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カナダ釣旅記① ~国境なき釣師団の集結~

  • ジャンル:日記/一般


8月13日。


この日をどれだけ待ったことか…。




















事の始まりは、五か月前のこと。



我らが国境なき釣師団のメンバーであるRYUくんとうっぴーがブラジル釣旅から帰ってきて間もない頃。

言わずと知れた釣り人の溜まり場「もんじゃ五平」でそのお帰りなさい会をやった時のことだ。




RYUくんが言った、「カナダに留学に行く。みんな遊びに来てくれ。 キングサーモン、スチールヘッド、その他様々な鮭鱒が釣れる」


端的に言えばこんな感じだ。





個人的にはこの時、就職活動の真っただ中で海外へ釣りに行くのは…と考えは前向きではなく、宴が終わり解散する時もその意思に変わりはなかった。












がしかしである。






家に帰ってからこんなことを頭の中で考えてしまうのである。

かの有名なロッキー山脈、針葉樹の森、ジンクリアの水、そこで狂喜乱舞する魚たち…。



そんな妄想が頭の中を一回りすると、たちまちに思考は180度変わってしまい、その宴のあった夜のうちにカナダへ行くことを彼に告げたのであった。



















そして幾月かの時が過ぎ、成田空港は国際線の出発口に立っていた。 希望と夢をこの胸に抱いて!!




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・カナダ釣旅記 ~国境なき釣師団の集結~








出発当日。

日本はちょうどお盆休みが始まる頃で、道路、空港共に混雑が予想された。
しかし、思いのほか事は順調に進み、日本からの同行者であるうっぴーとも合流し搭乗ゲートまで辿りつくことができた。




今回の飛行プランを紹介。

先ず、成田から大韓航空を使ってソウルは仁川(インチョン)空港へ。

トランジットを挟み、カナダはバンクーバーまで行く。

さらにそこから国内線のエアカナダに乗り換えて前半戦の舞台であるカルガリーへ。




補足ではあるが、今釣旅の全日程は16日間。

前半の8日間はカルガリーを拠点に主にトラウトを中心に狙っていく。
後半はバンクーバー島でサーモン類とスチールヘッドをメインに追っていく予定だ。










出国手続きを終え、機内へ。
先ずは2時間半のフライト。

席に着き、お水を一口飲むとそのまま寝てしまい、あっという間に仁川空港へと到着。

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ここで3時間弱のトランジットがあるため、韓国料理の一つや二つ食べておこうと思ったが、手続き等で時間が掛かってしまい、そのまま次の飛行機が待つゲートへ。

仁川からバンクーバーまで約10時間のフライトだ。







機内では最新の映画を観たり、小説を読んだりに時間を費やす。

因みに機内食で出されたビビンバはなかなか美味しいものであった。

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バンクーバーに到着したのが、現地時間の昼過ぎ。


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国内線搭乗口まで行き、長めのトランジットを経てカルガリーへの飛行機に乗り込んだ。

所要時間は1時間半。


映画を一本見終わる前に飛行機はカルガリーの地に降り立った。









荷物を無事に回収してゲートを抜けると、そこには既に現地化した雰囲気のあるRYUくんが我々を出迎えてくれた。

ガッチリと握手を交わし、早々にダウンタウン行きのバスに乗り込む。





バスは長時間のフライトで疲れた我々の身体を時々揺らしながら、30分ほどで駅に着いた。

ここからは徒歩でドミトリーに向かう。


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途中に寄ったこの川が前半戦のメインステージになるボウリバーだ。

都会のど真ん中を流れていながら、ここで50、60のブラウントラウトやレインボートラウトが姿を見せると言うから驚きだ。


このボウリバーとはカナダのアルバータ州を流れる全長623kmの川である(源流から他の川と合流し北極海に流れこむまでだと1930km)。名前の由来は、川のそばに生える木を先住民が弓に使用したことが由来とされている。(ウィキペデイアから)

また、この長い川の上流域から下流にかけて様々な魚が生息していることが確認されている。
上流域には州から保護を受けている(釣っては良いがキープはしてはいけない)希少種のブルトラウトが生息し、下流域にはスタージオン、日本で言うチョウザメが釣り人を楽しませる。





特にブルトラウトに関して言えば、今釣旅で釣っておきたい3魚種(キングサーモン・スチールヘッド・ブルトラウト)の中の一つだ。




何とかこの手に抱きたい。


重い荷物を両手に表情に現れる疲れの中にも、川を見つめる目には明日からの思いに燃えていたに違いなかった。













ドミトリーのチェックインを済ませ、パブへ夜ご飯を食べに行く。




あまり長居することなく、直ぐにドミトリーに戻り、明日からの闘いに備える。

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疲れていたせいか、ベットに入ると明日への期待に思いを馳せる余裕もなくまぶたは直ぐに閉じ、夜は更けていった。







つづく。
 

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