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▼ 九州北部豪雨後の筑後川清流域

7月5日の九州北部豪雨から１ヶ月以上経つ。

墓参りで朝倉地区の被害があった国道386号沿いを通ったが、真砂土で埋もれた田んぼが広がって、収穫が見込めないだろう水田。

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平地部の道路は土砂が取り除かれていたが、路肩にはまだ流木が残って、小河川の近くの住宅は、泥や家財道具が取り除かれ1階部分がガランドウになっている。

小河川は土砂で埋まり、水棲生物の気配は無くなり、元の姿に戻るにはかなりの時間がかかりそう。

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この地区は、仕事でインフラ整備に携わってきた場所で、立ち入りが出来るところを少しだけ通ったが、その風景の変わりように言葉が出ない。

整備した圃場は削られ、河川の幅が広がってる。




山間部の東峰村はまだまだ大変な状態だと聞いている。

初めてヤマメを釣った川も、きっと埋まってしまっているのは想像できる。

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筑後川も氾濫警戒水位を越えて、稀に見る水位だった。

ここから20キロほど下流の筑後川の瀬で清流シーバスを狙っているが、そこも流れが大きく変わり、明らかに川底に土砂が溜まり、日に日に流れが変化して落ち着かない。

朝マズメを狙っても、小魚のライズも消え、毎年、草魚が居座っていたポイントにも草魚の姿は無い。

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筑後大堰から下流では有明スズキは釣れているようだけど、清流域での釣りはますます難しい釣りになったのか、水害からバイトさえ獲ていない。

大水に流され下流へ下ったのか、エサの減った上流を見切って下ったのか、単に俺が下手なのか…

なんとも寂しい夏になりました。

しかし、まだ居残っている魚がいるはず。

洪水でも支線などに避難した魚も居るはず。

定点観測は続けて行きます。






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