今シーズンは、オフショアがメインになって、筑後川淡水域のシーバスは、30分ほどの釣行を月に2回行く程度になってしまった。

それも馴れたポイントを打つだけ。

藪をかき分けていくようなポイントは入りたいと思ってるけど、足が遠のいてます。

理由はたくさんあるんだろうけど、１番は夜にひとりで筑後川の河畔に立つのが怖い(笑)




 去年の九州北部豪雨で行方不明になったままの方がまだ３人いらっしゃる。

自分の釣行エリアの近くで、去年12月ご遺体が見つかっているんで、衣類ゴミを掛けただけでも、なんか怖い。

清流有明スズキを釣りたいという欲望が恐怖心に負けています

誰か夜中の釣行に付き合ってください(笑)




こんな腰抜け釣行で釣れるほど、清流域の有明スズキは優しくないが、この河が好きだ。


自分の少ない引き出しの中でも、このタイミングなら釣れると思う時がある。

それを確かめたくて、博多湾の太刀釣行の出発を早めて、筑後川に立ち寄った。

タックルはボートシーバスで使うTailwalkのEnchaaan Titan-KR S75Mにツインパワー4000XG。

ここで使うには短いが、このあとオフショアに行くので兼用した。

このロッドは感度が良くて水中の様子をよく伝えてくれる。

梅雨とは思えないほど減水した筑後川のポイントに立つと、小魚の捩りがいいところに出てる。

なんらかのフィッシュイーターが近くにいるはずだ。

1投目からヒット！

エラ洗いも無く、このうねうねして重い感触は…










 

同じポイントで4連発(笑)

しかも、どんどん小さくなってるし

でも、同じポイントで小さなナマズが釣れたということは、そろそろこのポイントを一掃したかも知れない。

清流域ではいいポイントに付く同種のフィッシュイーターは強い奴が付く。
強い奴が居なくなると2番目が入るという気がする。

それと、ナマズが釣れた後にシーバスが釣れる事を何回も経験している。



夕方、三日月の上に輝いていた金星も沈んでしまったが、稜線の黒と青藍の夜空のコントラストを眺めながら一服して、釣りを再開。

流れにルアーを載せ、ボトムぎりぎりを意識しながらポイントを通すとモソといた感覚でヒットした。

ロッドに感じる重さに期待が膨らむが、エラ洗いしない。

影部を抜けシャローまで寄せるとエラ洗いしやすいので、ティップを水中にいれ丁寧に寄せた。

ランカーサイズとはいかなかったが、久々嬉しかった。





1尾のスズキで十分満足したので、次の釣りへ向かう。


使用したルアーは、BIOVEXのLEAP83Sです。

このルアーは自分にとってとても使いやすく、慣れればオールマイティに操作できて、価格も安くてとても気に入ってます。

ただ残念ながら、もう廃盤になってしまいました。

自分は不器用な性格なので、1種類のルアーを使いこなすのに時間がかかる。
いろいろ試して、酸いも甘いも理解したころには廃盤になっているパターンがいくつかある(笑)

これはと思ったルアーは大人買いしておかないと思いました。