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ショータ・ジェンキンスです。
ようやくfimoの触り方を理解してきました。
皆様よろしくお願い致します。
▼ イタリア旅行記 ~情熱と発狂のあいだ編~
- ジャンル:日記/一般
- (旅行記)
どうにかこの旅最大のピンチを乗り切り、無事にフィレンツェに到着。ちなみに英語だとフローレンスって言います。滅多に旅行しないので、今回初めて知りました。フローレンスって聞くとフランスな響きに聞こえてしまうのは僕だけかなぁ。ミランとミラノ、ヴェニスにヴェネチア、ややこしいったらないですね。トウキョウをまるでトキオみたいな。
さて、晩御飯の後ホテルに戻り、もう一度夜な夜な街に繰り出します。街というかお目当ては川。有名なベッキオ橋のかかる、フィレンツェの街を悠々と流れるアルノ川です。イタリアに来てからパオロと何度かメールをして、この川にはナマズとザンダーがいることが判明。旅行寸前に折れてしまったので、今回ベイトロッドは持参しておらず、スピニングタックル&3lbのナイロンラインで出撃。チョイ釣りのつもりで、狙えるのは小さいザンダーかパーチがいればいいなぐらいで考えていたのです。
そして川に着くつと水面が不自然に揺れています。何かいる。よく目を凝らしてみてみると何か結構大きな動物が泳いだり陸にあがったりしています。川沿いに下りゆっくりとアプローチしますが、なかなか距離を縮めさせてはくれないUMA。動物にはそんなに詳しくない僕ら、そのネズミの様な顔に2人揃って『カピバラか!!』と大盛り上がり。釣りを一旦中止し、カピバラを追って中腰で歩きまくりました。おかげで翌日んふくらはぎが筋肉痛、、、。

一番近くで撮影出来たUMA

星は結構足がデカい
悠に60cmぐらいはありそうな全長ですからね。こんなのがゴソゴソやっているとわくわくしてしょうがないんですよ。カメラを片手に川沿いを徘徊するアジア人2人、警察とかこなくて良かったな(笑)しかしなんでわざわざ夜中に出撃かというと、人が少ないものありますが、ザンダーという魚(大陸ではパイクパーチと呼ばれることが多い)は夜に活発に餌を追うそうなんですね。気付くと全然近づけない動物との追いかけっこにも飽きてきて、釣りキチモード、黙々と竿を振っていました。
そして釣りを開始数分後のことでした。ジャークを繰り返す僕のミノーに生命反応!と、思った瞬間に鳴りやまないドラグ音にものすごい水しぶきの音!!そして街灯に照らされた水面にジャンプを2回繰り返す銀色の魚体(夜なんで色は自信なかったり)、でかい!!!もう文字通り、手も足も出ません。魚が何なにかもわからない。どんどん速くなる鼓動と興奮で震えている膝。落ち着けと自分に言い聞かせます。もうラインも半分以上持っていかれ、疲れることをしならない謎の巨大魚。少なく見積もっても80cmはあるだろうというデカさですからね。かと言ってあまり慎重になりすぎてもと思い、少しドラグをきつめてポンピング、少しづつ寄ってきました。刺激しない様にリールを巻いていると、また突然走りだします。ウィーーンと最後のうなりを上げたあと、寒気がする様なフっと重みの無くなる感覚。ラインブレイク、、、。どうしたものか。あんなデカいのがまさか陸っぱりから食ってくるなんて想像もしていませんでしたからね、ルアーのチョイスも限られています。
気を取り直し、ワイヤーリーダーにスイムセンコー黒×青ラメをノーシンカーでセット、諦めきれずに岸際を攻めているとなんと間もなくまたバイト!ゴゴンっとあたり、今度は先ほどのに比べたら小さい様でそんなに走られません。大きな首ふりをし、体を翻します。濁っている水の中にうっすらと見える魚体、しかし未だ何なのかはきりは見えません。白いお腹が見えただけ。走り出そうとグイグイっと魚が動いた直後、なんと無念のバラし。フッキングが甘かったのでしょう。完全に冷静さを欠いていましたね。興奮と悔しさと嬉しさ?でもう情熱を通り越して発狂寸前。
本当にこいつを釣るつもりならやっぱりこのタックルじゃ太刀打ち出来ないと思い、友人を説得し一度ホテルへ。そしてフロロ20lbが巻いてあるベイトリールを無理やりスピニングロッドに装着、小学生以来にそんなことしましたね。友人は今度こそバッチリと、カメラにカピバラを収めてやろうと1眼レフを担ぎ、真夜中のアルノ川へと再出撃、時間は2時を回っていました、、、。
投げにくい無理やりなタックのせいもあってか、結果は足元でのミスバイトと、モワンと盛り上がる巨大なチェイスの証拠?を最後にパタリと姿を消してしまった巨大魚。このままでは朝になってしまうと、次の日の夜に望みを託し川を後にしました。
もう次の日は2人とも寝不足で前半はフラフラ&真夏の様な日差しにウダウダでした。またまたつき合わせてごめんえ、そしてありがとうR君。しかしドゥオモからの町の景色を見た瞬間に疲れは吹き飛びました。ポストカードで見慣れたあの景色が続き、後ろには美しいトスカーナらしい丘陵が広がります。エンヤを聞きたくなりました。

この景色は並ぶ価値ありですよ。
それと、もうお気づきの方もいるかもしれませんがフィレンツェにカピバラなんている訳ありません。何でその場で気づかなかったのか不思議なぐらい答えは簡単で、UMAの正体はヌートリア。日本でも大きな問題になっている動物です。絶滅動物やその類が大好きな管理人、ニホンカワウソについて調べている時にあれだけ登場していたのに、、、。
パウロと話してヌートリアのこと?と言われた時はがっかりでした。かわいい顔をしてるけど害獣。しかし害魚だとか害獣だとか、当の生き物からしたら迷惑な話ですね。

フィレンツェ最後の夜、あの巨大魚を仕留めるチャンスは今日が最後。もうこれでもかっていうぐらいの晩御飯を食べた後、まだカピバラだと信じきっている一行は3人揃って、カピバラと巨大魚を追ってアルノ川へと歩き出しました。
ではまた。
ゆけ!和製ペスカトーレ!!

さて、晩御飯の後ホテルに戻り、もう一度夜な夜な街に繰り出します。街というかお目当ては川。有名なベッキオ橋のかかる、フィレンツェの街を悠々と流れるアルノ川です。イタリアに来てからパオロと何度かメールをして、この川にはナマズとザンダーがいることが判明。旅行寸前に折れてしまったので、今回ベイトロッドは持参しておらず、スピニングタックル&3lbのナイロンラインで出撃。チョイ釣りのつもりで、狙えるのは小さいザンダーかパーチがいればいいなぐらいで考えていたのです。
そして川に着くつと水面が不自然に揺れています。何かいる。よく目を凝らしてみてみると何か結構大きな動物が泳いだり陸にあがったりしています。川沿いに下りゆっくりとアプローチしますが、なかなか距離を縮めさせてはくれないUMA。動物にはそんなに詳しくない僕ら、そのネズミの様な顔に2人揃って『カピバラか!!』と大盛り上がり。釣りを一旦中止し、カピバラを追って中腰で歩きまくりました。おかげで翌日んふくらはぎが筋肉痛、、、。

一番近くで撮影出来たUMA

星は結構足がデカい
悠に60cmぐらいはありそうな全長ですからね。こんなのがゴソゴソやっているとわくわくしてしょうがないんですよ。カメラを片手に川沿いを徘徊するアジア人2人、警察とかこなくて良かったな(笑)しかしなんでわざわざ夜中に出撃かというと、人が少ないものありますが、ザンダーという魚(大陸ではパイクパーチと呼ばれることが多い)は夜に活発に餌を追うそうなんですね。気付くと全然近づけない動物との追いかけっこにも飽きてきて、釣りキチモード、黙々と竿を振っていました。
そして釣りを開始数分後のことでした。ジャークを繰り返す僕のミノーに生命反応!と、思った瞬間に鳴りやまないドラグ音にものすごい水しぶきの音!!そして街灯に照らされた水面にジャンプを2回繰り返す銀色の魚体(夜なんで色は自信なかったり)、でかい!!!もう文字通り、手も足も出ません。魚が何なにかもわからない。どんどん速くなる鼓動と興奮で震えている膝。落ち着けと自分に言い聞かせます。もうラインも半分以上持っていかれ、疲れることをしならない謎の巨大魚。少なく見積もっても80cmはあるだろうというデカさですからね。かと言ってあまり慎重になりすぎてもと思い、少しドラグをきつめてポンピング、少しづつ寄ってきました。刺激しない様にリールを巻いていると、また突然走りだします。ウィーーンと最後のうなりを上げたあと、寒気がする様なフっと重みの無くなる感覚。ラインブレイク、、、。どうしたものか。あんなデカいのがまさか陸っぱりから食ってくるなんて想像もしていませんでしたからね、ルアーのチョイスも限られています。
気を取り直し、ワイヤーリーダーにスイムセンコー黒×青ラメをノーシンカーでセット、諦めきれずに岸際を攻めているとなんと間もなくまたバイト!ゴゴンっとあたり、今度は先ほどのに比べたら小さい様でそんなに走られません。大きな首ふりをし、体を翻します。濁っている水の中にうっすらと見える魚体、しかし未だ何なのかはきりは見えません。白いお腹が見えただけ。走り出そうとグイグイっと魚が動いた直後、なんと無念のバラし。フッキングが甘かったのでしょう。完全に冷静さを欠いていましたね。興奮と悔しさと嬉しさ?でもう情熱を通り越して発狂寸前。
本当にこいつを釣るつもりならやっぱりこのタックルじゃ太刀打ち出来ないと思い、友人を説得し一度ホテルへ。そしてフロロ20lbが巻いてあるベイトリールを無理やりスピニングロッドに装着、小学生以来にそんなことしましたね。友人は今度こそバッチリと、カメラにカピバラを収めてやろうと1眼レフを担ぎ、真夜中のアルノ川へと再出撃、時間は2時を回っていました、、、。
投げにくい無理やりなタックのせいもあってか、結果は足元でのミスバイトと、モワンと盛り上がる巨大なチェイスの証拠?を最後にパタリと姿を消してしまった巨大魚。このままでは朝になってしまうと、次の日の夜に望みを託し川を後にしました。
もう次の日は2人とも寝不足で前半はフラフラ&真夏の様な日差しにウダウダでした。またまたつき合わせてごめんえ、そしてありがとうR君。しかしドゥオモからの町の景色を見た瞬間に疲れは吹き飛びました。ポストカードで見慣れたあの景色が続き、後ろには美しいトスカーナらしい丘陵が広がります。エンヤを聞きたくなりました。

この景色は並ぶ価値ありですよ。
それと、もうお気づきの方もいるかもしれませんがフィレンツェにカピバラなんている訳ありません。何でその場で気づかなかったのか不思議なぐらい答えは簡単で、UMAの正体はヌートリア。日本でも大きな問題になっている動物です。絶滅動物やその類が大好きな管理人、ニホンカワウソについて調べている時にあれだけ登場していたのに、、、。
パウロと話してヌートリアのこと?と言われた時はがっかりでした。かわいい顔をしてるけど害獣。しかし害魚だとか害獣だとか、当の生き物からしたら迷惑な話ですね。

フィレンツェ最後の夜、あの巨大魚を仕留めるチャンスは今日が最後。もうこれでもかっていうぐらいの晩御飯を食べた後、まだカピバラだと信じきっている一行は3人揃って、カピバラと巨大魚を追ってアルノ川へと歩き出しました。
ではまた。
ゆけ!和製ペスカトーレ!!




- 2010年4月22日
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