【Ill鱸道】暗闇にて(゜ロ゜)

先日の大潮終盤の潮周りに近くの川を攻撃しました。

まずはエリアの上流から偵察。
流芯・流れのエンドラインをチェック。川幅が狭いので魚がいなさそうでも確認を行う。

そして川の暗部に侵入。こっそりと岸に近付き、周りの様子を伺う。
そうしていたら、川の上流から音が。

ジャバジャバ、ジャバジャバ…。
音源に近づく。どうやら鳥や魚の音ではない。

さらに接近…。

はぅあ(゜ロ゜)！！

いた！霊気アリ！
確かに黒い影が水をすくっている！

幽霊のバスタイムか！？
10℃以下のこの環境で(゜ロ゜)

ていうかこんなことをするのはアメリカ海軍特殊部隊の選抜課程でしか聞いたことがない。
ユーレイか！それともSEALs候補生か！？

もっとニアサイドへ。
目が合う…。暗闇で。

……………………。し～～～～ん。

見つめ合うと素直におしゃべりできない。
Illスギル状況。

だけど、突入！
正体はエビ取りのおいちゃん。
こんばんはと挨拶をして正体解明。
少々盛ってしまったが、少し怖かった。

釣りを再開。
しばらくすると目の前で小魚が跳ねる。
バシャバシャと動きが激しい。

まずはCD11から投入し、ゆっくりと巻き取りをしながら様子を見る。ガツっとアタリ！
しかし、はじかれてハリはずれ。
その後は数投するも反応が得られず、ルアーをCD9に交換。こちらも反応なし。
思いきってTKRPに交換。引き波で違う振動が出る。これが狙い。
投入してリトリーブ開始。引き波、ついでにスプラッシュ。
ランダムに動きを変えながら巻き取りをする。
出た！しかし、またハリ外れ。

しかし、小魚は依然として追いかけられている。
沖縄のガーラを思い出す。小魚をバンバン追いかけているけど、ルアーには反応しない状況。自分としては苦手。

小魚は狭い範囲で追いかけられており、時々騒ぎだす。スズキがいるのは間違いない。
だとすると、スズキは補食と休みを繰り返しているはず。
エリアの特性を考えて伏撃を選択。
移動とキャストを行う積極的な攻撃よりも消極的であるが、待つ方が良いと考えた。
プラス、体力が持たなさそうであった。

そこに留まる。
立ち位置を変えようとするも、月夜・超浅場なのであまり動けない。
加えて歩くときに発生する振動も与えたくない。もし歩くのなら、慎重に。

ルアーを更に小さくしてCD5を装着。ハリはがまかつのトレブル21。小さめのトレブルだが、ハリ先が内側に向いているのが好き。
ハリは一貫してバーブレスなのでありがたい作り。（材質はRB・SPシリーズよりもやわらかめ。G-HARDヴィトムがSP・RBならば、トレブル21はヘラスレに近い感じ。感想が長くなりましてすみません(>_<)）

投入を繰り返す。
そして…。
ゴン！きた！
フッキングからゴリ巻き。クロ釣りのようにリールで魚を寄せる。ドラグは少しだけ出るが、構わない。
やり取りの途中に体の重心がうわずるが、へそとお尻に意識を向けさせ修正。そのままランディング。
ランディングしたらハリが外れた。
ちょっとだけ危なかった。