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夏本番、HベイトとCOO190Fの使い分け 【サヨリパターン】

  • ジャンル:ニュース

さてさて全国的に梅雨も上がり気温急上昇。
魚の活性まる下がりな熱帯夜ですが。





広島市内河川のシーバス達も雨待ちである事は否めないのですが、ベイトもしっかりと水温の低い場所を求めて河川に入ってきておりますので、5月、6月のベイトが少ない時期と比べたらタイミングさえハズさなければ広範囲でシーバスに会いやすくなる時期になってきております。

 


 


今回は僕がこの時期多用する二つのルアーの使い分けについて少し書いてみようかと思います。

 

 


 

そのルアーがSHIMANOのCOO190FとApiaのHベイトです。

 

 

 

 

どちらもその細身なシルエットから想像できますようにサヨリを想定したベイトパターンのこれからの時期に無くてはならないルアーになります。

 

 

 

 

 

まず初めに共通した考え方、使い方を挙げておきましょう。

 

 

 

 

 

まず一つ目は両方ともパイロットルアーとして一投目に投入するようにしています。
理由はもしそのポイントにサヨリを意識しているシーバスが着いているとしたら大体1投目で反応してくる事が非常に多い為です。

 

 

 

 

 

もちろんある程度地合いとシーバスのフィーディングポイントを把握した上ではありますが、少なくとも5投以内に答えが返ってくる事が多いので逆に言えば初めに数投入れて反応が無ければルアーを変えて他の攻め方に変えればいいので、個人的にはレスポンスよくルアーチェンジをする事ができます。
よってオグルのように満潮から干潮までずっと投げ続けるという使い方はあまりしないという事になります。

 

 

 

 

 

サヨリに偏食しているシーバスは他のどのベイトを食っているシーバスよりも食い気が高く、その場所にステイしている場合が多いのでランガンでテンポ良く活性の高い魚を抜いていく事も可能になります。

 

 

 

 

 

 

 

二つ目は使い方ですが、ただ巻きのみでOKです。流れに同調させてゆっくりとラインスラック回収のデットスローでドリフトさせて使うのが基本で、少し違いがあるとすればCOO190Fはフローティングという特性をフルに活かしてそのままほったらかしておくという使い方が超絶効果的で、Hベイトは少し早巻きをしたり止めたりして緩急を付けて巻くという使い方をしてあげると反応が良い場合もあるので試して頂くと良いかと思います。

 

 

 

 

基本は二つとも小手先での小細工は要らずのただ巻き。
素晴らしいルアーは勝手に仕事をしてくれます。

 

 

 

 

 

 

三つ目の共通点はこの2つのルアー、非常にバレやすいという事です。



理由はボディの長さに対してフックの間隔が広いのでフック一本だけでの掛かりが多い(口に一度掛かっても魚のボディに他のフックが刺さってそちらにフックが移動してしまい外れやすくなったり)のでエラ洗いでバレやすいのが一つと、特にCOOに言える事なのですが、飛距離が出て着水点付近で食ってくるとラインが出ている分たわみの影響でフッキングが決まりにくいというのと、ドリフトで流し込んでラインテンションが掛かってないタイミングでバイトがあった時にアワセが遅れてしまうという事が多々あります。(ラインテンションを掛けたら魚が食ってたという事もしばしば…)

 

 

 

 

 

ただこのバレやすい魚は要は魚自体に重量が無くバイトして反転した際にルアーが向こうアワセされないという事なのでサイズが大きくない魚に多いかと思います。
逆に言えば70㎝クラス以上の魚であればバイトして魚が反転した際にほとんどの場合向こうアワセで勝手にフッキングしてくれるので僕は大きな魚を狙っているのでそこまで気にしないようにしています。

 

 

 

 

 

余談ですが、僕は他のルアーでも基本的にアワセは入れない事がほとんどです。バイトの瞬間にロッドを立てて竿の反発と魚の反転するパワーを使えば基本的にはシーバスの柔らかい口ならしっかりと針は掛かっていますしその方法でキャッチ出来なかったという感覚はありません。(Gクラのリミテッドが超高反発な影響もあるかと)

 

 


アワセを強めに入れる時は橋脚際で魚を掛けた時に反転されると脚にラインを擦られて切られてしまう可能性があるという非常にシビアな状況で、その時はゴリ合わせで魚の頭の向きを無理やりこちらに向かせて主導権を握らないければならないのでゴリ合わせの後はゴリ巻きで橋脚から引き剥がすファイトを心がけます。
これもフックを貫通させるというよりは頭をこちらに向けるというのが本来の目的になります。

 

 

 

 

あとは魚のサイズが小さいポイントや時期であれば意識してフッキングをしてこちら側が針を掛けないとエラ洗い連発されるとポロりという事もしばしばなので使い分けるようにしております。

 

 

 

 

では共通点はこれくらいにしておきまして、続いてはルアー別に書いていきましょう。

 

 

 

 

まずはHベイトですが。

Hベイトが実力を発揮するポイントは小場所です。COO190Fに飛距離では到底敵いませんが、射程範囲内の食わせのちからでいうとCOO190FよりもHベイトに軍配が上がると感じております。
ですのでHベイトで届く範囲内でしたらまずはHベイトから投入して頂く事をオススメ致します。

 

 

 

 

ちなみに…ではHベイトが全く飛ばないかと言われると固定重視の14g、リップ付きミノーの中でいうとどちらかというと飛ぶ部類に入るかと思いますので河川でウェーディングしている際に飛距離がどうこうというのはあまり感じた事がないので、あくまでもオカッパリでオープンの大場所をやったり、比較対象のCOO190Fがあまりにも桁外れな飛距離が出るという事を加味した上でのウィークポイントであるとお考え下さい。

 

 

 

 

 

先ほども書きましたように初めの数投で魚からの反応が返ってくる事が多いので、ランガンをしながら活性の良い魚を拾っていきます…

 

 

 

 

 

 

 

満潮から下げだし…

潮がずりずりずりと動き出したタイミングで橋明暗部をテロテロと流して行くと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドーンとでます。



 

 

 

 

 

 

干潮前ウェーディングにて水深80センチほどのシャロー帯。

流れが止まる前、最後の下げ残りに水が無くなってそこにいれなくなって落ちてくるベイトを狙っているシーバスを狙って場所明暗部にドリフトさせながら流していくと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズーんと出ます。






Hベイト以外のルアーには反応が無いところをみるとやはりサヨリに偏食しているのか。

もしくは単にHベイトのルアーの力なのか。

 

 

 


ちなみにHベイトの嬉しいところはベイトが表層系であればかなり汎用性があるというところです。今時期の広島市内河川のメインベイトはハク、イナッコ、サヨリ、一部コノシロという事になりますので即ちコノシロを意識しているシーバス以外であれば表層系はとりあえずHベイトで事足りてしまうので今時期とりあえずパイロットルアーとして入れて欲しいルアーである所以です。

 

 

 

 

 

 

ちなみにちなみにHベイトは以前YouTubeでも紹介しておりますので、お時間許しましたら是非ともこちらもご視聴していただくと更に深堀できるかと思います。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では次にCOO190Fですが。
このルアーの特徴は大きく二つ。

とにかく飛ぶ。

そして爆裂飛んで着水した後にフローティング。
ほっておけばプカプカと浮いているという事なんですね。

 

 

 

 

 

 

これはチート並にめちゃくちゃ凄い事で普通この190㍉のボディであれだけ70m以上の飛距離を出す為には普通はある程度ルアー後方の重さと総重量が必要になってくるので当然ルアーはシンキングになってしまうので、シンキングペンシルであれば可能だったのですがそれでは当然放っておくとルアーは沈んでしまう。

 

 

 

 

 

その問題をシマノ独自のXARシステムの恩恵をフルに受ける事により実現しているのです。

 

 

 

 

 

ザックリいうとAR-Cシェルというめちゃくちゃ軽い素材で出来ているのに独自のバネを使った重心移動システムによって従来の重心移動システムでは不可能だった爆発的な飛距離を生んでいるのです。
しかも着水した時には既にバネで重心が元の位置に戻っているので、シャクって重心移動を戻す手間がなく、これ即ち着水した瞬間からバイトチャンスが生まれるという事なのです。

 

 

 


そして70m以上先で着水したこの190㍉のルアーの存在感は抜群で、細身なのであまり感じないかもしれませんが、僕の中でCOO190Fはジョイクロ178とかビッグベイトと同じ考え方で使っていて、それはつまり存在感で魚に反応させるという使い方なのです。
 

 

 

 

 

ジョイクロを使う時によく使う方法として投げてそのままラインスラック回収のみのほっとけ釣方を多用します。

COO190Fもこれと使い方は全く同じで、投げたらラインスラッグを取りながらただ流していくだけ。

あとは勝手に橋明暗部付近で反応する魚が食ってきてくれるので、COOに関して言えばほとんどこちらは何もしないでルアーに仕事をしてもらうという使い方になるのです…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある程度色々投げ尽くした橋明暗。
今のところ魚からの反応は無しのノーバイト。
だけど魚は必ず着いているハズ…。
そんな時にCOO190Fを投入して一投目。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルアーを流れに乗せてテロテロと流していきます。ラインにテンションはかけずラインスラッグを回収するイメージで。

 

 

 

 

 

 

橋脚の脇向こう側。
橋明暗部で初めてラインテンションをかけてルアーを反転。

 

 

 

 

 

 

 

次の瞬間ゴンッとバイト‼︎
橋脚から引き剥がして良型キャッチ。






同じパターンで2連チャン。















大場所では飛距離を活かして大遠投。
橋明暗付近をテロテロ通してくるとゴンゴンバイト。

ちょっとサイズは出にくい分バレやすいですが、その分バイトも多いのでタイミンングを外さなければ連発します。

 

 

 

 


190ミリのシルエットで爆裂飛んでその先でフローティング…
今のところこんなシーバスルアーは存在しないと思います。

 

 

 

 

 

 

こういった感じで二つの細身のルアー。
使い分けていただけると難攻不落と言われるサヨリパターンでも魚と出会える可能性をグッと引き寄せていただけるかと思います。







 

ロッド  Gcraft Monster Stream Limited 912TR
リール    DAIWA 19CERTATE LT4000-CXH
ライン  VARIVAS AVANI CastingPE MAX POWER X8 200m 1.2号
リーダー SUNLINE トルネード松田スペシャル ブラックストリーム 5号
スナップ   BOMBA DA AGUA NO.1

instagram
https://www.instagram.com/ukazuhisa/
最新情報はInstagramから覗いてみて下さい。
最速釣果情報はストーリーズにて。







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今時期ど真ん中、オススメ中型リップ付きミノーの解説を行っておりますのでこちらもチェックチェック‼︎





 

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