憧魚

  • ジャンル:釣行記
  • (高知)
10月初旬。
出張で高知へ。

釣行の数日前に四万十川で
記録的なアカメがソルトルアーシーンを
騒然とさせた。

憧れの魚…
アカメ…。

今年始めより
高知へ出張するようになり
高知で釣りをする機会ができ
次第にアカメへの
憧れ、期待感が増していった。

そんな思いではあったが、
釣行するたびに様々な魚たちと出会い
浦戸湾へ注ぐ川川の豊かさを感じ
それだけでも十分高知の釣りを堪能していた。



釣行の日、
仕事が終われば釣りに行くと決め込んでいた。
ショップの店員の方に有力な場所を教えてもらい、
釣り場へ

流れ出しがあるところで
少し離れたところから岸際から、
だんだん沖の払い出しの方へ
一投一投投げていく。

5投目くらいだろうか。
流れを感じながら引いて
流れ出しの抵抗がゆるくなったとき

ゴスッ

掛かった。
トルクのある引きだが

頭な中ではシーバスだろうと
思っていた。
シーバスならかなりでかい。

そう思いながら寄せようとするが、
なかなか諦めないし
首振りの重みが、シーバスの重みではない。
それに加え、かなりトルクフルだ。

ファイトの途中から
ひょっとすると
とは思ったが、
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ゆっくりネットインし、
憧魚を眺める。

なんというか…
神々しいと言えば言い過ぎかもしれないが
近い感じがした。

喜びを抑えきれなかった。
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運が良かったとしか言いようがない。
何しろアカメ釣りのノウハウは全くないし
時合などの知識もない。

少し申し訳ない気にもなった。
もっと時間がかかると思っていた。

けれど、そんな自分に釣れてくれたコイツに
感謝の意を込めてリリースした。

高知に来るようになり様々な方のアカメに対する思いや、アカメの生態、状況などたくさん話しをきいたが、
アカメという魚は高知、また高知のアングラーにとってかけがえのない存在であり、特別な魚であることを強く感じた。

彼らを守ると同時に、この釣りを楽しめる環境にある高知という地を自分は尊敬する。

と、ちょっとマジメに書いてしまったが、
この魚に関してはそうさせてください。
それだけ自分にとっても特別なターゲットなので…。

タックル
ロッド:Gクラフト MJS-932-PE
リール:ダイワ セルテート2500R
ライン:ラパラ ラピノヴァXエギング1.0号
リーダー:ラパラ ラピノヴァフロロリーダー22lb
ルアー:ノースクラフト アドラシオン90F









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