お盆休みは知床へ①

どうも、切り傷がさっぱり治らない9です。

もう3日も経つのに未だ血がにじんでくるとは。。
これくらいならすぐ治るべと思い絆創膏で何とかしたいのですが、想像以上に新陳代謝が衰えているようで…。
歳をとるって切ないね~。


さて皆様、充実したお盆休みをお過ごしでしょうか?
私は11~15日までお休みだったので、11日は前回のログに綴った通り積丹ジギングへ、12日は日中ゆっくり休み13・14日で知床へカラフトマスを狙いに行ってきました。

知床といってもここ数年はウトロの混雑が嫌で羅臼方面へ行っており、今回も例年と同じポイントへGo!
12日の夜に出発、6時間半の長旅だが車中でひたすら映画を観続け、明け方3時無事現地到着。

まだ真っ暗ではあったものの、逸る気持ちを抑えきれず早々に準備をし、いざポイントへ。
ここは駐車場から昆布番屋の立ち並ぶ海岸線を20~30分歩かなくてはならず、リュックを背負い軽装で出発、目的の河口を目指す。


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さて、行くぞと歩を進めると何やら看板が。。



『8月12日にこの辺りで熊が目撃されております。この先へ行かれる方は十分に注意をし…』





…12日って、昨日じゃんww


辺りは真っ暗、明かりナシ、熊スズナシ、熊スプレーナシ、同行者ナシ、人っ気ナシ、熊っ気ムンムンw


まぁ熊の巣窟、知床だしね。。
ちょっと前に人歩いて行ったし、いざとなったら昆布番屋に泣きながら駆け込んで助けてもらおう。

かなりビビりながら早足で歩く。
そして何事もなくあっさり河口到着、オレのドキドキかえして!w
見るともう一級ポイントには5・6人先行者が。そして乗りたかった岩の周りにも既に人が入っている。
けっこう早めに出たのになぁ、残念。。

仕方ない。河口左岸の端っこに陣取り夜明けと同時に振り倒す!




…魚いねぇ。。




ウトロは11日網上げと聞いていたが、羅臼は13日だったようで河口には未だ漁網が張り巡らされている状況。

こりゃ無理だ。


結局網は上がったものの、周りで釣れたのは乗りたかった岩に乗っていたフカセ師が1本、その両隣が1本ずつの計3本のみ。
ココはやはりあの岩、魚が薄い状況では特にあそこに入れないときびちいな。。

眠いのと釣れないのと雨降ってて寒いのとでココロオレル(←AM6:00)。


一度車に戻り仮眠、そして食料を調達に一度街へ。
片道30分かかるが、この道の雰囲気が好きなためあえてその都度買いに走る。


そして昼過ぎ、ふたたびポイントへ歩く。


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ちなみにこの昆布番屋、『北の国から02 遺言』で純が住み着いていた番屋があった場所で、ロケ地としても有名である。(今は羅臼港近くの標津側へ移設され、純の番屋として観光地となっている)
あ、FBとネタかぶりでスミマセンw


さて河口到着、先行者は…2名!しかもあの岩が空いている!
イェス!ウキウキで岩に立つ、ドォォォォォーン(ワンピース風)。
そして群れ探す、探す、探す、探す、さが…





…魚いねぇ。。





いや、きっと目に見えないだけで少し沖を回遊しているんだ!と信じ竿を振る。
ルアーもとっかえひっかえあれこれ投げる。黙々と振る。

たま~に2・3匹の群れ(?)が1時間に1度ほど回遊してくるが、それにしても魚影薄すぎ!
そんなはぐれメタルみたいの釣り上げるなんて至難の業。
しかし経験値が超高く、そいつが釣れたら劇的に釣りが上手くなったりして…、なんて無駄な事を考ながら黙々と振る。。


と、突然グググッ、魚からのコンタクト!
全くの予想外だったため、おっ、と不意を突かれた拍子に早合わせ!
そしてファーストランで当然バラシ!!



がせぇ、オレ(涙)。。



近くにワルガキでもいたら首根っこ掴まえて「セイッ!」と投げ飛ばしてやりたい気分だったが、あいにく周りには先行者の2名しかいない。

よかったな、ワルガキ!



それでも魚からのコンタクトは嬉しく、反応あるルアーも把握できたのでこれ幸い。
まだまだ~!しつこく同じラインを通し続ける。

そしてまたヒット!
今度はしっかり魚の重みをロッドに乗せてから「セイッ」とあわせる!


乗った!やっときた!
久々のカラフトマスだったので少し魚の引きを楽しみながら難なくズリ上げ。
銀ピカのオス♪

おっしゃ、写真撮ろう!と上あごにがっちりフッキングしている(ように見えた)のでリーダー持ってぶら下げながら場所移動。

しているとフッと急に手元が軽くなりとっさに下を見る…。

魚落ちる。
魚暴れる。
魚逃げる。
それを呆然と見つめるつぶらな瞳のワタシ。

この時間わずか2秒ほど。



ヤ ッ チ マ ッ タ w



母さん、ポロリです。
せっかく釣り上げた貴重な一尾をポロリです。
男のポロリの次に残念なポロリです。


…マンモス悲ピー。。


そしてココロオレル(本日2度目)。



クゥゥゥ、このままじゃ終われん!
ってことで今夜はココで車中泊、明日も同じポイントでやることを決意し食料調達&入浴のため街へ戻る。
セイコーマートでおにぎりと菓子パン、ビールを買い込み風呂へ。

近くの温泉旅館へ着いてみると驚愕の事実!


『本日日帰り入浴は営業しておりません』×2箇所。


まずいよ、けっこう汗かいたよ。
おっさんが何日も風呂入らなかったら大変な事になるよ。
頭皮の脂とかさ、しっかり落とさないとさ…。


大至急他の温泉施設を調べる。

無料天然温泉、露天風呂?
ココから近いね。行ってみよ~。
向かったのは『熊ノ湯』という知床峠の登り口にある温泉施設。
歴史のある温泉らしく古くは明治時代の地図にも載っているとかいないとか。。


行ってみると予想外にキレイw

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これ脱衣所。画像は拾い物です。

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これ温泉、これも拾い物。


中はけっこうな賑わいをみせており、露天風呂には10人近い人が。
さっさと服を脱ぎ、温泉へ突入。まずは洗面器でお湯をかけ体の汚れをおとす。





…お湯熱くね?


おそるおそる浴槽に腕を入れてみる。。

アゥチ!!



熱湯コマーシャルが頭をよぎるが宣伝するようなことは何もない。。



やべぇ、罰ゲームだ。
普段知らない人とはほとんど話さない私ですが、入浴している見ず知らずの方に思わず「熱くないんですか?」と話しかけてしまうほど熱い。。

「熱いよ。我慢してんの。」
と言いつつ顔はシラ~っとしている。

「漢だ、あんた漢だよ・・」と心の中でつぶやく。

しかし自称猫肌なへタレな私は熱いお湯が苦手なため30秒×3回ほどでギブアップ、それでも体はポッカポカw


こりゃ良い土産話が出来たwとウハウハしひとり旅を満喫しながらふたたび最北東端の地へ向かい、ビールを飲んであっという間に就寝。
翌日の釣行に備える。

一日目終わり。




長くなったので②へ続く

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