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サイタマクオリティー

たまにはログタイトルらしい事を書きたいと思います


3/6 前夜から朝まで降った雨は累計35mm
枯れた支流を潤すには十分な雨量だろう


1~2月アフターの第1群が埼玉県内に帰ってきた

スポーニングに絡まないフッコクラスは別として産卵を終え体力を消耗した魚には回復する時間が必要

その遡上する魚には重要なキーワードがある

それは塩分濃度、

サクラマス、カラフトマス、シロザケ等の鮭鱒類には知られた話しだが遡上を控えた魚が河口に集結し淡水に体を慣らす

個人的見解だが鱸も例外ではないと思う

本来汽水域の魚だが夏近くには瀬が連続する
完全淡水域まで遡上するやつらもいる
しかし塩分濃度の高い河口から一気に遡上する事はない
徐々に淡水に体を慣らしベイトを追い、夏には敵水温を求め
遥か河口より180km地点まで遡上している

今朝の雨は遡上を促す雨だった事は想像に難くない
1~2月に県内に入った魚は上流にあがっただろう

今宵おそらく釣れるのは1群以後のアベレージサイズ
埼玉県内では主役の60cm台、あわよくば70台

大型主体の1群のRUNを追いかけたいところだが
近頃釣ってないので今は最も堅い干潮からの上げっぱな狙い

芝浦標準では干潮21時33分、
22時に仕事を終え埼玉県内、荒川上流部に向かった

私の住む川口市は荒川河口から30数km地点
大潮時のタイムラグは県境地点で1時間ほど
ポイントに到着するころには流れが止まる予定だが
今朝までの雨で川の水量が増えタイムラグが大きくなることが
予想できた

現着し土手を下ると前回は茶色い枯れ草だった土手が所々
緑の草が生えはじめている
芽吹きの季節

川は予想通り下げ方向の流れ、雨後で濁っていてゴミも多い
期待できないが一応投げてみるが反応なし

上げ潮が入ってくるのを待つことにした
上げっぱなの実績ポイントに移動し護岸に腰掛け携帯見て
暇つぶしすること1時間
やっと沖目に潮目らしき流れが見えるが依然下流方向に流れている
確認の為ヨレヨレをフルキャストし少し沈めて引いてみると
違和感のある引き重りがある
表層は下げているが下には上げの潮が入ってきている
いわゆる2枚潮状態
この塩水クサビを狙うのも良いが沖目で着き場がないので手前に入ってくるのを座って待っていると
なにやらベイトが不穏な動き
引き波をたて数匹で逃げる様はイナッ子

距離をとりプレッシャーを与えないように少しはなれた位置にルアーを着水させる
いつの間にかしっかりと流れはじめた上げの流れに乗せ
竿を立て引き波を立てながらポイントに送り込む

ボシュュ

おっしゃ~~パツイチ!!!
ためらいなく吸い込んだのが分かった



頭からガッポリ捕食したのがよくわかる

ルアーは不人気実力ルアーのバース130
バチパターンでは多用するが引き波だすのはイナッコも同じ
まだ意識がバチにもあるだろうってヤラシイ考えの時によく結びます



メジャーわすれたけどやっぱ60くらいか?
でもコンディションも良く狙い通りのタイミングと食わせかたに
充分な満足感

その後は気配はあるもののバイトには至らず
しばらくすると流れは単調になり気配も消えてしまった

次のポイントは上げが強くなったタイミングにできる反転流
大きな地形変化に潮があたりマンメイドストラクチャーによって
流れに変化が出来る
すぐ近くに広がるどシャロー帯がベイトの供給源になっているようだ

ちょうど足元に潮目が入っている
潮目というより川水と上げ潮の境目
ゴミが一列になって流れていくのですぐわかる

表層系ではゴミを釣ってばかりなので烈波をダウンクロスに投げ
ドリフト気味に流れの境目でターン?
人口物のカケアガリ上で

トンンッ

実は先月このパターンで食わせラインブレイクをくらっているので
カケアガリに擦られないように立ち位置を変えファイト

しかし、あっさり寄ってきたのはこれも60クラス



まだ回復途上の個体



ごめんねっ、血出しちゃった

短時間ながらも狙い通りの展開に満足して帰路についた


埼玉県内は東京より明らかに魚の個体数は少ないが
都内の河川よりバラエティーに富んだシーバス釣りが可能だと
思っています
川も大場所、小河川、ドブ川のような場所も、橋あり瀬あり
潮汐のタイムラグも釣りを難しくするファクターだが
逆手にとって河川を選べばいつでも県内で釣りが成立する強みに
ベイトパターンも自分が知る限り
バチ、イナ、稚鮎、レン稚魚、手長エビ、カマツカ、ハゼ
以上はパターンとしてしっかり成立する

多種多用なベイトに河川環境、そこに潮汐タイムラグ
釣れる魚はエサを求め遡上してきた個体
ベイトを飽食しコンディションは抜群なヤツが多い

海なし県ならではのdiversityなゲーム性

これがサイタマクオリティー!


















 

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