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Keith@椅子壱
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▼ おかげ様でランカー
- ジャンル:釣行記
先日カワウソ師匠のファイトを目の当たりにし…
ようし!わしもやったるで~…と意気込むが…

ニゴイ様 with クランク

コイ様 with クランク

and more...
数箇所それらしいアタリもあったがミスバイトの嵐。
で、ここでダメなら帰宅する…
そんなとっておきの吐き出しに向かう。
アプローチは出来るだけ忍び足で…

ワシは赤丸の位置に立ち、先ずは観察…
すると、下流側の岸に先行者が居る。
ゴイサギ様だ。夜なのに鳥目ぢゃないのね。
五位鷺なので庶民のワシより位が上なのだが…
同じアングラー、挨拶をして上流側に入れさせていただく。
眺めていると、ベイトは岸ギリギリを遡上している。
サイズは7~8cmのイナに見える。
岸沿いに遡るイナが目の前に来るとゴイサギ様の目が光り…
一瞬にしてイナをゲット! …やるな~!
と、言う事は、イナはリスクを負っても浅い場所にいる。
逆に少しでも岸を離れると危ない訳だ。
岸沿いを泳がない本能の薄い…
間抜けなベイトを演出すればプレデターからの反応がある筈。
そんな作戦を立ててみた。
その1投目。
ゴイサギ様の目の先約1m場所にキャスト。
ルアーはビーフリミニシャッド。
流れを噛ませ頭の振りを感じながらイナの速度でリーリング。
吐き出しの箇所に掛かるか掛からないかの地点で…
コッ…ココッ…コン!
と軽く吸い込む様な追いアタリを感じ…
送り込みぎみにステイさせる感じでフッキング。
ゴゴン!と頭を振る感覚が伝わりフックオン。
吐き出しの中心で軽くバチャバチャっとエラアライ…
アタリの感じはニゴイだし、そこで暴れられると場所が荒れる…
そんな事を考え…
一気に寄せるべくロッドを寝かせやや強引に引き寄せた。
魚は頭を突っ込みつつ、上流に泳ぎ…
そのまま大人しく寄って来るが…
ワシの前を過ぎてもその勢いを止める事無く上流へ突っ込む。
??? この突っ込み…コイか?
アタリの感じでニゴイだと思っていたのに重い引き。
魚は更に上流流芯に向かい、底に張り付くように止まる。
一瞬の後…
若干煽ったロッドを振り払うように今度は流芯で反転…
一気に下流に走りつつ頭半分をだしてエラアライ!
それも長く尾を引くようにガボボボボボッ!
流石の鈍感もここで気付く…川鱸だ…デカイ!
辺りを見回し、ファインティングポジションを探す。
条件はハンドランディングできる場所だ。
一段下に降り、コンクリートの上に立つ。
右足を流れに入れ、下流から手元に寄せる位置を探る。
魚は一旦下って反転。そしてまた底に沈んで止まる。
頭をゆっくり振って息を整えているかの様に感じる。
ジワジワリーリングすると一瞬寄る素振りを見せるが…
またもや上流に突っ込んでゆく。
フックの場所や掛りが確認できないのでバレが心配だ。
締めていたドラグをバレ防止に緩め少しづつ下流に誘導する。
それでも弱ってきているのか…
エラアライしようとする首の振りもパワーもさっきよりは弱い。
一旦下流に向け、ロッドを操作し岸沿いに誘導する。
大きな魚の出現に、岸沿いのベイトが岸に飛び上がる。
逃げ惑うベイトの中をゆっくりと手元に誘導する。
ルアーとフックが見える…
シングルフックはテイルフックが鼻先に掛かっているだけだ。
この情景を見て大人しかった心臓がその存在をアピールしだす。
が…もう後には引けない。
ロッドをジワッと立て魚を股の下に滑らせるように誘導し…
右手でしっかりと下顎を握り締める。
飛び散る水しぶきをかぶりながら、魚を抜き上げつつ草に尻餅。
獲った…
辺りの音が耳に蘇ってくる。

今までの魚よりも遥かに歯が大きく鋭い。
親指付け根の切り傷は勲章だ。
ランディング直後に限界を超えたフックは魚の口から下に落ちた。

久々に出したメヂャーで計るとピッタリ80cm。
N川上流で獲ったギリギリランカーにジワジワ感動。
脱力の中、魚をそっと流れに還す。
自力で泳ぎ去るまで手を添えながらふと下流側をみると…
そこにはもうゴイサギ様の姿は無かった。
ありがとう! 川鱸。
ありがとう! ヒントをくれたゴイサギ様。
ありがとう! 私たちの水系。
本当にありがとう!
ようし!わしもやったるで~…と意気込むが…

ニゴイ様 with クランク

コイ様 with クランク

and more...
数箇所それらしいアタリもあったがミスバイトの嵐。
で、ここでダメなら帰宅する…
そんなとっておきの吐き出しに向かう。
アプローチは出来るだけ忍び足で…

ワシは赤丸の位置に立ち、先ずは観察…
すると、下流側の岸に先行者が居る。
ゴイサギ様だ。夜なのに鳥目ぢゃないのね。
五位鷺なので庶民のワシより位が上なのだが…
同じアングラー、挨拶をして上流側に入れさせていただく。
眺めていると、ベイトは岸ギリギリを遡上している。
サイズは7~8cmのイナに見える。
岸沿いに遡るイナが目の前に来るとゴイサギ様の目が光り…
一瞬にしてイナをゲット! …やるな~!
と、言う事は、イナはリスクを負っても浅い場所にいる。
逆に少しでも岸を離れると危ない訳だ。
岸沿いを泳がない本能の薄い…
間抜けなベイトを演出すればプレデターからの反応がある筈。
そんな作戦を立ててみた。
その1投目。
ゴイサギ様の目の先約1m場所にキャスト。
ルアーはビーフリミニシャッド。
流れを噛ませ頭の振りを感じながらイナの速度でリーリング。
吐き出しの箇所に掛かるか掛からないかの地点で…
コッ…ココッ…コン!
と軽く吸い込む様な追いアタリを感じ…
送り込みぎみにステイさせる感じでフッキング。
ゴゴン!と頭を振る感覚が伝わりフックオン。
吐き出しの中心で軽くバチャバチャっとエラアライ…
アタリの感じはニゴイだし、そこで暴れられると場所が荒れる…
そんな事を考え…
一気に寄せるべくロッドを寝かせやや強引に引き寄せた。
魚は頭を突っ込みつつ、上流に泳ぎ…
そのまま大人しく寄って来るが…
ワシの前を過ぎてもその勢いを止める事無く上流へ突っ込む。
??? この突っ込み…コイか?
アタリの感じでニゴイだと思っていたのに重い引き。
魚は更に上流流芯に向かい、底に張り付くように止まる。
一瞬の後…
若干煽ったロッドを振り払うように今度は流芯で反転…
一気に下流に走りつつ頭半分をだしてエラアライ!
それも長く尾を引くようにガボボボボボッ!
流石の鈍感もここで気付く…川鱸だ…デカイ!
辺りを見回し、ファインティングポジションを探す。
条件はハンドランディングできる場所だ。
一段下に降り、コンクリートの上に立つ。
右足を流れに入れ、下流から手元に寄せる位置を探る。
魚は一旦下って反転。そしてまた底に沈んで止まる。
頭をゆっくり振って息を整えているかの様に感じる。
ジワジワリーリングすると一瞬寄る素振りを見せるが…
またもや上流に突っ込んでゆく。
フックの場所や掛りが確認できないのでバレが心配だ。
締めていたドラグをバレ防止に緩め少しづつ下流に誘導する。
それでも弱ってきているのか…
エラアライしようとする首の振りもパワーもさっきよりは弱い。
一旦下流に向け、ロッドを操作し岸沿いに誘導する。
大きな魚の出現に、岸沿いのベイトが岸に飛び上がる。
逃げ惑うベイトの中をゆっくりと手元に誘導する。
ルアーとフックが見える…
シングルフックはテイルフックが鼻先に掛かっているだけだ。
この情景を見て大人しかった心臓がその存在をアピールしだす。
が…もう後には引けない。
ロッドをジワッと立て魚を股の下に滑らせるように誘導し…
右手でしっかりと下顎を握り締める。
飛び散る水しぶきをかぶりながら、魚を抜き上げつつ草に尻餅。
獲った…
辺りの音が耳に蘇ってくる。

今までの魚よりも遥かに歯が大きく鋭い。
親指付け根の切り傷は勲章だ。
ランディング直後に限界を超えたフックは魚の口から下に落ちた。

久々に出したメヂャーで計るとピッタリ80cm。
N川上流で獲ったギリギリランカーにジワジワ感動。
脱力の中、魚をそっと流れに還す。
自力で泳ぎ去るまで手を添えながらふと下流側をみると…
そこにはもうゴイサギ様の姿は無かった。
ありがとう! 川鱸。
ありがとう! ヒントをくれたゴイサギ様。
ありがとう! 私たちの水系。
本当にありがとう!
- 2015年9月8日
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