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▼ カナダ釣旅記② ~都会と自然の融合~
- ジャンル:日記/一般

カナダ。
「時の始まり」から人類が暮らしていたとされるこの地。
国土は世界第2位の面積を誇り、国土の7割を森林や山などの自然が占める。
その広大な地に根を下ろす木々は世界の森林の10%にも及ぶという。
別名、「森と湖の国」。
寒冷で乾いた空気に磨かれた自然は、ロッキーをはじめとする万年雪を残す山々が雪解け水を森に供給する。
その水は針葉樹とメープルの森の間を縫うように流れる川へ生命の息吹となって注ぎ込まれる。
そこで育まれた命はやがて釣り人の夢となって大きくも逞しく美しく成長していく。
まさにここは釣り人の楽園だ。
~都会と自然の融合~
早朝。
目覚ましが鳴る前に目がさめる。
昨日の長時間の移動に疲れていたはずだが、それ以上に期待感や高揚感の方が勝っていたようだ。
泊まっている宿がドミトリー(一部屋に幾つものベットがある共同型の宿)である為、周りに気を遣いながら静かに身支度を済ませる。
外に出てみると少し肌寒い。
今時期のカナダは日本と同じ夏ではあるが、ここカルガリーの地は標高が1000mほどあり、乾燥した空気も手伝って陽が出ていないうちは10℃を下回ることもある。
そんなことに少し関心を抱きながら待機していると、竿を片手にアマゾン帽できめた男が颯爽と現れた。
そう、我らが国境なき釣師団のメンバーにしてスーパーロコ、RYUくんだ。
立ち話もそこそこに、いよいよ出発である。

燃える朝焼けはさながら我々の心のうちを現しているようだ。
たぎる気持ちは最高潮。
自然と歩く足が速くなる。
宿を出て10分ほど歩くと川が見えてきた。
ここが前半戦のメインステージ、ボウリバーだ。

川を見ながらそそくさとロッドにラインを通す。
海外などの初めて訪れる地で、釣り場を目の前に準備をし、最初のキャストをするまでの時間がたまらなく好きだ。
高揚感の爆発に旅を実感する。
各々が好きな場所に入り、カナダでの釣りがスタートする。

ダウンタウンでの釣りは、基本的に足元の岩陰やかけ上がりを狙うのがポイントとスーパーロコのRYUくんは言う。
さぁ、如何なものか。
ニュージーランド釣行の時と同様に自分の釣りは通用するのか。
先ずはRYUくんが教えてくれたことを参考に、足元付近をテンポ良く撃っていく。
何投かするうちに小さなバイトが一発。
なるほど、やはり狙いは足元で間違いないらしい。
少し感じが掴めたところで小移動。
川沿いの遊歩道から川辺に出る。

スーパーロコRYUくんの適切なアドバイスを受けながら、要所をランガンしていく。
これも、彼が事前にポイントを開拓してくれたおかげでできることだ。
まさにカルガリーは「彼の」フィールドなのである。

また少し移動。
そろそろ、宿の無料で提供される朝ご飯の時間が迫ってきていて、一旦釣りを止めなくてはならない。
そんな状況の中、時間を気にしながらキャストを繰り返していると、足元の岩陰から魚影がミノーを追った。
カナダでのファーストフィッシュを存分に味わいつつランドされたのは綺麗な40cmオーバーのブラウンだ。

針は口ではなく頬に掛かっていたが何はともあれ嬉しい一匹。
釣らせてもらったRYUくんに感謝。
写真のように、こんな都会の真ん中でこんな魚が遊んでくれるのだから、カナダはやはり釣り人の楽園なのだ。
この一匹に大いに満足し、一度宿へ戻る。

メープルのマグカップが可愛い。
マフィンをオレンジジュースで流し込み、午後の部へ。
電車で移動して向かったのはフィッシュクリークという場所。

駅名もフィッシュクリーク。
我々からしたら、とてもいかした名前だ。
この川は日本の渓流と趣きが似てて、様子は朝行ったボウリバーのような本流とは一線を画する。
メインターゲットはブルック、ブラウン、レインボー。
特にブルックは川の規模からは想像できない大きさの60cmクラスが潜んでいるらしい。
駅から舗装された道を少し歩き、さらにそこから林に入って暫く歩くと川に出た。


どうやら渇水ぎみで状況はあまり良くないらしい。
それでも水のあるプールや淵を中心に狙っていくと、小さいながらもポツポツと。
ほとんどがレインボーでお目当てのブルックはここでは顔を見せなかった。
少し大きめの魚影も追ったがバイトには至らず。
早めに見切ってダウンタウンへ。
着いてティム・ホートンで一休み。

「ティム・ホートン」
カナダで展開するコーヒーのチェーン店。
スターバックスよりも安く、味も良い。
このサイズで1,50ドルくらい。
今後、このティーム・ホートンは今回の旅における重要な役割を担うこととなる。
美味しいコーヒーを頂いた後はもちろん釣りだ。
ビル群を抜けて川へ。

何度でも言うが、スーパーロコのRYUくんがポイントへ案内をする。
雰囲気的には朝撃った場所と似ているようで、「キモ」は変わらない。
岸沿いを丁寧に撃っていると、隣で釣りをしていたうっぴーにヒット。


パーマークの残る綺麗なレインボー。
彼は、トラウト初挑戦でその舞台がここカナダというから何とも贅沢だ。
その後、暫く撃つも小さいのが数匹遊んでくれたのみ。
結局初日に50アップの魚を見ることはできず、この日は終了。
帰る途中、川でこんな遊びをしている人たちが。


夕方の肌寒い中、川の流れを使ってサーフィン。
…カナダ、いかしてるね♪
宿に釣り具を置いてから、夕食へ。
またこの日も昨夜とは違うパブへ入店。
IDを見せてから席に着く。
最初に注文したのは、メキシカンチップにチーズや味付きひき肉の乗ったナチョという料理。
それがこれだ。

料理がテーブルに運ばれてきてビックリ。
想像よりも遥かに大きい。
サブでシェアしようと頼んだはずが、あまりの量にこのナチョがメインとなってしまい、個人的に楽しみにしていたバーガーは食べられず。
アメリカン、いやカナディアンな食事を楽しんだということである意味満足といったところか。
因みに、「ナチョ」というキーワードも今後「ティム・ホートン」に次いで頻出すると思われるのであしからず…。
宿に戻り、シャワーを浴びてベットに倒れこむ。
ナチョで膨れたお腹をさすりながらゆっくりと意識は遠のいていった。
明日からはレンタカーでの移動。
ダウンタウンを抜け出して、少し遠出だ。カナディアンな景色の味わえる所へ。
つづく。
- 2014年9月2日
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