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▼ 情熱熱風夜曲
- ジャンル:釣行記
- (オフショア)
夏は暑い。当然だ。しかし,加齢のせいか地球温暖化のせいか(おそらく両方だが),夏の暑さが年々耐えがたくなっている気がする。
先日,〇〇〇〇駅から続く地下道の階段を登って地上に出た途端,灼熱の太陽光と熱風に炙られ,あぁ・・・と嘆息した際に思わず頭に浮かんだのが表題の曲名(正確にはちょっと違うが)であった。
その曲が特段好きだったわけではないし,何十年も思い出すこともなかったのに,こんな記憶が密かに延々と保管され続け,ふとした切欠で何十年の時を超えてポッカリと浮上してくることに人間の脳みその不思議さを感じるとともに,そんなどうでもよい記憶ばかりが脳内に沈殿し,自分の記憶容量を無駄に占領しているせいでなかなか新しい知識を蓄えられないのじゃないかとちょっと情けなくなった。

そんな万物が炙り焦がされる地上から逃げ出して海に出るのが最近の楽しみである。
日差しを遮るものが全く無い海上こそきついのではないかと言われることがあるが,海上は風があるし,その風も適度に海水に冷やされるせいか意外に涼しい(と言っても熱中症対策は必須であるが)。
果てしなく広がる空の蒼と海の青の狭間で,海面の騒めき,鳥の群れ,潮流の乱れ,漂流物等,何か面白そうなことが起きそうな変化を探す。
海面に現れる潮流の乱れは,海底に根(岩礁)が存在する証である。
こんなところには王様(King-fish=ヒラマサ)が潜んでいる可能性がある。
ダイビングペンシルで王様を誘い出す。
運が良ければ,海面が爆発し,ルアーが引っ手繰られる。あとは王様の剛力との力任せの戦いになる。
力負けしてその玉座(岩礁)に潜り込まれたら一巻の終わり。
10kg以上の王様をキャッチするのが当面の私の目標であり,先日そのチャンスに恵まれた。
明らかに10kgオーバーのヒラマサが,目の前でドバーン!と強烈な水飛沫と捕食音とともにルアーを引っ手繰って行ったのだ。
根に逃げこもうとするヒラマサの剛力にロッドは伸され,リールは悲鳴を上げ,猛烈な勢いでラインが引き出される。
ドラグを更に締め付け,ロッドを引き起こして堪える。
止まれ,止まれ・・・止まった。
と思ったらボロッと外れてしまった。
悔しさに地団駄を踏むとともに,チャンスをものにできない自分の勝負弱さにまた情けなくなった。
(その日獲れたのは下の写真の王子様だけ・・・)

失意のまま地上に戻ると,ムッとする厳しい暑さに出迎えられた。
地上は暑く体を炙り,海上は熱く心を焦がす。
夜はその余熱が切ない夜曲のように心を揺らし,眠りを浅くする。
次こそは・・・
かくして無駄な記憶と妄執がまた脳内の記憶容量を減少させるのであった。
先日,〇〇〇〇駅から続く地下道の階段を登って地上に出た途端,灼熱の太陽光と熱風に炙られ,あぁ・・・と嘆息した際に思わず頭に浮かんだのが表題の曲名(正確にはちょっと違うが)であった。
その曲が特段好きだったわけではないし,何十年も思い出すこともなかったのに,こんな記憶が密かに延々と保管され続け,ふとした切欠で何十年の時を超えてポッカリと浮上してくることに人間の脳みその不思議さを感じるとともに,そんなどうでもよい記憶ばかりが脳内に沈殿し,自分の記憶容量を無駄に占領しているせいでなかなか新しい知識を蓄えられないのじゃないかとちょっと情けなくなった。

そんな万物が炙り焦がされる地上から逃げ出して海に出るのが最近の楽しみである。
日差しを遮るものが全く無い海上こそきついのではないかと言われることがあるが,海上は風があるし,その風も適度に海水に冷やされるせいか意外に涼しい(と言っても熱中症対策は必須であるが)。
果てしなく広がる空の蒼と海の青の狭間で,海面の騒めき,鳥の群れ,潮流の乱れ,漂流物等,何か面白そうなことが起きそうな変化を探す。
海面に現れる潮流の乱れは,海底に根(岩礁)が存在する証である。
こんなところには王様(King-fish=ヒラマサ)が潜んでいる可能性がある。
ダイビングペンシルで王様を誘い出す。
運が良ければ,海面が爆発し,ルアーが引っ手繰られる。あとは王様の剛力との力任せの戦いになる。
力負けしてその玉座(岩礁)に潜り込まれたら一巻の終わり。
10kg以上の王様をキャッチするのが当面の私の目標であり,先日そのチャンスに恵まれた。
明らかに10kgオーバーのヒラマサが,目の前でドバーン!と強烈な水飛沫と捕食音とともにルアーを引っ手繰って行ったのだ。
根に逃げこもうとするヒラマサの剛力にロッドは伸され,リールは悲鳴を上げ,猛烈な勢いでラインが引き出される。
ドラグを更に締め付け,ロッドを引き起こして堪える。
止まれ,止まれ・・・止まった。
と思ったらボロッと外れてしまった。
悔しさに地団駄を踏むとともに,チャンスをものにできない自分の勝負弱さにまた情けなくなった。
(その日獲れたのは下の写真の王子様だけ・・・)

失意のまま地上に戻ると,ムッとする厳しい暑さに出迎えられた。
地上は暑く体を炙り,海上は熱く心を焦がす。
夜はその余熱が切ない夜曲のように心を揺らし,眠りを浅くする。
次こそは・・・
かくして無駄な記憶と妄執がまた脳内の記憶容量を減少させるのであった。
- 2018年7月22日
- コメント(2)
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