サーフにハマった

  • ジャンル:釣行記
5、6月はいつもなら港湾バチやハクを探して湾奥シーバスを狙う。それも面白いし状況把握程度にはポツポツと行ってるのだが、今年はそれ以上にハマってしまっている事がある。

それはサーフ
砂に両足めり込んでしまっているのだ


サーフなんかどこ狙っていいかよくわかんないし
延々投げ続けてそれでもあんまり釣れない、みたいなイメージあるし
湾奥なら家から5分でポイント行けるのに車で何十キロも走らないと着かないし
砂まみれになって片付けとか面倒なのに

なぜか気付くとサーフに立っている

この日もナイトサーフにやって来た
風は弱く穏やかだが前日に雨が降って少し濁りと海藻のゴミが多い

砂地の中に少し根が点在しているポイント
その根と根の隙間にワームを通してくる


しばらく投げていると


ガッ


きた!
その瞬間から全くロッドが動かない


とんでもない大物

地球だ


ルアーロストとゴミを残してしまった悲しみでやる気が30%削られた

気を取り直しリーダーを組んで再開

ブレードジグに付け替えて
その直後

フォールからの巻き出しでグンッ!

ジジジー!

ラインが一気に引き出される


来た!この感触は間違いない!


エイだ


長い格闘の末波打ち際でバチンとまたラインが切れた

ルアーロストとエイに申し訳ない事をした悲しみで残りHPはほぼなくなって瀕死状態だ


何十キロも走ってきてこれで終わったらその辛さで現実逃避して釣具屋でルアーをヤケ買いしてしまう

最後の気力を振り絞りもう1度リーダーを組む
実はまだ本命ポイントを打っていなかったのでそこだけは投げたかったのだ

大きな根がありいい流れを作っているスリットにコモモを投げ込み、迷い込んだイワシをイメージして流れに身を任せるようにヨタヨタ泳がす

沖側から引いてきてスリットに入った瞬間

ボッ!

コモモが吸い込まれていくのが見えるぐらいのいいバイト

からのギュンギュン強烈な引き、そして荒々しいエラ洗いを連発
岩に擦れないように誘導しながら寄せてくるが
魚はなかなかバテず抵抗を続ける
あっちこっち振り回されながらもついに足元へ寄せて決着

この魚のパワーと我ながらなんか上手くいったやりとりは映像に残しておきたかったぐらい興奮のファイトだった

ランディングした瞬間よっしゃーと声が出たのは本当に久しぶり

ランカー確定と思っていたら

え、ギリギリ?ない?

でも筋肉質で厚みのあるめちゃいい魚でした

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ここまでの悪い流れを一気に挽回する最高の1匹でなんとか生きて帰ることができた

これだからやめられない
サーフには夢があるんですよ

結局次の日釣具屋には行くんですけどね笑

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