただ巻きするだけで引き波を立ててトップルアーのように使う事も出来るし、一枚下のレンジを引く事も出来る。
泳ぎはマニックほどタイトではなく、ライザーベイトほど大きくもない感じで「こんな感じになったらいいなー」がそのまま形に出来ました。
表層付近を見てる魚へは結構良い感じで、これなら冬のバチ抜けシーズンも使えそう。




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90mm、幅10mm、13.5gと細身で重たく、若干の後方重心なので飛距離を稼ぐことができる。
サーチルアーとしての能力が高く、上のレンジを引きやすいため、激浅シャロー帯でも根掛かり恐れず引く事が出来るのは強み。
ただ表層~表層直下系のデメリットとして、波っけ高い時はちょっと微妙。
こういう時は若干潜らせて使うか、ミノー系のが良いですね。




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私が通っているポイントは水深30~120cmくらいのところで魚を掛ける事が多いにもかかわらず、高活性でもボイルが出る事がほぼありません。
そのため表層~表層直下ルアーはダメという先入観がありましたが、このルアーを作って投げて魚を掛けまくったところ、ナイトでも普通に水面爆発バイトが出まくる。
10~20cmほどレンジを落とした方がフッキング率は高いですが、トップのルアーに湧き上がるバイトというのはナイトゲームであってもロマンがあります。
フッキングしなくても面白いのでついつい表層を優先してしまう…。




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ロックオンした場所での爆釣や1匹を引き出すためのルアーではないけど「あれ?群れ移動した?」や「この辺がポイントだと思うんだけど…」な時など、広範囲でサーチが必要なときに重宝出来るルアーに仕上がりました。
非常に使いやすく、使っていて面白いのも良い感じ。
私が通っている場所との相性も良いので、オールシーズン常に持って行く感じのルアーになりそうです。

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