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▼ 自己シーバス論②
前回ログに続き、調子に乗って完全自己シーバス論です(笑)
今回は的を一つに絞ってログを綴ります。
さてテーマとは?
「ファクター(要因)」について
今回はここら辺のことをアツく語りましょう
【1】シーバスがステイする為のファクター
(1)ベイト
ベイト・・・シーバスの餌となるもの。
バチ・コノシロ・サヨリ・アジ・イワシ・アミ・イナッコ・アユ・エビ等の甲殻類・・・etc..
これらが居なければ捕食者たるシーバスは見込めません。
ハッキリ言って、ベイト無くしてシーバスは成らずです。つまりベイトを見つけることがシーバスを見つけることに等しいでしょう。
ではベイト別に見てみましょう。
バチ・・・砂泥性底を主に好む多毛類の一種。春には「バチ抜け」と呼ばれる産卵・生殖活動の為、夜間、巣穴から出てきて水中を漂う。この際が所謂「バチパターン」と言われ、シーバスのバイトは吸い込む、または啄む程度のショートバイトとなることが多い。
コノシロ・・・港湾(内湾)から河口域までに生息し、比較的遊泳力は弱く、大量の群れで行動する。魚体は脆く、皮が薄いため外敵から少しでも傷を負わされた場合はほぼ間違いなく捕食される。身の栄養価は高く、タンパク質・脂質に優れ、捕食者も好んで捕食する傾向にある。秋から冬にかけて、河口部近辺で産卵を行う。
サヨリ・・・港湾から河口域までに生息し、主に表層を漂う。最大で40㌢程度まで成長するが、河川や港湾に回遊するのはせいぜい25㌢程度まで。シーバスの偏食パターンの中で最も難しいとされる。ルアーは基本「動かない」こと。
アジ・・・生息域は幅広く、動きは俊敏。また足が早く、大量に居ても翌日にはさっぱりなんてこともある。20㌢を超えてくると、ベイトとしては不向きで同サイズの他のベイトと比較すると遊泳力にかなりの差がある。加えて鰭等の骨組織がかなり堅固なものとなり、丸呑みする際に口腔及び食道内を負傷する恐れがあるのであまり好まれない。
イワシ・・・主に外海から港湾部の表層を大量の群れで遊泳する。また、河口域やサーフにも入って来ることもある。字の通り、弱い魚で最大で25㌢前後(ウルメイワシ等)になるが、主にベイトとなるのはカタクチイワシ。弱い特性を群れという組織で補い、身の危険の多い夜間には港湾内部や浅い場所へ入り、朝になると再び沖へ回遊を行う。青物等の朝マズメや夕マズメが良いと言われるのは、このタイミングで出入りするベイトを捕食する為。
アミ・・・常夜灯などで照らされた水面を漂う。これはいよいよ捕食できるベイトがいなくなってしまった場合のパターン。サイズがサイズだけに、何度も捕食行為を繰り返さなくてはならない。当然、使用するルアーもシルエットの小さい物になる。アミを捕食する小魚が付いていれば嬉しい。地域によるが、冬場に良く見られる。
イナッコ・・・河川上流部まで入り込み、流れ込みなどに溜まる。あまり好んで捕食されることは無く、他のベイトが十分にいればまずそっちに付く。生息域が砂泥底で、その砂泥を口に含みその中から養分を摂取する。そのため臭いが強く、イナッコ体内の砂泥も一緒に捕食することになるのでシーバスからは好まれていないのかもしれない。しかし、比較的捕食し易いベイトで、それほど難しいパターンでもないので釣るのは難しくない。
アユ・・・河川に生息。春は稚鮎、秋は落ち鮎とそれぞれパターンが存在。放流直後の稚鮎や生殖活動後の、つまりは落ち鮎は流され易いので待ち伏せによる捕食活動が主となる。その為、シーバス自体も速い流れの中に潜んでいることが多く追い喰いはしないので、極論、ルアーのトレースラインを1メートル単位で刻んだ方がより効果的に喰わせられる。
甲殻類・・・底部やテトラ帯等の姿を隠せる場所に常棲。主にカニやエビなどを指す。あまりパターンとなることはないが、これらをベイトとする時にはシーバスの意識は下方向に向く。この時、表層~を流してもシーバスの頭上を通過してはバイト率は下がる。また、同じ様に下方向を意識するパターンでハゼもその一つ。ハゼの場合、干潟等で主な底部のベイトとなる。
他にも様々なベイトがいますが、主なものを羅列してみました。
ここで個人的見解からシーバスの好みと思われるベイトを少し考えてみようと思います。
シーバスが食すベイトは、当然ですがシーバス自身が生きる為の糧です。人間に当てはめて考えてみましょう。「食」の欲求を満たす為であれば誰しも「美味しい物をお腹いっぱい」ですが、それは一番の理想。しかし、シーバスがベイトを選ぶ基準は「美味しい物」ではありません。シーバスのみに限らず、ほぼ自然界の生物の「食」の基準は「捕食し易い」に限ります。続いて、「栄養価が高い」という基準でしょうか。(まぁ、「栄養価が高い」≒「美味しい物」となりますが。)
そこを踏まえて前述したベイトに優先順位を付けてみます。
イワシ>コノシロ>イナッコ>アユ(稚アユ・落ちアユ)>サヨリ>アジ>バチ>甲殻類>アミ
意外にも、イナッコが高順位に位置します。
これは、捕食し易く、群れる性質からです。
イワシ・コノシロは群れる性質があり、ストレスに弱く捕食し易い、また栄養価(特に脂肪分)も高い為です。イワシの方を優先としたのは、基本サイズの差です。イワシとコノシロを同じ数だけ捕食した場合、コノシロの方が早くお腹いっぱいになる=イワシ食ってる時の方がお腹減ってるかも=ルアーに食ってくるチャンスが高い。
アユは捕食し易さでは完全に上位ですが、捕食の為に使う労力が大きいです。早い流れの中に身を置かなければならないこと。また、アユ自体がイワシ等に比べ群れるものではない。
サヨリは群れる性質にありますが、体積が小さい。
アジは動きが早く、骨格が丈夫。
バチは捕食し易いけど、お腹いっぱいとまでなると気が遠くなる。
その他は結構テキトーです(笑)
(2)ストラクチャー(変化)
ステイする為のファクターとして、「ストラクチャー(変化)」を挙げます。
前回のシーバス論
http://www.fimosw.com/u/kanapapa/tudgdytdi8fxi6
でストラクチャーについてはいくつか触れました。
ので、こちらでは記述しません。前述記事を参照願います。
ただ、一つだけ。
逆にストラクチャーと思われるものが一切無い時は?
こんなケースは無いとは思いますが、、、
ストラクチャーの一切が無く、でもベイトが群れてる・・・シーバスがボイルしている・・・かも。
そんな時のストラクチャーとは??
ベイトそのものがストラクチャー
群れる性質のベイトであれば、その下にこそシーバスは潜みます。
気付かれるやろ!!ってとこですけど、表層~中層までベイトが群れていたとして、中層付近のベイトは存在に気付いていても表層付近のベイトは中層のベイトがブラインドとなり、シーバスの存在に気付いてなくて下からの捕食の格好の餌食となっているかもしれません。また、中層付近のベイトは気付いていたとしても群れを離れようとすれば、逆に餌食になってしまいます。また、表層に移動しようとしてももともといた表層のベイトが邪魔になり、うまく移動できません。
ステイする為のファクターとしては大別して以上です。
ベイトは捕食する為にステイするファクター
ストラクチャーは捕食する為にと、単純にステイする為のファクター
今回はここまで
次回予告
シーバスが捕食行為を行なう為のファクター
※この論は全て個人の予想及び妄想により記述されています。よって、全てを鵜呑みにされることはオススメしません。
今回は的を一つに絞ってログを綴ります。
さてテーマとは?
「ファクター(要因)」について
今回はここら辺のことをアツく語りましょう

【1】シーバスがステイする為のファクター
(1)ベイト
ベイト・・・シーバスの餌となるもの。
バチ・コノシロ・サヨリ・アジ・イワシ・アミ・イナッコ・アユ・エビ等の甲殻類・・・etc..
これらが居なければ捕食者たるシーバスは見込めません。
ハッキリ言って、ベイト無くしてシーバスは成らずです。つまりベイトを見つけることがシーバスを見つけることに等しいでしょう。
ではベイト別に見てみましょう。
バチ・・・砂泥性底を主に好む多毛類の一種。春には「バチ抜け」と呼ばれる産卵・生殖活動の為、夜間、巣穴から出てきて水中を漂う。この際が所謂「バチパターン」と言われ、シーバスのバイトは吸い込む、または啄む程度のショートバイトとなることが多い。
コノシロ・・・港湾(内湾)から河口域までに生息し、比較的遊泳力は弱く、大量の群れで行動する。魚体は脆く、皮が薄いため外敵から少しでも傷を負わされた場合はほぼ間違いなく捕食される。身の栄養価は高く、タンパク質・脂質に優れ、捕食者も好んで捕食する傾向にある。秋から冬にかけて、河口部近辺で産卵を行う。
サヨリ・・・港湾から河口域までに生息し、主に表層を漂う。最大で40㌢程度まで成長するが、河川や港湾に回遊するのはせいぜい25㌢程度まで。シーバスの偏食パターンの中で最も難しいとされる。ルアーは基本「動かない」こと。
アジ・・・生息域は幅広く、動きは俊敏。また足が早く、大量に居ても翌日にはさっぱりなんてこともある。20㌢を超えてくると、ベイトとしては不向きで同サイズの他のベイトと比較すると遊泳力にかなりの差がある。加えて鰭等の骨組織がかなり堅固なものとなり、丸呑みする際に口腔及び食道内を負傷する恐れがあるのであまり好まれない。
イワシ・・・主に外海から港湾部の表層を大量の群れで遊泳する。また、河口域やサーフにも入って来ることもある。字の通り、弱い魚で最大で25㌢前後(ウルメイワシ等)になるが、主にベイトとなるのはカタクチイワシ。弱い特性を群れという組織で補い、身の危険の多い夜間には港湾内部や浅い場所へ入り、朝になると再び沖へ回遊を行う。青物等の朝マズメや夕マズメが良いと言われるのは、このタイミングで出入りするベイトを捕食する為。
アミ・・・常夜灯などで照らされた水面を漂う。これはいよいよ捕食できるベイトがいなくなってしまった場合のパターン。サイズがサイズだけに、何度も捕食行為を繰り返さなくてはならない。当然、使用するルアーもシルエットの小さい物になる。アミを捕食する小魚が付いていれば嬉しい。地域によるが、冬場に良く見られる。
イナッコ・・・河川上流部まで入り込み、流れ込みなどに溜まる。あまり好んで捕食されることは無く、他のベイトが十分にいればまずそっちに付く。生息域が砂泥底で、その砂泥を口に含みその中から養分を摂取する。そのため臭いが強く、イナッコ体内の砂泥も一緒に捕食することになるのでシーバスからは好まれていないのかもしれない。しかし、比較的捕食し易いベイトで、それほど難しいパターンでもないので釣るのは難しくない。
アユ・・・河川に生息。春は稚鮎、秋は落ち鮎とそれぞれパターンが存在。放流直後の稚鮎や生殖活動後の、つまりは落ち鮎は流され易いので待ち伏せによる捕食活動が主となる。その為、シーバス自体も速い流れの中に潜んでいることが多く追い喰いはしないので、極論、ルアーのトレースラインを1メートル単位で刻んだ方がより効果的に喰わせられる。
甲殻類・・・底部やテトラ帯等の姿を隠せる場所に常棲。主にカニやエビなどを指す。あまりパターンとなることはないが、これらをベイトとする時にはシーバスの意識は下方向に向く。この時、表層~を流してもシーバスの頭上を通過してはバイト率は下がる。また、同じ様に下方向を意識するパターンでハゼもその一つ。ハゼの場合、干潟等で主な底部のベイトとなる。
他にも様々なベイトがいますが、主なものを羅列してみました。
ここで個人的見解からシーバスの好みと思われるベイトを少し考えてみようと思います。
シーバスが食すベイトは、当然ですがシーバス自身が生きる為の糧です。人間に当てはめて考えてみましょう。「食」の欲求を満たす為であれば誰しも「美味しい物をお腹いっぱい」ですが、それは一番の理想。しかし、シーバスがベイトを選ぶ基準は「美味しい物」ではありません。シーバスのみに限らず、ほぼ自然界の生物の「食」の基準は「捕食し易い」に限ります。続いて、「栄養価が高い」という基準でしょうか。(まぁ、「栄養価が高い」≒「美味しい物」となりますが。)
そこを踏まえて前述したベイトに優先順位を付けてみます。
イワシ>コノシロ>イナッコ>アユ(稚アユ・落ちアユ)>サヨリ>アジ>バチ>甲殻類>アミ
意外にも、イナッコが高順位に位置します。
これは、捕食し易く、群れる性質からです。
イワシ・コノシロは群れる性質があり、ストレスに弱く捕食し易い、また栄養価(特に脂肪分)も高い為です。イワシの方を優先としたのは、基本サイズの差です。イワシとコノシロを同じ数だけ捕食した場合、コノシロの方が早くお腹いっぱいになる=イワシ食ってる時の方がお腹減ってるかも=ルアーに食ってくるチャンスが高い。
アユは捕食し易さでは完全に上位ですが、捕食の為に使う労力が大きいです。早い流れの中に身を置かなければならないこと。また、アユ自体がイワシ等に比べ群れるものではない。
サヨリは群れる性質にありますが、体積が小さい。
アジは動きが早く、骨格が丈夫。
バチは捕食し易いけど、お腹いっぱいとまでなると気が遠くなる。
その他は結構テキトーです(笑)
(2)ストラクチャー(変化)
ステイする為のファクターとして、「ストラクチャー(変化)」を挙げます。
前回のシーバス論
http://www.fimosw.com/u/kanapapa/tudgdytdi8fxi6
でストラクチャーについてはいくつか触れました。
ので、こちらでは記述しません。前述記事を参照願います。
ただ、一つだけ。
逆にストラクチャーと思われるものが一切無い時は?
こんなケースは無いとは思いますが、、、
ストラクチャーの一切が無く、でもベイトが群れてる・・・シーバスがボイルしている・・・かも。
そんな時のストラクチャーとは??
ベイトそのものがストラクチャー
群れる性質のベイトであれば、その下にこそシーバスは潜みます。
気付かれるやろ!!ってとこですけど、表層~中層までベイトが群れていたとして、中層付近のベイトは存在に気付いていても表層付近のベイトは中層のベイトがブラインドとなり、シーバスの存在に気付いてなくて下からの捕食の格好の餌食となっているかもしれません。また、中層付近のベイトは気付いていたとしても群れを離れようとすれば、逆に餌食になってしまいます。また、表層に移動しようとしてももともといた表層のベイトが邪魔になり、うまく移動できません。
ステイする為のファクターとしては大別して以上です。
ベイトは捕食する為にステイするファクター
ストラクチャーは捕食する為にと、単純にステイする為のファクター
今回はここまで

次回予告

シーバスが捕食行為を行なう為のファクター
※この論は全て個人の予想及び妄想により記述されています。よって、全てを鵜呑みにされることはオススメしません。
- 2012年12月1日
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