クランクでのロックフィッシュ攻略

【ロックフィッシュ】、【ルアー】ってキーワードで検索してみたんだ。
予想通り、ソフトルアーが沢山出てきた。

ソノ中にはメタルジグやメタルバイブもあったんだけど、
ボク達が常用してるクランクは殆どなかった。

クランクでロックフィッシュを狙うのは間違いなのか?
いや、釣れてるから、間違いでないとしても、
最善とは言いがたいかも。

なので、ラオリーとケーキさん、ボクの3人で
ソフトルアーを用意し、
今期最後と思われるロックフィッシュ釣行へ。

しかし、釣れたのはクランクだった。

ボクだけじゃなく、ラオリーもケーキさんもクランクで。
結局、クランクに逃げたと思われそうだが、そんな事はない。

持参したワームパックは全部使い切った。
ってか、海の藻屑に。

気を許すと、あっという間に根掛り。
ボク達の操作が悪いのだろうか?

ボクが使用するのはこのようなディープクランクだ。

特に中国で売ってるこのシリーズがマッチする。

形状はどこかで見たことがあるが、
ロックフィッシュ用として開発されたので、
標準のフックは強力だ。

テストフィードにこのポイントが含まれていたので、
潜航するレンジも丁度良い。

ポイントはこんな感じ。

水は少々マッディで、
水深は平常5m位。

足場は約1kmの防波堤で、
それに平行してゴロタが並ぶ。

左側が足場で、足場の少し先がゴロタ場になってる。
ゴロタの手前とソレが途切れるブレイクにターゲットがいる。

経験上だが、手前で釣れるのは小さく、
ブレイク先に大物が多い。

今回はブレイクの先にいるヤツを
ソフトルアーで釣ってやろうと思っていた。

キャスト後はブレイクまでリフト&フォールで誘った。

ブレイクまではなんの問題もない。
砂地だからね。

ただ、その砂地エリアでは当たらない。
ブレイクまで寄せると硬質な感覚がロッドに伝わる。

「ガチン」

1投目で根掛かった。

ここのゴロタは大小の岩で荒く、
隙間にシンカー、もしくはラインが引っかかった様だ。

ソノ後は慎重に操作した。

ラインの角度を見ながらギリギリまでブレイクに寄せ、
頃合を見て、一気にゴロタの頂上までリフトさせて回収。

ソフトルアーを使い切るまで繰り返した。

一度だけ、やはりブレイク付近で当たりがあったが、
効率が悪いと感じた。

クランクの解説もしよう。

キャスト後はラインの角度を見ながらリトリーブ。
そろそろゴロタ先って付近で、スローに。
リップが岩に当たったら、巻くのを止めて浮かせる。
ゴロタが足場に向かって5m程度続くので、
スットプ&ゴーで岩への接触を減らしたり、
リールを巻かず、ロッドをゆっくり引いて、
岩の上を舐めるようにゴロタを通過する。
通過後は普通に巻いて、足場とゴロタ間に潜んでいるヤツを狙う。

この方法で幾つかのショートバイトと
3度の明確な当たり、
そして、小さいながらもチャイロマルハタとカサゴが捕れた。
ルアーのロストもひとつだけ。

結果だけ見ると、クランクが良いのだが、
クランクは2年前から香港の海で、散々投げ倒した。
しかし、ソフトルアーは5年間の封印を解いたばかりだ。

操作の熟練度が違う。

また、ロックフィッシュとタイトルにあるが、
これは比較的浅い所まで来てくれる種ならの話。
攻略のひとつでしかない。

なので、ソフトルアーも使い続けるぞ。
このポイントの問題はブレイクでの処理だ。

色々悩んで、閃いた。
準備もできた。

ただ、もう余り時間がない。
次の釣行まで水温は保ってくれるだろうか?

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