【インプレ】Gaudisのライン(ラディウス・エクセルシオール)

どーもセンメイです。


今回は昨年よりPEラインを主力商品にしているGaudisのフィールドスタッフをさせていただいる関係で、


この度ジャパンフィッシングライン協会の『PEカウンセラーアドバンスド』を取得しましたので、皆さまのお役にたてるよう頑張ります。


昨今、SNSアカウント宛てに問い合わせが多くなってきたので、PEラインにフォーカスして書きますので、


Gaudisのラインに興味あるなしにかかわらず、いいライン選びの参考にしていただければ幸いです。


(注)PEカウンセラーなんて存在しません。信じないでくださいねw


★この記事はこんな人におすすめ★
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・PEラインなんてどれも同じ(楽観的PE主義者)
・PEラインなんて安ければいい(値段至上主義)
・PEラインの値段の違いを知りたい(PEサイエンティスト)
・お気に入りのPEラインを探し中(PE求めて三千里)
・今のPEに不満爆発(PEカウンセラー募集中)

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もしPEラインを一度もつかったことがないような人がいたらこちらをみていただくとこの後の話がわかりやすいかも!

>>ナイロン・フロロ・エステル・PEの違いを徹底解説!


 
目次

※1~2が基本のお話し、Gaudisのインプレから知りたい方は3以降からどーぞ。

1.縁の下の力持ちPEライン
2.タックルにおけるPEラインの優先順位
3.GAUDISのラインは独自製法
4.Gaudisラインを使って感じたメリット

 ①色落ち
 ②耐久性
 ③引張強度
 ④飛距離

5.エクセルシオールとラディウスの使い分け
6.取り扱い店舗
7.番外編

 
縁の下の力持ちPEライン

タックルにおいて地味な存在竿やリールはちやほやされるのに、魚をキャッチできるかどうかを左右するのに、目立たない、『縁の下の力持ちのPEライン』


皆さんどう選ばれてますか?価格重視で適当なものを選んでる方も、まだお気に入りを探している方もいると思いますが、


ラインを意識しない釣りを例えるなら、ディオールのセットアップに便所サンダルを履いてるような感じ。



※新橋の居酒屋のトイレでの一コマならまだしも、銀座コリドー街でそんな姿だと何もヒットしないでしょう。。お洒落の基本は足元からとはよく言われたもんです。

 
タックルにおけるPEラインの優先順位

自分にとって、タックルの優先順位は針>ライン>ロッド=リールの順に変わってきました。
※全部重要ですがあえて順位つけておりますのであしからず


魚から近い側により気をつかう必要がある認識です。


針ラインへの意識はこれまで出会ってきたアングラーを振り返ると上級者ほど意識してるところのかなと思います。


今あまり意識していない方は、おめでとうございます!
針とラインをより意識的に見直すことで間違いなく釣果が上がります。


実際、Gaudisのライン(エクセルシオール/ラディウス)を利用してから、私の釣果はあがりました↑

 
GAUDISのラインは独自製法

Gaudisのラインで釣果があがる理由4つの観点にあると考えてますが、その根幹にあるのは、Gaudisのライン製造方法に秘密があるようす!


社長に探りいれてみましたがここは企業秘密みたい。仕方ないので、メーカーサイトから探りをいれてみました。


<a href="https://www.gaudis-japan.com/post/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A6%E3%82%B9" target="_blank">>>ラディウス
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”私たちが掲げる一日を全力で遊びきるための道具作り、そして使いやすくタフである製品というコンセプト。

このコンセプトを実現するため、あらゆる製法やフィールドでのテストを繰り返してきました。開発の開始から実に5年の歳月を経て製品化しました。(中略)

摩耗・色落ち・トラブルへの耐性を向上させるため加工方法を見直し、製造工程・素材から品質を落とさず価格を抑える方法を試行錯誤してきました。"


<a href="https://www.gaudis-japan.com/post/excelsior%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB" target="_blank">>>エクセルシオール
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”単色PEラインの製造方法を見直し、染色技術によるPEラインの改良のために新製法を独自開発。色落ちや毛羽立ちへの耐性を上げ、PE自体の寿命を大幅にアップしました。

また柔軟性を保つことにより、キャスト時やリール巻き上げ時の滑らかさと飛距離の上昇を実現。”


ふむふむ。
釣具総合メーカーさんはもちろん、他のラインメーカーさんすらとらない手間がかかる製法で作られてることは理解できた!


その製法にたどりつくまでラディウスで5年、さらにエクセルシオールで数年。。


開発コストえらいことになってそうですね。


 
Gaudisラインを使って感じたメリット

それ故、釣果アップにつながる以下の4つの大きなメリットが得られたんでしょう。


Point①: 色落ちしない

ダメダメPEによく見られる色落ち。
PEカウンセラーの教本P32のダメなPEの見分け方の例にも記載されてます。(最初の設定まだ引っ張ってます)


巻いたそばから色落ちするものPEも小売店の目立つコーナーにあるような大手釣具メーカーの製品でも実際あります。


アマゾ●にあるような無名なPEはさらにひどいものも多いです(糸なりもすごい)

しかしながら、Gaudisのラインについては色落ちほとんどしません


特にエクセルシオールについては、色が落ちるとすぐわかる濃い色ですが、半年経ってもほぼ変わりませんでした。

百聞は一見にしかず↓

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釣行回数:50回以上
使用ロッド:CASTDIVION ビーストスティック
使用リール:アンタレスDCMD 
使用ライン:エクセルシオール4号
使用ルアー:アマゾンペンシル、ジョイクロ178F、ダウズスイマー220Fなど


※サンプルの写真は写真で分かりやすいように太いラインですが、負荷が特にかかる秋のコノシロパターンの釣りで利用しています。

※右側は比較しやすいように新品のラインの上に巻いてますので遠近法により、より太めにみえています。



濃いラインほどすぐに薄くなりますが(赤色→薄いピンクなど)エクセルシオールはこれだけヘビーに利用しても、色落ちはほぼない感じではないでしょうか?


色落ちがないことでラインが見やすく流したいコースをドリフトさせやすくなりますのでその結果、釣果アップにつながります♪



Point②: 耐久性


ちなみに、巻いてすぐ色落ちするようなPEは、巻いたそばから劣化してるのと等しいです。


せっかく買ったのに、巻いたそばからガイドやラインローラーに色うつりするものもあります。


ラインだけでなくて、他のタックルにまで影響を及ぼされてはたまったもんじゃありません。


本当にそんなラインあんの?って思う方、
この写真をみてください。巻いてたら、、緑の粉が。。

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ベッドでくつろぎながら巻いてたもんで緑のまだらなベッドの出来上がりです。

※ベッドがかびてるわけではないです。。


真夏の高原の木陰の芝生の天然の緑のベッドで寝転ぶ爽快感とは裏腹に、こちらの緑のベッドは不快感でしかない。。


たぶんラインの生産工程で回転ずしでよくみるような緑茶の粉を添加してくれたんですね。


『カテキン抗菌仕様!新茶フレーバーで集魚力アップ!』
(いらんわ)


冗談はさておき、長くなりましたが安すぎるラインはお気をつけてを覚えておいて損はなし。


もし価格コンシャスな方が、PEのすべてのラインでこれが当たりまえに起こる事象と思っておりましたら、


完全につかまされちゃってますので一刻も早くお乗り換えをおすすめします。


逆に、Gaudisのラインのように色落ちがほぼしないPEは、時間をかけて、顔料をテストし、しっかりした染色工程とコーティングがなされている証であり、


手間はかかりますが、結果として強い耐久性と毛羽立ちにくいラインが出来上がります。


ナイロンなどと違って吸水性もなく、せっかく長く使えるPEですので、いい状態が長く保てれば耐久性も維持でき、それだけコスパもよくなりますね。

※傷ついた部分はこまめにカットすることは重要です!


Point③: 引っ張り強度


20年夏以降、半年間利用してきて、強度面は問題ございません。ランカー程度ではいわずもがな。


<font color="#0000ff">先日、ラディウスで東京湾奥河川で自己記録更新サイズの</font>メーター近いシーバスをかけた際にも河川の早い流れにのって走られまくりながら


コンクリのブロックに若干すられながらも10分以上ファイトしても切れませんでした。



※フィッシュグリップでつかむもシーバスが暴れ、落ちて、サイズはかれず幻のメーター。


エクセルシオールにおいても、コノシロパターンででかトップをなど100g級の重量級ルアーをガンガン投げ倒し、秋の肥えたシーバスをかなりハードに釣りましたが、


アワセやファイト中に切れるということもなく強度面は全く問題なしでした。


いつ何時、ランカーがくるとも限りません。せっかくきたランカーを取り逃がさないように強度面に信用がおけるラインを利用しましょう。



※ラインについては壁、橋脚、ゴロタ、テトラ、蠣瀬などを攻める際にはラインの傷に注意しましょう。
※ノット結束時に、十分湿らせた上で、結束しない場合、ライン強度が落ちます。
※一番傷つくのは、竿を立てかけたり、釣り場間の移動です。意識してないで傷ついていることがあります。
※稀にラインローラーの不良、スプールのエッジの傷、ガイド割れなどでラインが傷つくので注意しましょう。


Point④: 飛距離

Gaudisのラインにおいて一番釣果に直結するメリットと考えているのが飛距離の伸びです。


Gaudisのラインはコーティングからか、製法からかこれまで利用していたS社さんやY社さんのラインより


明らかに飛距離が飛びたと感じます。体感的には5m以上は伸びてる感じです。


主観的なので勘違いかなとおもいましたが、ラディウスを購入なさった方が口をそろえて飛距離が伸びたとおっしゃっていたのでこの点は、ほとんどの方が体感できると思います。


おかっぱりでちょっと届かなかった橋脚の奥まで届き
橋脚際をドリフトさせられたり、他の人が届かないところを攻めれたら釣果アップにつながりますね。


 
エクセルシオールとラディウスの使い分け


このふたつどちらを選んだらいいのか?よく私のアカウントにくるこの質問の回答をしていきます。


まず前提としてどちらのラインを選んでも前述のメリットは大いに感じることができます。


そのうえで解説します。


▼ラディウス向きの方

逆風など強風下での釣りが多くガイドがらみなどが気になる

※ラディウスのほうがガイドがらみなどのトラブルレス


ラインにハリやコシがあるほうが好みの方


・濃いカラーラインに抵抗がある方


▼エクセルシオール向きの方

しなやかでシルキーなラインが好きな方

※ベイトでバックラッシュした際にもするするほどけます。


色落ちがよりない、長く使えるラインがお好みの方


世界一かっこいい赤いラインを使いたい


この辺は好みの問題なので、お好きな方を選んで後悔はないと思います。自分は甲乙つけがたいので両方併用してます。


冬や早春の風が強い日はラディウスを選択でも、赤いライン(エクセルシオール・イグニス)がかっこよくて使っちゃうみたいな。


レッドヘッドにレッドラインの組み合わせとか♡


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チヌも釣れるってことはそんなにカラーラインもシーバスにおいては気にしなくてもいいのかも。

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さらにベイトだと、エクセルシオールを利用することが多いです。サミングが気持ちいいから(笑)


せっかくの釣りですからより楽しく釣り出来るタックルをチョイスしましょう!


 
<b>取り扱い店舗</b>

お取り扱いの店舗は21年1月末時点では以下となります。
今後順次拡大していくようですので要チェックですね。


◆リアル店舗・オンラインショップ
・キングフィッシャー
・マニアックス


◆オンラインショップ
・Gaudis公式オンラインショップ
<a href="https://www.gaudis-japan.com/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%B3" target="_blank">※21年2月末までライン購入時送料無料キャンペーン実施中


◆管理釣場内ショップ
・宮城アングラーズヴィレッジ


 
番外編:おトクな小物入れ付き

Gaudisのラインはパッケージをゴミにしたくない社会的配慮をしており、ZIP付きの小物入れにいれ販売してます。


これは替えのフックをいれたり、小物いれたり、使い方無限大!釣り場で出た糸くずも入れられますね!



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