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▼ 旬の魚のおいしさ
- ジャンル:釣行記
- (いただきます)
〜〜〜〜〜
台所の沙魚を見るや、梅安は、ぴちゃりと舌を鳴らした。食欲をそそられたらしい。
新年をむかえたばかりの、このごろの沙魚は真子、白子を腹中に抱いて脂が乗りきっている。
梅安は、のろのろと鍋を強火にかけ、生醤油に少々の酒を加え、これで沙魚をさっと煮つけておいて、
”ふむ、ふむ、、、、、、”
ひくひくと鼻をうごめかしながら、居間へはこび、冷酒を茶碗にくみ、こたつへ入ってすぐさま食べはじめた。
〜〜〜〜〜
僕の大好きな作家池波正太郎の”仕掛人 藤枝梅安シリーズ”の ”おんなごろし” から
池波正太郎の作品においては食べものに関する情景の描き方が素晴らしく、中にはそういった部分だけを集めて一冊の本にしているものも
僕がこちらへ持って来ている ”梅安料理ごよみ” もその一冊 時々手にするんですが、読んだあとは台所に立たずにいられない という本です
昨日、旬の卵を抱いたテイラー(アミキリ)を釣って以来、どうやって食べようかな〜 と思っている時に上記の文章が思い浮かばれ
台所の沙魚を見るや、梅安は、ぴちゃりと舌を鳴らした。食欲をそそられたらしい。
新年をむかえたばかりの、このごろの沙魚は真子、白子を腹中に抱いて脂が乗りきっている。
梅安は、のろのろと鍋を強火にかけ、生醤油に少々の酒を加え、これで沙魚をさっと煮つけておいて、
”ふむ、ふむ、、、、、、”
ひくひくと鼻をうごめかしながら、居間へはこび、冷酒を茶碗にくみ、こたつへ入ってすぐさま食べはじめた。
〜〜〜〜〜
僕の大好きな作家池波正太郎の”仕掛人 藤枝梅安シリーズ”の ”おんなごろし” から
池波正太郎の作品においては食べものに関する情景の描き方が素晴らしく、中にはそういった部分だけを集めて一冊の本にしているものも
僕がこちらへ持って来ている ”梅安料理ごよみ” もその一冊 時々手にするんですが、読んだあとは台所に立たずにいられない という本です
昨日、旬の卵を抱いたテイラー(アミキリ)を釣って以来、どうやって食べようかな〜 と思っている時に上記の文章が思い浮かばれ
フライパンに酒、醤油、みりん、砂糖をひいて煮立った時にテイラーの半身と卵を入れてさっと火を通しました。
斜め上は三杯酢で締めたテイラー
こんなに美味い料理を食べたのは久しぶりだ と唸りながら食べてしまいました
旬のテイラーに感服です。
この料理、超お薦め ちょっとアドバイスなんですが、煮魚風のテイラーを食べるときはサンショウと七味を用意して、半分喰った後にサンショウで少し味を変え、最後の1/4はご飯にかけて七味をふってかっこむとたまらんです
そして、酢でしめたテイラーは和芥子とゆずコショウを薬味に使うとこれもたまりません
一気に全部喰っちゃいました。ガラス越しに透けて見えるチーちゃんも煮付けの相伴にあずかって大満足
さて、美味いもの喰ったし 明日から北の大地へいってまいります
みなさま、良い釣りを
- 2010年9月13日
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