波止の暴君を狙いに淡路島へ。

今回は久しぶりの友人Tと一緒に。

Tとは中学１年生の時からの釣り友達。
あの頃はブラックバスとセンズリに夢中だった。

最近、Tはルアー釣りではなく、投げ釣りにはまったようで、投げ釣りのチームにも所属しているらしい。
どんな釣りをするのか楽しみである。

Tに迎えに来てもらい、小生には珍しく早起きをして、六時過ぎに淡路島へ到着。

さすが朝マズメ、なんだか水面が騒がしい。
とりあえず105mmのポップクイーンを投げてボシュボシュやってると、パシャッとバイトが。
タイミングを見計らってフッキングをすると、全然引かない。
ゴミ袋でも引っ掛けたのかと思ったら、25cmくらいのグレだった。



ポッパーでグレを釣ったのは初めて。
Tが持って帰って食べると言うので、プレゼントした。

そうしているうちに遠投していたTの竿に反応が。
すかさずあわせて、あがってきたのは30cm位の雌のコブダイだった。

小生もコブダイのぶっこみ仕掛けを投入するが、無反応。
そうしているうちに陽も高くなる。

潮がユルユルでコブダイが来そうな気配はゼロ。
とりあえず仕掛けを放置して、Tと猥談。
最近、梅田の泉の広場で50オーバーの熟女をナンパし、合体したとのこと・・・

バーリトゥード。

正直、羨ましさは微塵も感じなかったが、変わっていないTにホッとした。

昼食を食べ、しばらくしていると潮が逆方向へ走り出す。

チャンス到来。

仕掛けをこまめに打っていく。

サーペントライジングとWhitmer Downwrapの二刀流で挑む。

すぐにWhitmer Downwrapの方に反応が。
すかさずフッキングすると、波止の暴君の名に恥じない強烈な引きが伝わってくる。
リールはアブ6600c。
ドラグをガチガチに締めていても滑ってしまうため、指ドラグで最初のひとのしを耐える。
そして少しゆるんだ瞬間にすかさずリールを巻き、走り出すと指ドラグで耐える。
それを繰り返し、水面に姿を現したのは雄のコブダイ。

しかし、こんな時にTはいない。

隣で釣りをしていたお兄さんにタモ入れをしてもらう。



デコにアゴに歯。

かわいい。

かわいすぎる。

いつまでも見ていたくなるが、すぐにストリンガーにつけ、体力を回復させてやる。
それから写真撮影。

その後、もう一匹かける。
さっきよりも引きは弱いが、それでもなかなかの引き。

そしてこの時もTは不在。

ロッドを立てた状態でTに電話をし、来てもらってタモ入れに成功。



写真を数枚撮影し、素早くリリース。
元気に帰って行った。

潮の流れをみていると、夜は太刀魚がかなり良さそうな雰囲気だったが、この日は満足し、明るいうちに納竿。