シーバス1匹釣るまでの記録(7回目)ボラ太郎

これは、いい歳のおっさんが、シーバスを釣りたいと思い立ち、その願いを叶えるまでの軌跡・・・になるかもしれない記録です。


「パパ、また釣れない釣りに行くの?」という無邪気な子供の問いに「釣れない釣りはただの釣りだ」とハードボイルドに決めたところで「ふ~ん、頑張って」と流されて悲しいオッサンは、今日も独り川に向かいます。


自分が行く場所の対岸ではいつも大きなボラが跳ねています。

毎回必ずいるので、ボラ太郎と名付けました。

シーバスが釣れなくても、ボラ太郎が精いっぱいジャンプして「俺も頑張っているからお前も頑張れ」と励ましてくれます。

自分も、「ボラ太郎、今日はいつもより高く飛べてるぞ」と心の中でエールを返します。


この日は、ボラ太郎とその仲間たちがいつになく荒らぶっていました。
川のいたるところでボラがジャンプしています。
足元で跳ねた水しぶきが顔にまで飛んできました。


ボラが跳ねる理由は諸説あるようですが、とても興味があります。
驚いて、というのには無理があると感じます。
酸素不足という説や、寄生虫を払っているという説もあるようです。


とにかくこの日はジャンプ競技会でもやっているのか、というくらいボラが跳ねていました。
一度は、ルアーが着水したと同時にその場所でボラが跳ねたので反射的に合わせを入れてしまいました。


ところで釣り動画を見てるとよく「シーバスのライズがあちこちで~」なんてコメントを耳にします。

ボラジャンプとシーバスのライズってどうやって見分ける(聞き分ける)んでしょうか?


さすがに自分も、濡れた雑巾を床にたたきつけたような「ビッターン!」という音や、水切りした石のように連続で跳ねていくのはボラだとわかるのですが、ボシャっという音は判別が尽きません。


もしかして、と音のした方にルアーを投げ込むのですが、十中八九ボラに向かって投げてる気がしています。


この日は、新戦力のコモモ2をひたすら投げました。

トップルアーは楽しいですね。
これでルアーに魚が出てくれたら超楽しいと思いますが、残念ながら超楽しい展開にはなりませんでした。

釣れなくても、ボラ太郎がジャンプする限りめげずに通おうと思います。

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なんと、通っている釣り場の近辺は、近く浚渫工事が始まるようです。
正直、シーバスというのはもう少しイージーな釣りかと思って侮っていました。
自分の力量では工事が始まるまでに1匹釣るのは厳しそうです。

このまま引き下がるわけにはいきません。
どうやらフィールド開拓も始める必要がでてきました。
 

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