平和な田んぼでモゾモゾフワフワ…









『身近な生きた化石』として有名であるカブトエビは春、田んぼの水入れと同時に孵化して成長限界となるのが今くらい。




かわゆい…



今回もシュンシュンの田んぼにお邪魔して観察しに行った。

ま、雨でずぶ濡れになりましたけど…w








んで発見するといいかんじに成長しているではないか。







オトコであればワクワクするでしょ？
このフォルム。最高だ！









で、コイツの裏側…



(グロ注意)










ぎゃぁぁぁあw
完全にエイリアン!!!

苦手な人はニガテかもしれないが、これに感動できるのだ！！









そしてこのジョイントシステムは何!!
中どうなってんの！？










極めつけは目である。



格好良すぎる！SF映画にいるぞ、こーゆーヤツ。
(以前に撮影したもの)










と、まぁカブトエビはこんなロマン溢れる生物なわけです。


彼らはこのあと卵を生んですぐ死んでしまうのですが、その卵ってのが凄くてですね。
秋、冬の田んぼシーズンが終って完全にカラカラの状態になり、また田んぼ水を張ると孵化する。といった流なのですが、その完全乾燥状態のまま数年経っても孵化できる能力を保てるのだとか。
生きた化石といわれるだけあって流石ですね。
なので昔流行った飼育セットの販売なんかが出来るわけです。







居るところにはいっぱいいる！！









で、



『空を飛ぶ』



というのは、乾燥した土と共に風によって巻き上げられ、卵も一緒に飛ばされる。
といった感じになるらしい。

結果的に「空を飛んで生息域を広めている」わけですね。

もちろん農薬散布される田んぼはNGだし、飛ばされて来た個体数が少なすぎたりしても繁殖に繋がりにくいらしいです。












んー…






もしかしたら、自宅の近くの田んぼにも飛んできてるかもしれませんね。













おわり