3月になって今年の新製品も続々と入荷中で、リールオタとしても気持ちがワクワクしますね～。

スピニングリールは、マグシールドやコアプロテクト等の防水機構の導入で弄りにくくなったり、クラッチ・レバーの廃止等で私にとって少々魅力が薄くなっています。

なので、最近面白くて興味深いのが小型の両軸リール。
バス用のベイト・リール、そしてそのベイトリールから派生した船リール。
種類も多くある程度行き着くところまで行った感はあるけれど、ダイワのTWシステムやシマノのマイクロ・モジュール・ギアやエキサイティング・ドラグサウンド等の新機構もあり目が離せません。
また、スタイリッシュなカウンター付きリールの数々もダイワ、シマノ共に目が離せません。

で、今回特に気持ち惹かれるリール。
シマノのゲンプウXTと同じくシマノのスティーレSSの2種類です。
ゲンプウXT
バス用のカシータスのボディの素材をCI4+からグラス繊維入りの高強度樹脂にグレードダウンしたシマノ廉価両軸リール。
兄弟機種に炎月BBとかグラップラーBBがあり定価で3,500円お高いですがCI4+素材で20ｇ軽くなってます。
更に廉価なゲンプウもあるけれど、見た目が安っぽくないのと、PGモデルが用意されているところがXTの値打ちになります。
とてもアンダー・諭吉のリールとは思えませんよね。

狙いは、201PGで、使用目的はタコ。
樹脂製リールでタコ大丈夫なの？っていう感もありますが、ボディはかなりコンパクトなので強度的にはかなり有利です。
まぁ、タコは重いだけで青物のように強く引きませんからこのボディで十分だと思います。
アルファタックルから発売されるフネタツ明石タコ185と合わせて購入してもライン代金と合わせて２諭吉程度に収まるリーズナブルさ。
このリールは間違いなく買いです。
勿論、小物釣り用にノーマル・ギアモデルも良いと思いますが、小物釣りなら定価で4,100円も安いゲンプウで十分かも知れませんね。
タコ用リールとしては、エランワイドパワー・オクトパスSPⅡがテールウォークから発売されたのでヘビー・デューティー志向の方はそちらを選んだ方が良いと思います。
非力な方は、ゲンプウXTを購入すると幸せになれると思います。

そして、スティーレSSですが、正直スティーレ・シリーズの廉価機種と言うことでそれほど魅力も感じていなかったのですが、今日製品を触ってみて気持ちが変わりました。

アルミフレームだけどかなり軽いです。
こいつは買いです。
同じスコーピオン70フレームで炎月ならマイクロモジュール・ギアが搭載されていますが、重量は50ｇ重く価格は定価で2,000円お高いです。
この辺りは個人の価値観によるのですが、小物釣り用のリールとしてこの軽さこそアドバンテージだと考えるので私は迷わずスティーレSSと言う事になります。

小物釣りでカウンター付きのスタイリッシュなリールを使う方が増えてきていますが、明石海峡付近での底から何メートルの釣り（メバル、ガシラ、タイラバ等）ならカウンターを見るより、ラインのマーカー見る方が正確に棚が取れるので私はカウンターは不要だと思っています。
余計な機能で重量を重くするよりもシンプルでより軽いリールというのが、私の求めるリールになります。

このリール、合わせて購入しても諭吉３人と言ったところです。
う～ん、これは春から散財ですなぁ～。
とは言っても、シマノさんの都合で左ハンドル仕様は後発のようなのでしばらくお預けです。