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道具のおはなし(RCS 1012G1スプール)

こんにちはちゅにてぃーです!

しばらくブログサボっててすみません…



この度!
情報解禁したので報告させていただきます!




BRIST VENDAVAL10.1M!
来期モデルとなりました!
ちゅにてぃーがずっと10フィートのプロトとか言ってたあのロッドです!




なので今回はこのVENDAVAL10.1Mについてのお話し!…


ではなく…笑




fishmanのロッドに合わせるリールのお話し!笑(ダイワリールについて)



ダイワのおススメのリールのお話し!…


ではなく…笑



もっと突っ込んだ…





おススメの!!!!!






ダイワのスプールについて!笑



RCS 1012G1 スプールについてお話ししたいと思います!





このRCS 1012G1スプール!
ダイワの純正の替えスプールですね!



現行のダイワ機であれば適合するのは…
ジリオンSVTW、スティーズ A TW、スティーズ SVTW、リョウガの1000番、

現行でないのは…
T3シリーズ(エアを除く)などに適合します!(他にもあったらすみません…)



上記のリールの中でも個人的にfishmanのユーザーの方で使用率の高いリールは…

ジリオンSVTW
スティーズ A TW
の2機種だと思います!
(あくまでも私の勝手なイメージです)


なので今回はこの2つリールでのセッティングに絞ってお話ししたいと思います!


この2機種の違いはたくさんありすぎてここに書ききれないので今回は搭載されているスプールとブレーキについて!


つまりは純正のままでの単純なキャスト性能と特性について解説!
(あくまでも私の勝手な考えなのでご容赦ください…)


どちらのリールのスプールにもG1ジュラルミンと言われる非常に軽くて強い素材が使われています!


そしてジリオンSVTWには1016SVスプールが
スティーズ A TWには1016G1スプールが純正で搭載されています!


ではこのSVとノーマルのG1スプールと何が違うの?って言う話なのですが…


ぱっと見ほとんど同じに見えますが…

まっっっっったくの別物でございます笑笑





SVスプールにはエアブレーキ!
ノーマルG1スプールにはマグフォースZ!
というブレーキが搭載されています!


エアブレーキとマグフォースZの違いについてもっと噛み砕いていくと…


ダイワのベイトキャスティングリールのブレーキには一部を除いてほぼ全てのリールが同じブレーキの構造をしています!


スプールの横に着いているインダクトローター!





このインダクトローターがサイドプレート側に着いている磁石の磁力を受けてスプールにブレーキをかける仕組みになっています!


ですがそれだけであればただの固定式のマグネットブレーキになってしまうのでもう一つギミックがあります!


このインダクトローターが前後に飛び出たり戻ったり、可変式となっているのです!(一部可変式でない機種もあります。)


スプールが高回転時に遠心力で飛び出てより強く磁力を受けるように、低回転時に引っ込んで受ける磁力を弱める事でキャスト後半に伸びが出るという仕組みなっていますね!



ではここでもう1つ突っ込んで、エアブレーキとマグフォースZがどう違うのかって話ですね!


簡単に言うと飛び出るインダクトローターのバネの強さと飛び出る距離が違います!


エアブレーキ→バネが弱くあまり飛び出ない。

マグフォースZ→バネが強くかなり飛び出る。


という感じです!


エアブレーキ搭載のSVスプールは低回転時のみしっかりと安定したブレーキがかかる!

マグフォースZ搭載のノーマルG1スプールは高回転時のみしっかりとブレーキがかかり、低回転時にはブレーキが抜けます!




具体的には…
SVスプールの場合は低回転のキャストが多い釣り→飛距離40m程までの近距離戦や10g前後までの軽量級ルアー多様する釣りに向いています!
(シーバスで例えると港湾ピン打ちやバチ抜けなど)


マグフォースZ搭載のノーマルG1スプールは逆に高回転キャストが多い釣り→飛距離60mオーバーの遠投ゲームや20gオーバーの重量級ルアーのみを多様する釣りに向いてます!
(シーバスで例えると沖堤デイゲームのようなメタルルアーを多様する釣り、またはサーフや磯のような12cmオーバーのミノーや20gオーバーのヘビーシンペンなどを遠投するような釣り)



逆に言うと…
遠投ゲームでSVスプールを使ってしまうとキャスト後半の伸びて欲しいところで強くブレーキがかかってしまい伸びが今ひとつ…
後半のブレーキを抜こうとブレーキを弱めるとキャスト前半の高回転の初速を抑えきれずに「バックラ→糸バッチ〜ん!」って感じになります…


ノーマルG1スプールも低回転キャストを多様するようなゲームなどで使うとブレーキが不安定で同じキャストをする際にあからさまにSVスプールよりサミングする親指が忙しくなります…



まぁ実際にはどちらもG1ジュラルミン製の軽量で回転レスポンスの良いスプールなので不向きな釣りで使っても必要十分なキャスト性能はありますが、どうせならよりベストなセッティングで釣りをしたいですよね!




ではここからが本題です!笑
(前置きクッッッソ長くてすみません…笑)


なぜRCS 1012G1スプールがオススメなのか?


それは1016SVスプールと1016G1スプールの中間のいいとこ取りなスプールだから!


まだ話していなかったこの3つのスプールの糸巻き量のお話し!
(ここではソルトルアーで多様されるpeラインの糸巻き量に限定します)


1016SV→pe1.2号 200m

1012G1→pe1.2号 200m

1016G1→pe1.5号 200m


上記の糸巻き量で大体スプール全体の90〜95パーセントの糸巻き量となり個人的には1番おいしい糸巻き量となります!

この糸巻き量に搭載ブレーキも追加すると…


1016SV→pe1.2号 200m エアブレーキ

1012G1→pe1.2号 200m マグフォースZ

1016G1→pe1.5号 200m マグフォースZ


となるわけですね!


エアブレーキ搭載の1016SVスプールはそもそも遠投には不向き…


1016G1スプールは90パーセント以上の糸巻き量を確保するには太い糸を巻くか細い糸をたくさん巻かなくてはならず、スプールの総重量が重たくなってしまい回転レスポンスが悪くなり、低回転キャスト時に不安定になってしまう…



1012G1スプールはマグフォースZ搭載なので遠投ゲームはもちろんぶっ飛びで、糸巻き量が少ないから総重量も軽く出来るので回転レスポンスが良く低回転キャスト時もしっかりと安定感のあるキャストが出来ます!

さらにそのレスポンスが良いという利点は1.5号以下の細糸での遠投ゲームでも高い安定感を発揮します!



この特性を生かした私の使用例は…





1.5号-150m巻き
ボートシーバスでの近距離ストラクチャーゲーム!





1.2号-200m巻き
ボートシーバスでのバイブレーション遠投ゲーム!


こんな風に遠近問わず幅広いキャストに対応するセッティングが出来ます!

特に難しい改造等は無くただスプールを入れ替えるだけでここまで幅広いキャスト性能になるからすごいですよね!


仮にもジリオンSVTW、スティーズ ATWのどちらかを所持していてこの1012G1スプールと併用出来る状態であれば…

現行のfishmanロッドでのセッティングだと…



LOWER7.3L
軽量級ルアーセッティング!



5.10シリーズのLH
CRAWLA6.6L+
近距離ピン打ちセッティング!



CRAWLA8.3L+
RIPLOUT7.8ML
MARINO8.0M
中量級バーサタイルセッティング!



VENDAVAL8.9M
CRAWLA9.2L+
細糸ぶっ飛びセッティング!



などなどものすごく幅広いロッドと釣りに対応出来るようになりますよ!

来期モデルのVENDAVAL 10.1Mのテストでも私はこの細糸ぶっ飛びセッティングでずっとテストしております!



ジリオンSVTW、スティーズ A TWをお持ちの方は特にセッティングの幅がかなり広がるのでオススメですよ!


釣具屋さんとか通販とかで見かけたら是非ともチェックしてみてください!


ではまた!



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